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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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浜口奈津子作品を二つ。

伯爵と踊り子_浜口奈津子

浜口奈津子『伯爵と踊り子』

「勢いで調子のいい男ジョナサンと婚約してしまったダンサーのフィリッパ・マーチン。ジョナサンが登山にいってる間、彼女はチュニジアでベリーダンスのショーの仕事をしていた。しかし、そこにやってきたのは、ジョナサンの叔父だと名乗る美貌の青年ジェームズ・ハバフォード伯爵だった。彼は本物の英国貴族であり、スキャンダルを恐れて彼女を保護しにきたのだが、彼の失礼な態度にフィリッパは反発し・・・」
宙出版/ハーレクインコミックス---エメラルドコミックスハーレクインシリーズ---2007年---600円

素敵な恋愛漫画を描くことで知られる浜口奈津子氏が、ハーレクイン作品のうちのひとつジョアンナ・マンセルの『Dark Temptation』を漫画化したもの。ご本人もハーレクインものは好きなようで、ノリノリである。
なんでもござれの二流のダンサー・フィリッパが、酒の勢いでジョナサンという青年と婚約してしまうのですが、ジョナサンはそのすぐ後にヒマラヤ登山に出かけてしまいます。フィリッパもリゾートホテルのショーダンサーとしてチュニジアへと渡り、そこで冷静になりつつ婚約は破棄しようと考えていました。そこにやってきたのが、ジョナサンの叔父で、イギリスの伯爵であるジェームズでした。彼はイギリス有数の大金持ちでもあり、スキャンダルを恐れて彼女を英国へ連れて行ってジョナサンが戻るまでかくまおうとするのですが、そのジェームズの失礼な態度はフィリッパの気に触ります。金目当ての婚約だと思われたりと、第一印象は最悪でしたが、その後イギリスに連れて行かれてからは徐々に彼に惹かれてしまうフィリッパ。しかし、フィリッパはなんとか彼の魅力から逃れようとします。それは婚約者の叔父なのにというより、昔のある事故のトラウマから、人を愛することに抵抗があったのでした。対するジェームズも、甥の婚約者だというのに彼女に惹かれ抱きしめたりキスしたりと押さえ切れない様子。しかし、彼にも何やら過去にあったようで・・・こんな2人が互いに求め合う愛の物語です。
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くそう。みんな『コードギアス』の22話の話題で盛り上がりやがってぇ。
それくらいメジャーになってるのかアレは。

それはともかく。
宇河弘樹氏の初期作品。たしか『妖の寄る家』よりか先に読んだはず。(一番はじめは『妖~』収録の短編を連載でだったはずだけど)

STANDARDBLUE(スタンダードブルー)_宇河弘樹

宇河弘樹『STANDARDBLUE(スタンダードブルー)』

「2024年の沖縄。似来島に作られた海上都市スタンダードブルー。その地で船舶の引き上げなど、海のなんでも屋をしている祖父・泰造の家にやってきた志磯(しき)。家出をしてきた彼女は、泰造の仕事を見ていくなかで徐々に成長していくのだが・・・」
少年画報社----YKコミックス---1999年----505円

宇河弘樹氏の初の長編作品。近未来海洋もの。全1巻。

「スタンダード・ブルーにくればわかると思ったの 父さんがこの海で何を考え何を見出したのか・・・」

少女・志磯(しき)が、母親との関係が上手く行かず、父方の祖父である泰造のところへと家出してきます。母親は忙しいらしく、全然気づかないくらい。数年前に父親は海洋事故で死亡。死体も海底にあるままという中、それでも海との繋がりを断ち切れない家族。
志磯は泰造の経営する会社で仕事についてまわったりしますが、その中でいろいろな人や事件に出会い、無力で何もできない自分を思い知らされます。
そんな中、とうとう母親に家出した場所を突き止められ、連れ帰らされようとする時、突如として海底噴火がおき・・・
ますます絵に磨きがかかってきた『嬢王』の最新刊です。

嬢王第8巻_紅林&倉科

紅林直&倉科遼『嬢王』第8巻

「アヤカの歌を売ろうと西崎が動き、中坊、大須田、真沙奈の大物たちが彼のオークションに参加する。しかも、その歌を歌うのは、相沢ゆうことリーだった。その一方、西崎が連れてきたターニャを探す謎の男たちが現れ、藤崎彩もそれに巻き込まれてしまうのだが・・・」
集英社----YJコミックスBJ----2007年----505円

この前、倉科氏原作の漫画はみんな一緒だな~、とか言いましたが、それでもやっぱりとりあえず、『嬢王』は面白いや。
ついにデスマッチもラストスパート。Q-1のランキング上位に位置する女たちの熾烈な戦いはさらにテンションが上がっていきます。この巻で一気に盛り上がりましたよ。
今月は過酷なほどの量の漫画が出ましたね。記事書ききれまてませんよ。昨日は、三ついっぺんに書いて大変でしたが、月末発売の雑誌はまとめて楽してみました。

まずはこれでしょう。

アワーズ2007年5月号_youngkingours

『ヤングキングOURS』2007年5月号

表紙・最終回・内藤泰弘『トライガンマキシマム』
巻頭カラー・水上悟志『惑星のさみだれ』
巻中カラー・やまむらはじめ『夢のアトサキIV』
ピエモンテ軍に勝利・長谷川哲也『ナポレオン 獅子の時代』

少年画報社----2007年--500円

『トライガン・マキシマム』がとうとう完結いたしました。うう、よかった~。
この号に載ってる話は、前回、戦場を離れたヴァッシュとナイブズの2人の、その後の話という感じ。

で、どうなったかというと、・・・やっぱり殺さなかったわけです。殺せない! そうだよ~、殺せないよ! ヴァッシュにとってはやはりどうしたって根本的な部分からしてが嫌いきれなかったんだろうし、ナイブズとしてもあそこまでやってしまった中でのあの戦いで、他にも選択肢はあったろうに、殺さなかったわけで。
そして、あの最後は結末としての回帰がその経過と変化を感じさせてくれてよかったです。

結論的にはアニメ版とは少し違う結末が見ることができましたが、なんか、またアニメ作り直すって話が! 『ヘルシング』に続き『トライガン』までも。少年画報社ってば商売上手だな!
これはやっぱり前にもネタにしましたが、『朝霧の巫女』の再アニメ化もありうるかもしれませんね~。『トライガン』も『ヘルシング』も『朝霧の巫女』もみんなして涙を飲んだ以前のアニメだったようですので、今度こそは、ね!
佐藤コンビが描くリビングデッドものの第2巻。

学園黙示録 HIGH SCHOOL OF DEAD(ハイスクール・オブ・ザ・デッド)第2巻_佐藤ショウジ&佐藤大輔

佐藤ショウジ&佐藤大輔『学園黙示録 HIGH SCHOOL OF DEAD(ハイスクール・オブ・ザ・デッド)』第2巻

「突如としてはじまった『奴ら』ゾンビどもの襲撃。やっとのことで学校から逃れた小室孝(こむろたかし)や宮本麗(みやもとれい)たち。しかし町から出るための橋は封鎖され、町の中はゾンビが溢れ帰り混乱を極めていた。さらに、世界各地でもこのゾンビたちは拡大しつつあるようで、孝たちは、救いを求めるよりも、自らの力でここから逃れることを目指すのだった・・・」
富士見書房----角川コミックスドラゴンjr---2007年---580円

二ヶ月連続発売の『学園黙示録』。今度の表紙は女剣士・毒島先輩ですよ。

「頭に血が上ってみんなおかしくなってる 僕らと同じさ」

学校から出て町中を逃げる孝たちですが、町の中でも地獄のような光景が広がっていました。人々は逃げ惑い、秩序を失い、自分だけは助かろうとし、暴力を振るい、その狂乱に引きずられ、ゾンビでも人でも殺したりするようになってしまいます。この町、床主(とこのす)市から出る橋は警察が封鎖し、そこから出ることが出来ないことを知った孝たちは、川の上流へと向かいました。そこには途中で分かれた毒島先輩や高城たちとも合流。ちょうど夜になろうという時間だったので、校医の鞠川先生の友人の家へと向かいます。その友人は警察のSAT隊員だということで、(違法な)武器と車を手に入れた彼等は、それを使って逃げ出そうと試みることになるのです。
最近定期的にレンタル屋でDVD借りてます。しかし、見たい『攻殻機動隊S.A.C SSS』はいつも無い。この前は『イノセントヴィーナス』の1巻を借りました。近未来幕末アクションアニメ。幕末? センスは一部微妙ですがなかなか。

あとこれも買いましたよ。
新次元メイド漫画『仮面のメイドガイ』の最新刊。

仮面のメイドガイ第5巻_赤衣丸歩郎

赤衣丸歩郎『仮面のメイドガイ』第5巻

「財産の継承が迫る富士原なえか。彼女を守る最強のエージェントメイド,メイドガイとフブキのコンビは、今日も存分にご奉仕する。メイド忍者たちの魔の手はなえかのみならず、祖父・全重郎の婚約者となったアラシにも向けられるのだが・・・」
富士見書房-------カドカワコミックスドラゴンJr。2007年---580円

相変わらずのハチャメチャ悪ノリのハイテンションご奉仕漫画。この五巻はあの銀行の話、フブキの親族であるアラシの話、古代メイド文明の話、そして宇宙人の話といったものが入っています。

「約束する! 主婦になったからと言ってメイド服を脱いでもらうような愚かな真似は絶対せぬ!」
どうも~。友人から「お前は日教組の影響を受けている」と言われたマミヅクです。(ど、どこが?)
そんな日教組色に染まったマミヅクの愛読書、大爆笑のダッチワイフエロコメの『ユリア100式』の新刊が出ましたよ~。

ユリア100式第3巻_萩尾ノブト

萩尾ノブト&原田重光『ユリア100式』第3巻
「相変わらず瞬介とは挿入にいたらず一生の性の奴隷となることができないユリア100式。そんな彼女が瞬介の大学の学園祭に行くことになったのだが、やはりそのダッチワイフとしての本性は衆人環視の中でも発揮されてしまい・・・」
白泉社---ジェッツコミックス---2007年---505円

秋葉博士によって作られた高性能ダッチワイフ・ユリア100式によって翻弄される瞬介(婚約者有り)のドタバタ同居生活の日々。
性の奴隷となるために、どうしても瞬介に挿入してもらってインプリンティングされたいユリア。しかし、そうはさせない瞬介は、次々と彼女にプロレス技をかけていきます。また、ユリアは高性能ではあるものの、やはり毎回のようにドジっ娘というか天然振りかつ基本に忠実すぎるがために失敗の連続で、これは瞬介のせいばかりともいっていられない状況です。
『ヤングガンガン』連載中のダーク・ファンタジーの第五巻。(通巻6巻目)

ユーベルブラッド第5巻_塩野干支郎次

塩野干支郎次『ユーベルブラット(Übel Blatt)』第5巻

「シュテムヴェレヒ方伯が殺され緊張する帝国サーラントの七英雄たち。英雄殺しの逆賊ことケインツェルは、七英雄の1人、砲台伯バレスターの領地にある自由都市ユラス・アプラスへと入っていた。そこではケインツェルにグレン侯の四人の手だれの部下たちが襲いかかる。そのころ、逆賊におびえるバレスターは自治権を持つこの都市を攻めるという暴挙に出るのだが・・・」
スクウェア・エニックス-----ヤングガンガンコミックス---2007年---505円

前回、長引きましたがシュテムヴェレヒ方伯をなんとか片したケインツェル。しかし、ピーピやアトたちを置いてさっさと単独行動に出ます。シュテムヴェレヒの領地の隣にあるバレスター砲台伯の領地には、ユラス・アプラスという飛竜船の造船で有名な自由都市があり、そこに入りこみます。アトやアルテアもそこに行って、町の酒屋で踊り子として滞在。そんな中、酒場の舞台でシュテムヴェレヒが殺された事件を小芝居でやっていた人達が砲台伯の部下に因縁をつけられ、殺されそうになる。アトはそれを助けるが、今後は危ないところをその場にいた青年に助けられる。その青年はあっという間に兵士たちをのしてしまうのでした。
前の巻の記事の時、最終巻だと言ってしまいましたが外伝にあたる第8巻が出ました。いい。凄くいい。すでに三回読み直しました。

エマ第8巻_森薫

森薫『エマ』第8巻(通常版)

「若き日のケリーとその夫ダグ。ロンドンは初の万国博覧会で賑わっていたが、彼らもそれに行ってみることになり・・・。」
エンターブレイン---------ビームコミックス----------2007年-------620円

エマとウィリアムの物語は終わりましたが、外伝である短編がまだ連載されています。その短編を集めたのがこの第8巻。
エマの雇い主であった未亡人ケリーの若い頃の話で『夢の水晶宮』は、夫のダグと彼女が万国博覧会デートをします。
『ブライトンの海』は、ウィリアムにふられてしまったエレノア・キャンベルが保養地で感じのいい青年アーネスト・リーヴと出会う話。100年前の海水浴場ですよ。服着たまんま泳いでます。しかも、腕出ただけでエレノアが恥じらってたりして、これがまた。
なんか知らんけど腰が少し痛いです。仕事の時の座り方がよくなかった?
しかし、腰が痛いと力入らないってのはホントですね~。ちょっと痛いだけでも力み切れない感じがします。

それはともかく。
命をかけた先読みバトルの三巻目。

未来日記第3巻_えすのサカエ

えすのサカエ『未来日記』第3巻

「千里眼日記の持ち主である6thこと春日野椿によって追いつめられた雪輝と由乃。由乃は捕まり、椿は彼女を餌に雪輝をおびき出す。だが、雪輝はあきらめてはいなかったのだった・・・」
角川書店。カドカワコミックスA-----2007年----540円

12人の未来予知者たちが、最後の1人になるまで殺し合うサバイバル。12thに続き6thまでも倒した雪輝と由乃の最強予知コンビ。この巻の後半では、雪輝の母親・礼亜(れあ)が登場。舞台は雪輝の家の中となります。礼亜が死亡した会社の同僚の子供を数日預かると言い出してきますが、その子供こそが5thの豊穣礼佑(ほうじょうれいすけ)です。四歳児。けどかなりキテます。この子の未来日記は「はいぱーびじょんだいありー」という絵本。一日に三回しか予知できないけど、礼佑がかなりのくせ者です。どっから手に入れたのか、ヤバい品を次々使ってきます。
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マミヅク
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自己紹介:
昔から漫画大好きでライトノベルもよく読みました。現在も毎日、何かしら読みまくってます。部屋は六畳間に本棚四つな上に、床が見えないという酷い状態になるくらい漫画まみれでラノベづくしです。
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