打ち切りになり新作を作り出すも、担当とうまく噛み合ず迷走しだし・・・。小畑健＆大場つぐみ『BAKUMAN（バクマン。）』第7巻 ギャグとシリアス

小畑健＆大場つぐみ『BAKUMAN（バクマン。）』第7巻　ギャグとシリアス
「亜城木夢叶の連載作品『疑探偵TRAP』は打ち切りが決定してしまう。落胆する真城最高（ましろもりたか。サイコー）と高木秋人（たかぎあきと。シュージン）だが、次に目を向け、新作のことも考えなければいけなくなった。しかし、担当編集の港浦（みうら）は、彼らの得意な作風ではなく、ギャグを取り入れるべきだと強く主張する。そのことに不満な二人は、シリアスとギャグの両方を同時に描いて見せるといい、さらに・・・」
集英社------ジャンプコミックス------2010年------400円

新人漫画家漫画「バクマン。」の最新巻です。
せっかく「ジャンプ」でやっていた連載も、前回の病気による休載が影響して、打ち切りになってしまいました。しかし、すぐに次に描く作品に取り掛かります。

パーツショップの裏側はこんなに厳しくコミカルで。藤堂あきと『パーツのぱ』第2巻

藤堂あきと『パーツのぱ』第2巻
「秋葉原にある小さなパーツショップ『こんぱそ』。スパイとして入っていた手木崎は、務めていたプラントPCに裏切られ、その影響で代理店からの入荷数が激減する。店長は姿をくらまし、店は窮地に立つのだが・・・」
アスキー・メディアワークス------電撃コミックスEX------2010年-----780円

「週刊アスキー」連載中の、パソコンのパーツショップを舞台にした漫画。けっこう人気あるみたいです。
プラントPCから切り捨てられてしまった手木崎。彼の手腕の元であったプラントPCというバックがなくなってしまったため、こんぱそに入荷される品物が激減。お店としては困ったことになります。店長も厳しい状況で店に来なくなってしまいますし、代理店に行くもあしらわれる手木崎も自分の無力さを思い知ります。しかし、本楽ちゃんがなんとかカバーする感じで動き回り、結局お店はそのまま続けることに。ここらへんのシリアスな展開はありますが、その後はまたパソコンショップでのあれこれをネタにしたコメディ調が強くなっていきます。

自慰をしたことがない青年が、自分だけの快楽に目覚める・・・。朔ユキ蔵『セルフ（self）』第１巻

朔ユキ蔵『セルフ（self）』第１巻
「図書館で働く国木田陽一は、二十数年の生涯の中で一度もオナニーをしたことが無く過ごしてきた。陽一は付き合ってきた女性たちとの交わりを自分が彼女たちの『性器のドレイ』と感じていたが、同僚の言葉がきっかけで、自分だけの快楽=オナニーをしてみたいと思うようになる。しかし、オナニーの仕方を知らない陽一は・・・」
小学館----------ビッグコミックス----------2009年------514円

朔ユキ蔵氏が2008年から「ビッグコミックスピリッツ」で連載している「セルフ」を買いました。話題になってましたが、やっと読めた。
中学生の頃からセックスの相手がいて、オナニーを一度もしたことがなかった青年・国木田陽一の、「自慰への目覚め」を描いた面白い作品です。

静かに強く。ハッとさせられる切実で熱い想いを描く作品がいっぱい。『楽園 Le Paradis（ルパラディ）』第2号

『楽園　Le Paradis（ルパラディ）』第2号
表紙・シギサワカヤ「誰にも言えない」
売野機子「未明のGIRL」「遠い日のBOY」
西UKO「コレクターズ」「パルファン」
宇仁田ゆみ「ノミノ」
竹宮ジン「想いの欠片」
鬼龍駿河「乙女ループ」
かずまこを「ディアティア」
沙村広明「かまくりあん」
水谷フーカ「GAME OVER」
黒咲練導「レセプタクル　receptacle」「レセプタクル　おまけ」
武田春人「ろみちゃんの恋、かな？」
中村明日美子「木曜日のサバラン」「おはよう楽園くん（仮）」
竹田昼「漱石先生の画」
日坂水柯「すきなひと」
鶴田謙二「ひたひた」
二宮ひかる「オンリーワン」
ニリツ（イラスト）
白泉社-----------2010年--------743円


白泉社が去年創刊した年三回発行の恋愛雑誌の第二号。
今回は、前回のメンバーに加え、沙村広明氏と鶴田謙二氏が描き下ろし作品を掲載。なんか、沙村氏って、短編も上手いから、こういう新雑誌になにげによく呼ばれますね。

平野耕太「ドリフターズ」が表紙。少年画報社『ヤングキング・アワーズ』2010年３月号

『ヤングキングOURS（アワーズ）』2010年03月号
表紙・平野耕太「ドリフターズ」
石黒正数「それでも町は廻っている」
ArkPerformance「蒼き鋼のアルペジオ」
高内優向「ヘン集女王」
水上悟志「惑星のさみだれ」
聖悠紀「超人ロック　ニルヴァーナ」
大石まさる「おいでませり」
長谷川哲也「ナポレオン〜獅子の時代〜」
六道神士「ホーリーブラウニー」
上山道郎「ツマヌダ格闘街」
塩野干支郎次「ブロッケンブラッド」
六道神士「エクセルサーガ」
やまむらはじめ「天にひびき」
沖方丁　さめだ小判「スプライトシュピーゲル」
宇河弘樹「アサギリノミコ〜オルタナティブエディション〜」
竿尾悟「コンビ二ＤＭＺ」
宮尾岳「並木橋通りアオバ自転車店」
緒方てい「平安ブレイズ」
森山大輔「ワールドエンブリオ」
少年画報社---------2010年---------550円

女子拳法部員たちがワイワイやる雰囲気がすごく楽しい！ こむそう『天然あるみにゅーむ！』第2巻

こむそう『天然あるみにゅーむ！』第2巻
「冬のある日。学校に登校すると真貴が休んでいた。昨日、かまくらを作って遊んでいたのが原因らしい。そこで、一年生のみんなでお見舞いに行くことになったのだが・・・」
芳文社------まんがタイムKRコミックス------2010年-----819円

とある田舎にある高校の拳法部に所属する女の子たちの、ちょっとHなドタバタコメディ四コマ漫画の第２巻が出ました。四コマ系の漫画ではかなり好きな作品ですから、待ってましたよ〜

ついに結ばれた志貴とアルクェイド。二人のやりとりにニヤけますよ。佐々木少年＆TYPE-MOON『真月譚 月姫（TSUKIHIME）』第7巻

佐々木少年＆TYPE-MOON『真月譚　月姫（TSUKIHIME。しんげつたんつきひめ）』第7巻
「吸血願望が限界に達し、暴走しはじめるアルクェイド。シエルとの戦いに割って入った志貴だったが、彼女に襲われかける。しかし、アルクェイドは吸血鬼でしかない、と言うシエルに対し、志貴は彼女を放っておけないと言い、消えて彼女を探しはじめるのだが・・・」
アスキー・メディアワークス---------------電撃コミックス--------2010年-----600円

「月姫」のコミカライズ作品の最新巻がやっと出ました。
この巻ではアルクェイドの吸血鬼としての性に苦しむ部分と、それをなんとか救いたいという志貴の思いが、二人の関係をとうとう最後まで行かせてしまいますよ！
とにかく、志貴とアルクェイドのやりとりが秀逸でして、すげー、いい雰囲気です。もう、見ててニヤけちゃいますよ〜。なんだこのバカップルはッ！

ハートと股間がキュンとなる！ コアマガジン『comic HOT MILK（コミック・ホットミルク）』2010年4月号

『comic HOT MILK（コミック・ホットミルク）』2010年4月号
表紙・巻末カラー・INAZUMA「はたらく♡およめさん」
巻頭カラー・ゆりかわ「白くてとろとろのアレ」
巻頭カラー・久川ちん「鳥籠姫」
巻中カラー・三巷文「また会う日まで」
巻中カラー・羽津樹「捕縛罠」
如月群真「Sweethearts」
89「放課後ソープクラブ」
天太郎「ビターチャンス」
A-10「GIRL(?) NEXT DOOR」
大守春雨「密かに教えて！」
D.P「冬雨軟禁」
山文京伝「冬の紫陽花」第三話
しのづかあつと「ざ・ふーる」
らっこ「マコト USO800」
睦茸「あまみドコロ3」
槍衣七五三太「白黒つけてやんよ」
松本ドリル研究所「安眠妨害+（プラス）」
コアマガジン-----------2010年----------380円

「コミックホットミルク」の最新号です。今回の表紙はINAZUMA氏で、巻末のカラー短編のヒロインですが、妻（デレ）で上司（ツン）でブラジル水着エプロンでメガネとパンスト＆ヒールとは、どえらい盛り合わせですよ、奥さん！

突如、屋敷の隣りに現れた建物は罠であるとともに・・・。光永康則『怪物王女』第11巻

光永康則『怪物王女　Princess Resurrection』第11巻
「ある日、シャーウッド姫が訪ねてきた時にはいつの間にか屋敷の隣りに建っていた大きな館。何者かの意図によるものとは解るが、それは謎のまま、行方不明の紗和々（さわわ）を探しにリリアーヌ姫とヒロたちは奥へと進んで行く。皆が時間感覚の狂う中、彼女らは探しに来た紗和々によって襲撃を受けることになり・・・」
講談社-------シリウスKC------2010年-------552円

光永康則（みつながやすのり）氏の「怪物王女」第11巻が発売になりました。今回はこの前紹介した作者の新作「シンバシノミコ」の第１巻と同時発売になりました。ヤンジャン系は本来19日くらいなんですが、23日にしたんですね。はじめそうなったことを知らなくて、「シンバシノミコ」を本屋巡って探しちゃいましたよ。

年上の女性たちのムッチリボディを犯って犯られての特濃プレイ。安藤裕行『おねっぴゅ ～おねーさんはドッピュン汁がお好き～ 』

安藤裕行『おねっぴゅ　～おねーさんはドッピュン汁がお好き～ 』
「美人弁護士の岸本冬華が代表を務める弁護士事務所で働いていた主井（おもい）は、岸本の要求するレベルの仕事を出来ないということで解雇されてしまう。憂さ晴らしに先輩弁護士と風俗に行く途中、路地裏で立ちションをしていたところ、女に突然声をかけられる。それは噂になっていた極上の痴女だったのだが、その正体は実はストレス発散のために男を漁っていた岸本冬華だったのだ・・・」
茜新社------------TENMA COMICS------------2010年--------952円

安藤裕行氏の新刊が発売になりました。
収録作品は「頂戴セレブ種」「教育ママ　松本憂果　29歳」「酔い姉」「BNトレーニング」「路地裏の猥褻物」「彼氏になれたらイイナ♡」「僕の女」「心に刻まれた日」「先生はS? M?」「試着室でスキリ♪」「シーサイドパニック♡」の11本です。