最強の戦闘アンドロイドがメイドになってやって来た！ 中山文十郎＆ぢたま某『まほろまてぃっく Automatic Maiden』全8巻

中山文十郎＆ぢたま某『まほろまてぃっく　Automatic Maiden』第１巻　美里家のメイドさん
「1980年代初頭から地球への侵略をはじめた外宇宙からやってきた異星人セイント。その侵略に対抗する組織ヴェスパーの最強の戦闘用アンドロイド・まほろは、戦いに疲弊し、アンドロイドとしての寿命が尽きてきたことを知らされる。残ったわずかな時間を自由にすることを許された彼女は、一人暮らしの中学生・美里優（みさとすぐる）の家へと行き、住み込みメイドとして働くことにするのだが・・・」
ワニブックス-----------GUM COMICS-----------1999年----------950円

今更ながら「まほろまてぃっく」を全部読んでみました。はじめの１〜２巻は読んでたんですが、残りは読んでなかったんですよね〜。
宇宙人と戦っていた最強の戦闘アンドロイドであるまほろさんが、残ったわずかな寿命をとある少年の家でメイドをすることで過ごそうとするお話です。これの原作は中山文十郎氏、作画はぢたま某氏です。

雪降る夜に再び、あの坂道で出会い・・・。奈須きのこ原作『劇場版 空の境界 終章/空の境界』DVD

『劇場版　空の境界　終章/空の境界』
「1999年3月。すべての事件が終わったあと、病院を退院していた黒桐幹也（こくとうみきや）は、雪の降る深夜に街へと散歩へと出かける。ある予感を抱きながら。そして四年前にはじめて出会った場所で、再び『両儀式』に出会うことになるのだが・・・」
原作/奈須きのこ＆イラスト/武内崇--------監督/近藤光-----アニプレックス------ufotable------ノーツ-------出演/坂本真綾、鈴村健一--------2011年--------33分------4410円

劇場版『空の境界』は、原作小説の最後の部分、「空の境界」がなかったのですが、とうとうその部分も映像化されました。「終章/空の境界」は原作ではたった14ページの話なのですが、それを30分使って、じっくりと描き出したものになっています。

田舎町へと帰ってきた少女は閉じられた街の中に閉じ込められ・・・。たなかのか『タビと道づれ』第１巻

たなかのか『タビと道づれ』第１巻
「とある路線に乗って終点駅の緒道駅へと降り立った少女タビ。そんな彼女にいきなり話かける警官ニシムラと少年ユキタ。彼らはタビにここにどうやって来たのかを訪ねる。はじめは意味が解らなかったタビだが、この土地が不思議な現象により閉ざされた空間だと知り・・・」
マッグガーデン------------ブレイドコミックス-------------2007年---------562円

「月刊コミックブレイド」で連載していた作品「タビと道づれ」を読んでみました。作者はたなかのか氏。全六巻。

ラブコメ的展開を楽しみつつ女の子たちを堪能する。馬鈴薯『ちんちんかもかも』

馬鈴薯『ちんちんかもかも』
「落第生の孫崎と魚谷は、冷血女教師・公原（きみはら）の自分たちへの冷たい態度に憤慨し、恥ずかしい秘密を摑んでバラしてしまおうと考える。しかし、忍び込んだ公原の部屋を物色している時に、当の本人が帰ってきてしまい・・・」
ワニマガジン社---------ワニマガジンコミックススペシャル-----------2011年----------------1000円

馬鈴薯氏の二冊目の単行本です。意味がわかるようなわからないような不思議な語感のタイトルですね（笑
収録作品は、「妄想夫婦」「のぼせ湯」「ちんちんかもかも」「妄想夫婦　月子さんの昼下がり」「妄想姉妹　きみはたそがれ」「冷血女教師はいかが？」「ゆきどけ」「らぶじー」「まりんスノウ」「彼女はまけずぎらい」「まだみぬ」「いんどあ」「1日ちえり」「ちえりのドッキリ◯秘報告」の14編です。
半分くらいの作品では、実は少しずつ登場人物がかぶってたりもします。

ちぐはぐ苗字の男女の淡く素敵なやりとりを描く。蛇足せんたろう『ヒメとトノ』第１巻

蛇足せんたろう『ヒメとトノ』第１巻
「男なのに名前が『御姫』のヒメ、女なのに名前が『戸野』のトノ。そんなちぐはぐな名前の二人は中学で同窓だった高校生。二人は今日も今日とて仲良くドーナツ屋で、甘く楽しい時間を過ごすのだった・・・」
芳文社-----------MANGA TIME KR COMICS KIRARA MENE 484---------2011年-------819円

蛇足亭の蛇足せんたろう氏の初単行本です。ドーナツ大好きな女の子・トノと、ちょっとスケベだけど仲良しな男の子の、甘くたどたどしい関係を描いた四コマ漫画です。

願いを叶えるため、姫士たちの戦いがはじまる。丸山トモヲ『円卓の姫士』第１巻

丸山トモヲ『円卓の姫士』第１巻
「七年振りに神炉町へと帰って来た原田騎志（はらだきし）は、幼馴染みの少女・白姫イズヌと再会する。しかし、彼はイズヌに誓った純真さをこじらせて、すっかり『騎士』に憧れるおっぱい星人の高校生となってしまっていた！　子供の頃から成長していないイズヌの胸に落胆する騎志だが、かつて空から落ちた冠角（アニムス）を受け入れた『姫士（プレイア）』たちの戦いに巻き込まれ、図らずもイズヌの『駒（チェスマン）』として戦うことになるのだが・・・」
幻冬舎コミックス--------------バーズコミックス-----------2008年----------590円

「コミックBIRZ」で連載されていた作品です。流星のようなものを受け入れた少女たちが、騎士ならぬ『姫士（プレイア）』として異能の力を手に入れて、互いに相手を潰しあおうとする戦いをコミカルに描きます。作者は、「月刊少年ジャンプ」でやってた「ザ・ファング　BLOODY ROAR」の丸山トモヲ氏。「ザ・ファング」は新装版が幻冬舎から出てますね。

攻め寄せる中央諸国連合軍。世界の変革が戦いにも影響していく・・・。橙乃ままれ『まおゆう魔王勇者』第2巻 忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀

橙乃ままれ『まおゆう魔王勇者』第2巻　忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀
「農奴解放などの政策によって、中央諸国と対立してしまった南部の三か国同盟。冬の到来を前にして急遽、中央諸国軍が攻め寄せ、さらには白夜軍と魔族までもが侵攻してくる。魔王不在の中、勇者や諸侯、そして魔王の弟子たちはそれぞれの力を試されていくのだが・・・」
エンターブレイン------2011年--------1200円--------イラスト/toi8------対談/笹本祐一＆新城カズマ

ネット上の掲示板で書き続けられた奇妙な小説「まおゆう」の第２巻「忽鄰塔の陰謀」です。
1巻では、新しい世界の革新を目指すため、手を組んだ魔王と勇者。冬の国に地盤を得てとうとう不当な扱いを受ける南部三か国を巻き込んで、農奴解放までやってきました。しかし、これが魔族との戦いで利益を得る聖光教会と中央諸国の怒りを買い、とうとう戦いになってしまいます。

ちっちゃい水着は白いと、より扇情的。ほとんど裸の女の子がWで表紙に。『comic快楽天』2011年3月号

『comic快楽天』2011年3月号
表紙・巻中カラー・西安「もったいないおばけ」
巻頭カラー・よしろん「嫁汁しぼり」
アシオミマサト「Cheer Sweat!」
tosh「酔い恋」
ReDrop「年上のお・と・う・と」
スミヤ「センテンス・ガール」
石川シスケ「その後のヲタクたち」
にくたま「えろいも」
田沼雄一郎「ポイントカードは忘れずに♡」
いーむす・アキ「おかず少女」
道満晴明「ぱら☆いぞ」
馬鈴薯「ちえりの」
宵野コタロー「思春期ツインズ」
isao「ハプニング同窓会！」
MGジョー「ゆーわくショッピング」
甲斐まるこ「ゲームオーバー」
蜂矢マコト「ウサギーマスク」
巻末カラーイラスト・村田蓮爾
ワニマガジン社------2011年-----380円

濃厚エロたっぷりな「快楽天」の最新号が出ました。
表紙は西安氏で、カラーつきの漫画も掲載されています。今回はなんか「快楽天」の常連ではない人が多く掲載されてた感じです。

恋愛話といえなくもない作品も込みで恋愛ばっかり充実させてる。『楽園 Le Paradis（ルパラディ）』第4号

『楽園　Le Paradis（ル パラディ）』第4号
表紙・シギサワカヤ「エンディング」
売野機子「愛のけものにしたがいなさい」
二宮ひかる「魔法使いの冷酷」
木尾士目「Spotted Flower」
竹宮ジン「想いの欠片」
武田春人「えみちゃんの起点」
かずまこを「ディアティア」
水谷フーカ「14歳の恋」
西UKO「コレクターズ」「p.v.」
あさりよしとお「小惑星に挑む」
宇仁田ゆみ「ノミノ」
竹田昼「小鳥三昧」
日坂水柯「すきなひと」
沙村広明「筒井筒」
黒咲練導「kissing number problem」
鬼龍駿河「乙女ループ」
鶴田謙二「ひたひた」
ニリツ（イラスト）
白泉社-----------2010年--------743円


白泉社の年三回発行の恋愛雑誌。第4号目です。
出たの去年ですが、記事はいまさら。時間なかったんですよ。で、思い出して書いてみた。

プーム・プームと唱えれば、無意識の願いが叶うという噂を追い・・・。上遠野浩平『ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト』

上遠野浩平『ブギーポップ・アンノウン　壊れかけのムーンライト』
「レモンのような光りの粒が輝く時、『プーム・プーム』と唱えれば、どんな願いも叶う。そういう都市伝説のことを調べようとする合成人間メロディ・クール。三人組の仲良し娘のひとりとして、隠れて生活する歌上雪乃は、友達の藤花たちとともに月天公園へと行くが、そこでは人々が不可解な行動を起こしていた。そしてフォルテッシモもまたこの土地へとやってくるのだが・・・」
アスキー・メディアワークス------------電撃文庫-----------2011年---------550円-------イラスト/緒方剛志

上遠野浩平の「ブギーポップは笑わない」の最新刊。三人組の女の子と男の子たちを中心とした話。