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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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長編バレエ漫画『舞姫 テレプシコーラ』の後半の巻をまとめて読みました。

テレプシコーラ_舞姫第10巻_山岸凉子

山岸凉子『舞姫 テレプシコーラ』第10巻

「成功したかに見えた韓国での手術だったが、膝に異物が残り再手術が必要になってしまった千花(ちか)。絶望する千花はついにバレエをやめることまで口にしだす。そんな姉の様子を見ながらも妹の六花(ゆき)は、徐々にバレエの力をつけていくのだが・・・」
メディアファクトリー-----MFコミックス---2007年----620円

7巻からをまとめて読んだのですが、もう読みだしたらとまりませんでした。
あの千花の事故以来、ろくなことが無い篠原家でしたが、さらに篠原家を悲劇が襲います。千花は再手術に次ぐ再々手術。六花は人間関係の不和、バレエのレッスンの辛さ、そして才能が開花しそうでしきれない。家族は家族で、倒産やら病気やら。うう、痛ましいです。
中でも千花ちゃんはもうかわいそうでかわいそうで。才能があるし、バレエが人一倍好きだというのに、全然バレエ出来ないし、それなのに六花や同輩は次々に上達し、面白そうなことをたくさんやっていて、取り残されてしまう。この何も出来ないのに他の人たちがどんどん先に行ってしまう、というのは非常に苦しいでしょうね。さらに、やればやったで怪我がたたる。人間関係もいまいち好調とはいえず、重圧と苦悩でまいってしまいます。そして、彼女の決断は・・・
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昨日は春分の日でしたが、朝から仕事。でも遅刻した上に早く帰らされた。何それ。

それはともかく。
忙しくて発売日当日に読めなかったのですが、やっと読めた。

フルーツバスケット第23巻_高屋奈月

高屋奈月『フルーツバスケット』第23巻

「十二支の呪いから解放された夾や由希たち。慊人(あきと)を交えた草摩本家での会合を経て、彼らはそれぞれの道を歩みはじめる・・・」
白泉社----花とゆめコミックス----2007年---390円

人の心を揺さぶり続けた長い話が、とうとう完結!
十二支の呪いによって異性と抱きつくと動物に変身してしまう人たちと、それを取り巻く人々の悲喜こもごもを描いた作品。連載は『花とゆめ』。花ゆめ系で一番売れた漫画でもあるそうです。アニメ化もされました。
現在連載の方がいよいよな感じでワクテカですが、単行本の方はまだ最新刊まで行ってません。すでに3巻まで買ってありますが、とりあえず『ハクバノ王子サマ』第2巻。

ハクバノ王子サマ第2巻_朔ユキ蔵

朔ユキ蔵『ハクバノ王子サマ』第2巻

「転職し女子校に勤めることになった小津。彼は、そこにいた魅力的な女教師・原は、同僚の教師と不倫の関係にあることに気づいてしまう。自分が口出すことではないのは分かっているのに、何か気になってしまい・・・」
小学館。ビッグコミックス-----2006年---505円

婚約者がいるのに同僚の原多香子先生が気になる小津。女生徒たちにはイジられ、妹には問いつめられ、そして多香子先生とは微妙な駆け引きのようなやりとりが。いや、駆け引きというよりも、互いの縄張りを探り合う臆病な動物みたいな感じですね。相手のことが気になっているというのに、素直に行動できてないし、それぞれが自分の立場というものに自覚的なだけに踏み込めないでいる状態。密やかな緊張感がなかなか楽しいです。
やばい。また借りたDVDを見ないまま一週間が過ぎそう。早く見ないと。

それはともかく。
『コミックチャージ』創刊号買ってきました。

コミックチャージ2007年01号

『コミック チャージ(CHARGE)』2007年01号(創刊号)

表紙・きたがわ翔『デス・スウィーパー』
巻頭・本そういち&福島孝徳『神の手を持つ男』
読切り・貞本義行&たかはまこ『アルカイックスマイル』
大和田秀樹『ぶっちぎりCA』
陽香&江島一二三『こちら がむしゅー探偵事務所!』
他。
角川書店------2007年----290円

買ってはみたものの、それほどパっとした作品は無し。好みのがそれほど無いということですが、そうはいってもこの雑誌そのものが派手ではない。似た感じの雑誌としては『ビジネスジャンプ』とか『ビックコミックスペリオール』とか、かな。
とりあえず自分的に一番の目玉である貞本義行氏の『アルカイックスマイル』、最近作風が多様化・先鋭化してきたきたがわ翔氏の『デススウィーパー』、巻頭の本そういち氏のドキュメンタリー風作品『神の手を持つ男』、エロ担当『こちらがむしゅー探偵事務所!』、ギャグ担当の大和田秀樹氏の『ぶっちぎりCA』、といったあたりは面白く読みました。
ああ探をちゃんと読み始めました。

ああ探偵事務所第1巻_関崎俊三

関崎俊三『ああ探偵事務所』第1巻

「失踪した兄を捜すため、探偵事務所を訪れた井上涼子。しかしそこの代表・妻木は鋭いようでいて微妙にズレたシャーロックホームズマニアの探偵だった。不安を抱きながらも彼に依頼する涼子だが、兄の失踪の真相には・・・」
白泉社。ジェッツコミックス。2002年---505円

『ヤングアニマル』連載中の探偵もの。ギャグ8シリアス2くらいの内容ですが、ノリが冴えてます。

「ああ探偵事務所は電話帳の一番始めに載ってる探偵社です」

この漫画に登場する「ああ探偵事務所」。なんか変な名前ですが、普通の人が探偵に仕事を頼む時、まったく勝手がわからないので、電話番号の一番上にあるものを選んだりするらしく、そこで上位になれるなら、このような名前もありえよう、ということらしい。そういや、何かの漫画で探偵事務所が電話帳に広告を載せれるかどうかを抽選するのに必死になるというシーンがあったな。なんだっけか。たがみよしひさの漫画だったような気も。勘違い?
実はこれ、紹介し済みだと思ってましたが、書いてなかったことに気づいたので。

箱舟の行方_シギサワカヤ

シギサワカヤ『箱舟の行方』

「もれなく同じ会社の田村主任と結婚し、寿退職する予定の倉田咲。自分の使っていたPCの処理をするのだが、彼女にはこのPCを用意したシステム室の笹原に関する心残りがあり・・・」
白泉社------------ジェッツコミックス--------------2007年-------------680円

コミティアやコミケで活躍しているシギサワカヤ氏の初単行本。掲載作品は表題作の「箱舟の行方」、「ウィーク・エンダー」「こい、のようなもの」「つまりは病のような。」「ワールドエンド・サテライト」「空の記憶」。「こい、のようなもの」「つまりは病のような。」が一迅社の『コミックZERO-SUM』で、「ワールドエンド・サテライト」が白泉社の『メロディ』でというように、商業誌で発表されたもの。1ページしかない「ウィーク・エンダー」だけ同人誌で、残り二つは描き下ろし。
コミティアでその同人誌に途中から気づいてチェックしていたのですが、作品の質が同人誌としてはずば抜けていました。その心理描写力とか、雰囲気の出し方とか、もう一発でファンになりましたよ。


今日は何をしようか考えてるウチに一日が終わってしまいました。あとなんか非常に眠い。せっかくの休日なのに・・・。やっぱり週休二日がいいなぁ。

それはともかく。
『スマッシュ!』の最新刊です。帯にはバドミントン日本代表ペアの小椋久美子&潮田玲子両選手からの応援メッセージが!

スマッシュ!第3巻_咲香里

咲香里『スマッシュ!』第3巻

「県大会で強敵相手に勝利する亜南と翔太。しかし、翔太のリードで勝利したことが気に食わない亜南。翔太の技量は着実にレベルアップしていた。そうして県大会、男子ダブルスを優勝するのだが、翔太は帰りに優飛をかばって事故にあってしまう。両親の死を思い出した優飛はそれ以降、練習に顔を見せなくなってしまうのだった・・・」
講談社-----週マガKC-----2007年---400円

県大会で優勝する亜南と翔太。他の東城第二のメンバーも全員入賞という高いレベル。どうもあまり説明がないけど、翔太たちが通う東城第二はそうとうハイレベルな高校なようですね。最後の部分では、翔太たち一年生が、上級生が練習している体育館に行って練習するようになります。今までは一年生だけ男女混合で練習してましたが、これからは男女別々みたいです。なんか体育館分けてやってるとか、ほとんど初顔合わせみたいな感じなので、学校は同じだけど校舎は別だったのか? どういう高校なんでしょうね。
花見沢Q太郎氏のアニメ化もした人気作品。

REC(レック)第1巻_花見沢Q太郎

花見沢Q太郎『●REC(レック)』第1巻

「女を映画に誘ってすっぽかされた松丸文彦は、チケットを捨てようとしていきなり少女に呼び止められ、チケットをねだられる。こうして関わってしまった声優の卵・恩田赤(おんだあか)を自分の部屋に泊めることになったのだが、彼女は文彦が企画した広告において声をあてることになって・・・」
小学館。サンデーGXコミックス----2003年----533円

花見沢Q太郎氏というと、自分は『月刊ニュータイプ』のコラム漫画と、18禁漫画のくらいしか思い浮かばない人ですが、たしか『ウルトラジャンプ』で『BWH』という作品を描いてたはず。読んでたはずだけどぜんぜん思い出せません。『ももいろさんご』は未読です。
今回、『REC』を読みましたが、もっと突拍子も無いことをバカバカしく描く作家さんかと思ったら、なかなか話がしっかりしてるし、心理描写もいい。かなり侮ってました。
2005年後半あたりからはじまった漫画雑誌新創刊ラッシュはまだまだ止まらないみたいです。3月20日に創刊されるのは、角川書店が出す『COMIC CHARGE(コミックチャージ)』です。

チャージ2007年00号

『コミック チャージ』お試し版

角川書店------2007年------0円

角川書店の漫画雑誌というと、『コミックエース』などのエース系雑誌やかなり衰退してしまった少女漫画の『あすか』、あとは系列会社の富士見が出してる『ドラゴンエイジ』とかですか。エース系もドラゴンエイジもオタク色が強い感じですが、今度の雑誌は今まで手を出してこなかった青年誌とのことです。隔週で第一/第三の火曜日に出ます。
雑誌の公式サイトには、「読むと、やる気が出る。結城が湧く。好奇心が満たされる。働く男を充電する! 新青年コミック誌、登場!」と書かれています。「チャージ」ってそういう意味か・・・。

連載作家は次の人たち。

きたがわ翔『DEATH SWEEPER(デス・スウィーパー)』本格社会派ドラマ
清原なつの&筒井康隆『家族八景』
本そういち&福島孝徳『神の手を持つ男』医療系ドキュメンタリーコミック
金平守人&呉エイジ『我が妻との闘争』ホームコメディ
山崎峰水&大塚英志『黒鷺死体宅配便』ホラー
本庄敬&森由民『ASAHIYAMA 旭山動物園物語』
若林健次&山田タロウ『うちのネコが訴えられました!?』人気ブログのコミック化
高田靖彦『HOVER!』女子バレー漫画
小堀洋&西岡恭子『五百蔵酒店物語』
陽春&江島一二三『こちらがむしゅー探偵事務所』
千葉きよかず&鳴海章『レディイーグル』戦闘機もの。
大和田秀樹『ぶっちぎりCA 』
渋谷直角&石川勝也『へっポコ! 』
貞本義行&たかはまこ『アルカイック スマイル』
しりあがり寿『ジョーモンCEO 』
内田かずひろ『ココロのマイク1(ワン)』
ほりのぶゆき『企業の犬』
田中圭一『サラリーマン田中K一がゆく!』

そして、『多重人格探偵サイコ』(田島昭宇&大塚英志)が『コミックエース』から移籍です。完全完結編へ向けてチャージでやってくみたいです。
しかし、ひとつの雑誌に大塚英志の漫画二つも載っけるというのはなんだろう。
今月はやっぱり完全に日曜のみの休日というのが決定しましたよ。

それはともかく。
『アフタヌーン』連載中の『もっけ』です。もとは『アフタヌーン』のシーズン増刊でやってたんですよね。

もっけ第1巻_熊倉隆敏

熊倉隆敏『もっけ(勿怪)』第1巻

「巫覡の家系に生まれた少女・檜原瑞生(ひばらみずき)。姉・静流(しずる)とともに妖怪の類いをよく見るのだが、感じやすい年ごろなためか、それにいちいち悩んだり苦しんだり。そんな彼女たちの日常的非日常生活」
講談社。アフタヌーンKC----2002年---476円

「もっけ」とは「勿怪」と書き、「物の怪」のこと。「もっけの幸い」の「もっけ」はこれ。
ほんわか小さな妖怪物語。といった感じの作品であり、その小学生視点の苦悩が、妖怪の巻き起こす事件などによって強く書き出されていて、うまい触媒になってます。妖怪そのものについては、微妙に重要ではないような気も。
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マミヅク
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男性
自己紹介:
昔から漫画大好きでライトノベルもよく読みました。現在も毎日、何かしら読みまくってます。部屋は六畳間に本棚四つな上に、床が見えないという酷い状態になるくらい漫画まみれでラノベづくしです。
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