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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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今年ももうあと4日。そろそろ今年の良作のまとめにいきたいと思います。ベスト10みたいなのはあまり好きじゃないので、これはという作品を幾点か挙げていきます。だいたいがコピペで持ってきただけなのに、凄くながい記事になってしまった。

●漫画

まずは2006年に出た(はじまった)注目すべき漫画。

  

光永康則『怪物王女』第1巻
両親を亡くした少年ヒロは、姉の働き先であるとあるお屋敷へと向う。しかし、その廃虚のような洋館は、恐るべき「怪物」たちの「姫」が住まう所だったのだ。ヒロは運悪く死亡してしまうが、「姫」の血の力によって甦り、延命をエサに半不死身の下僕として働きはじめる・・・。
講談社-----シリウスKC----2006年-----560円


連載自体は去年から。アニメ化決定ですね。少し不安もありますが、楽しみです。本編の方も次の展開が楽しみ。

是空とおる&たかなぎ優名『四季使い』第1巻
季月アキラは14歳の誕生日を前に彼を狙う男と、不思議な少女・桜木こよみに出会う。これがアキラの季節の力を操る「四季使い」たちの戦いに巻き込んで行くはじまりだった・・・。
講談社-----シリウス-----2006年--560円

これも連載は去年から。少年シリウスの中では看板作品はこれ、と自分では思っています。たぶんメディアミックスの可能性が大きい。ゲームかトレカか、アニメか?

植芝理一『謎の彼女X』第1巻
「高校生・椿明のクラスに転校して来たのは、その言動に謎の多い少女・卜部美琴だった。彼女は休み時間は寝てばかりでまったくクラスに溶け込めないでいたが、ある日、明が美琴が机の上に垂らしたよだれをついつい舐めてしまったのが全てのはじまりとなる。徐々に体調を崩していく明。そんな明に見舞いと称して会いに来た美琴は彼にその病の原因を知っていると言うのだが・・・」
講談社。2006年------562円

『アフタヌーン』ではじまった植芝理一氏の新連載。その独特のノリがたまらない。数年以内にアニメ化する、と断言しとく。

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武梨えり『かんなぎ』第1巻
「高校生・御厨仁(みくりやじん)は、ひょんなことから自分の住む土地の神様を実体化させてしまう。清楚な姿とそれに似合わぬ性格の産土神の『ナギ』は、自分が拠っていた神木が切り倒されてしまったことで、とても弱々しい存在になってしまっていた。そんな彼女とのやむにやまれぬ共同生活がはじまってしまうのだが・・・」
一迅社。2006年-----552円

『レックス』の中でもっとも萌えとギャグのバランスが良く、質が高い作品ともいえます。『レックス』連載陣の中ではたぶん2番目にアニメ化しやすいかと。一番は『ガウガウわー太2』か。しかし、もし『ガウわー』がアニメ化したら、タイトルどうするんだろ。

長谷川スズ『リカってば!』第1巻
「ちまっとしてるけどきちっとした優良物件青年・塚田は、会社の同僚で180センチのノッポな女・佐倉リカがどういうわけか好きだったりする。しかし、ガサツで豪快な性格の彼女に素直に告白するにはどうにもタイミングを掴めないでいた。そんな中、バイトで入ってきた安曇さんは塚田に好意を持ってしまい、しかもそれをリカが応援してしまうから事態はより複雑に・・・」
芳文社。2006年------571円

これは今年の恋愛漫画の中では一番にプッシュしたい作品。もっとも続きが気になる作品のひとつ。

入江亜季『群青学舎』第1巻
エンターブレイン------2006年-----640円

こちらは今年読んだの漫画の中で、一番のインパクトを与えてくれた作家さん。『ビーム』は読んでないので、自分的には唐突に出てきた感じがしたのも影響してか、ショックが大きかったです。凄く心に強い余韻を与えるというか。ともかくオススメ。

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若杉公徳『デトロイト・メタル・シティ』第1巻
「ヨハネ・クラウザーII世と名乗る根岸崇一(23)は、一部に絶大な人気を誇る悪魔系デスメタルバンド、デトロイト・メタル・シティのギター&ヴォーカルだが、その実メイクを取ってしまえば、スウェディッシュな音楽を愛するがおしゃれになれきれない穏やかな青年だった。自己の指向と現実との激しいギャップに悩まされつつ、今日もまた過激な伝説を作り続けるのだった・・・」
白泉社。2006年------505円

別の意味で印象強い作品です。悪しき余韻を残しまくり。
『ヤングアニマル』に非常に良質の漫画が多数揃ってきたことが、やっと理解できました。ネットや他の作家さんを含め、各方面へ与えた影響の大きさでは最大クラスでは。

日本橋ヨヲコ『少女ファイト』第1巻
「白雲山学園中等部に通う大石練(ねり)は、バレーボールで入学したほどのバレーエリート。しかし、入学前に起こったある事がきっかけでまったく実力を出さないまま漫然と部活をやっていた。そんな練が練習試合に出ることになったのだが、彼女の想いとは裏腹に楽しくなってきたプレイの最中、仲間で有名選手の京極小雪と接触事故を起こしてしまう。練を助けるために式島シゲルがやったことも裏目に出てしまい、彼女は退部になってしまうのだが・・・・」
講談社。イブニングKC------2006年------590円

日本橋ヨヲコを再発見、という気持ちにさせてくれた良作。すごいワクワク感が高いけど、それだけじゃない。これ、絶対面白くなります。

きづきあきら『ヨイコノミライ』第1巻
「子供のころサッカー少年だった井之上は、漫画を読んで受けた衝撃から漫研に入部して部長になるまでの漫画好きになる。彼は真摯な気持ちで漫画作りをしようとするが、漫研にいるメンバーは誰もがひとくせもふたくせもある奇人変人ばかり。そんな中、井之上は保健室で興味を魅かれる同級生・青木さんと知り合う。彼女は井之上に、漫研メンバーによる部誌作りを提案する。それは良い考えのように思えたが、実は秘密を抱えた青木さんの思惑があり・・・」
小学館。IKKIコミックス---2006年-----619円

精神的ダメージではピカイチ。ギリギリとやられているかのような気持ち。まさに鋭く切り込むかのような。

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東村アキコ『きせかえユカちゃん』集英社 1-8巻まで刊行中。
今年になってから面白いと知った作品ですが、もう、ホントに笑わせてくれます。ゲラゲラ笑う。明るく豪快。

広江礼威『BLACK LAGOON(ブラックラグーン)』第6巻
(。小学館。サンデーGXコミックス。2006年。533円)
「暴力教会に逃げ込んできた女を助けた(助けた?)エダとレヴィ。ヌエヴォ・ラレドカルテルから逃げていたのは偽造紙幣の技術者ジェーンだった。彼女は逃亡を図るものの、支払うべきものが『偽札の原板』しかない。こだわり派のせいで彼女はそれを拒否するが、エダのかけた罠にはまることに。大金を釣り上げたつもりのエダとレヴィだが、カルテルが雇った異色の殺し屋たちは大挙してラグーン商会に押し寄せることになる・・・」

まさに今年を代表する作品。漫画にしろアニメにしろベストの中にこれは必ず入るでしょう。アニメも放映されました。勢いがいい作品です。

和月伸宏『武装錬金』第1巻
「深夜の廃工場で化け物に襲われ、心臓を串刺しにされる夢を見た武藤カズキ。しかしそれは夢ではなかった。次の日、高校に登校したカズキを、人を喰らう化け物ホムンクルスへと姿を変えた先生が襲う。妹が飲み込まれ自らも危機に陥った時、彼の手の中には錬金術で生み出された武器・武装錬金が現れる。カズキは彼を救った少女・津村斗貴子と共にホムンクルスを倒すことになるのだが・・・」
集英社。2004年-----390円

実はずっと読んでなかったのですが、アニメ化する前に読みました。読み始めたら止まらない面白さ。ジャンプ的ともいえるけど、その熱い戦いが燃えます。

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皆川亮二&七月鏡一『ARMS(アームズ)』第1巻
「高校2年生の高槻涼は、奇妙な腕をした転校生・新宮隼人に殺されかける。さらに幼なじみのカツミが機械の腕を持つ男・クロウによって攫われてしまう。誘い出され、カツミに危機が迫った時、涼の右腕は突如として新宮のような腕へと変貌する。それは涼の腕に埋め込まれた『アームズ』と呼ばれる恐るべき兵器だったのだ・・・」
小学館----1997年------486円

今年、わざわざ全巻読み直した作品。でも、それだけのことをする価値のあるものでした。ワクワクしたし興奮したし喜んだし泣いた。まさに漫画らしい漫画であり、さらに物語としても完成度の高さが光りました。

来留間慎一『魔神伝(まじんでん。「神」の字は「人」と組み合わせた造字)』第1巻
「高校生・兵藤力は異世界の魔王ビョウドの魔力が現実世界に流れ出て形成された人格だった。ビョウドによって取り込まれてしまいそうになったが、それを跳ね除け、逆にビョウドを取り込み、人間ならざる力を手に入れる。そんな兵藤(ビョウド)の、異質かつ強大な力を狙い、さまざまな敵が襲いかかるのだが・・・」
徳間書店。1986年----380円

昔読んでいたけど今年になって久々に読み直した漫画はいくつもありますが、今年一番はこれ。『エルデガイン』もいいけど、あえて言うならこっちにしときます。

宮尾岳『並木橋通りアオバ自転車店』第1巻
「死んだ父親の遺品を整理していた武石(たけし)は、その中から自転車の部品を見つけ出す。無趣味な父が何故、と思いつつも、部品のことについて聞くため、近くの自転車店に立ち寄るのだが・・・」
少年画報社。ヤングキングコミックス。1999年-----495円

これも前々から連載してるし、まだ連載してるけど、今年になってはじめて知った作品。そして、今年一番、ジーン、とさせてくれた良質の話でした。いろいろなタイプの話があり、悲喜こもごものどれもが良質でした。

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あずまきよひこ『よつばと!』第6巻
とある町に引っ越してきた小岩井家のとーちゃんとよつばちゃんの、平凡かつ面白い日常生活を描く傑作漫画。
メディアワークス。電撃コミックス。2006年---600円

今年は2冊でましたね。夏休み編が終わっても続いてくれて嬉しいかぎり。

篠房六郎『ナツノクモ spinning web』第7巻
「襲撃者を撃退し続ける動物園。しかし、とうとう今度はこちらから撃って出ることになったクランクの作戦は成功するかに見える。悪名を高め、それをある盗賊団の名前を騙って方向性を逸らす作戦だった。しかし、「アーネフェルト盗賊団」の悪名を聞いて、それが気にくわない仮面の荒くれ女魔法使いが登場し、動物園襲撃を指導することになる。強力な敵が結集するなか、動物園も戦えるメンバーによる総力戦へと突入し・・・・」
小学館。2006年---562円

来年は『IKKI』が来るのでは? と予測してるのですが、編集部側でもこれのアニメ化などなど、いろいろやりようは考えてるはず。ここでは七巻を紹介しちゃってますが、単行本六巻のあたりの展開がもうたまらないのです。すでに去年あたりに分かってたことですが、これはビッグな漫画になりますよ。
そういや『鉄子の旅』がアニメ化しますね。

宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』第5巻
「自分の中の『男』に嫌悪感を抱きつつも、左を求めることをやめられなかった由紀。そんな由紀を最後には拒否してしまった左は、友人といっしょに女子サッカー部を立ち上げる。以後、左のことをそっと見守る由紀だが、そんな中でも水面に対する気持ちも止めることが出来ず、家に来た水面と・・・」
白泉社。ジェッツコミックス----2005年----505円

この漫画。最高です。今年一番興奮した漫画ともいえます。いや、ホントに。読んでる間中、うれしくてたまらない気持ちになりますよ。あとエローい。

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久世番子『暴れん坊本屋さん』第2巻
新書館----ウンポコ・エッセイ・コミックス---2006年------640円

作者が裸エプロンの姿を晒しながら、本屋で起きた事件や不条理な出来事、おかしな人々を、涙ながらに語るわけですが、この巻では、ふろく・POP・検索・返品・図書券・発売日・美本・棚・レジ・サイン会といったものがネタになっています。
「紙に指の水分吸われてカサカサキレキレー!」

今年読んだエッセイ漫画の中では一番の出来。凄く楽しそうで、読むと本屋さんになりたくなる。そう、それがどんなに大変なことであっても。

福満しげゆき『僕の小規模な失敗』
青林工藝舎-----2005年---1000円

人生の正道に乗れない主人公が、なんとかしようとあがいてあがいて、でも結局いろいろやってることも正道じゃない、そんな人生を送ることになる過程を描く半自伝的傑作漫画。帯には「これぞアックス版まんが道」と書いてあります。

今年一番暗い気持ちにさせてくれた漫画。でも、その中に幸せがあるのが凄い。

水薙竜唳『キルウィザード(Kill Wizard)』第1巻
「ファーは魔法使い犯罪者を取り締まる対魔法使い(キルウィザード)。相棒の教会騎士ロードとともに、魔法犯罪に取組むが、今回の犯罪者は連続強盗殺人犯で、ある貴族の持ち物を狙っている。ファーたちは護衛として派遣されるが、相手は他人を操り正体を現さない。ファーは魔法でこれを探ろうとするのだが・・・」
講談社----2006年---400円

期待値が高かったアクションファンタジー漫画。かっこいい魔法の使い方や、独特の画風も魅力的でした。残念ながら続きは出ないみたいです。

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日坂水柯『レンズのむこう』
「メガネをかけた女の子とその恋人の、いじらしくも少し間抜けで、でも愛おしい物語を綴る珠玉の一冊」
白泉社。ジェッツコミックス。2006年。648円

今年最高の眼鏡漫画(?)。素直に恋愛漫画と言ったほうがいいか。今後注目すべき作家。

『電撃コミック月刊ガオ!』2006年11月号
メディアワークス------2006年

今後注目すべき、といったら、『ガオ!』にて連載がはじまった『百目の騎士』が非常に期待値が高い。楽しみです。

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●小説・ライトノベル

小説とラノベといっても、読んだのはほとんどラノベです。もう、そういう配分が普通になってる・・・。
本当は今年は新創刊漫画雑誌ラッシュと並んで、新ライトノベルレーベル創刊ラッシュがありました。でも、そのほとんどをチェックできませんでした。とりあえず、有名どころを押えるだけで手いっぱいでした。来年の課題としたいと思います。

  

藤原祐『レジンキャストミルク』第1巻
「実在世界ランナから分岐する仮定世界キャスト。仮定世界の消滅の時、この世界へとやってくる「キャスト」たち。キャストは固定剤(リターダ)を得て、この世に実在化するが、その代償として多くのものが失われる。リターダである高校生・城島晶も自分の記憶・思い出を失うことに。彼はキャスト「全一(オールインワン)」の硝子とともに暮らすが、日常に埋没しながらも、あるものを待ち続けるのだった・・・。少年少女の強い想いに導かれ、実軸(ランナ)に虚軸(キャスト)が交差する。」
原案協力&イラスト椋本夏夜。メディアワークス。2005年。590円

電撃文庫の中で、一番注目してるのがこの作品。読んだ時、ゾクゾクしました。

うえお久光『悪魔のミカタ 魔法カメラ』
「かつて自分の妹を宇宙人に攫われた堂島コウは、ある日奇妙な訪問者を迎える。それは悪魔を自称する半裸の少女だった。彼女はコウが悪魔と契約したので魂を貰いに来たと言う。覚えのないコウはそれを断るが、その後コウが通う高校では奇妙な殺人事件が発生し、コウはその謎を追うことになるのだが・・・」
メディアワークス。電撃文庫。2002年。570円

ゾクゾク具合ではこちらも負けてないくらいですし、今年になって知ったラノベですが、全部読んでとにかく興奮しました。楽しく悲しく、そしてカッコイイ。

長谷敏司『円環少女(サークリットガール) 第3巻 煉獄の虚神(下)』
「地獄と呼ばれるこの世界に落とされ、刻印魔術師として公館のために犯罪魔術師たちを倒すことを強要される鴉木メイゼル。彼女は100人討伐と同等の報酬のため相似大系の天才魔術師グレン・アザレイとの無謀な戦いを望む。公館の専任係官・仁はメイゼルを失わんとして、彼にとっても遥か上をいく強敵との戦いに挑む。そして、グレンの弟ケイツは、グレンによって『相似』にされた力のために彼なりの選択をするのだが・・・。」
角川書店。スニーカー文庫。2006年。552円

角川スニーカーで一番注目してる作品。魔法戦が楽しく心理描写がラノベの中で一番面白かった。独特の文体も気に入ってます。

 

新井輝『ROOM NO.1301 おとなりさんはアーティスティック!?』
「自分がモテるとは全然思ってなかった健一は、高校の同級生・千夜子に告白されて驚く。返事は休みあけということになるが、しかし、そのすぐ後に道端で行き倒れていた女性を助け、その女性・綾といたしてしまう。彼女は階段で昇らないと13階へと行けないという12階建ての不思議な建物の部屋に住んでいたが、健一もそこの1303号室の鍵を手に入れる。不思議だけど平穏なことに巻き込まれつつ、千夜子のことはどうするのか、悩む健一は・・・」
富士見書房。富士見ミステリー文庫。イラスト/さっち。2003年。540円

漫画・ラノベ・映画・アニメの中で、今年一番エロかった作品。漫画の中にはまさに18禁のものもあるのですが、それは当初からそういうものだったわけで、この『ROOM NO1301』は通常エロは少ない・直接的にはいたさない、と思っていたので、そのギャップがまたエロさに拍車を!
漫画化もして快調。

長谷敏司『フリーダの世界 天になき星々の群れ』
「生まれ故郷の星が紛争という過酷な状況の中で工作員となった少女・フリーダは、新しい仕事のために辺境の星レジャイナの首都エグバードに降り立った。彼女の目的は暗殺だったが、到着するまでその対象すら知らされていなかった。しかし、空港で連絡員を待っていた彼女のところにやってきたのは、無垢な少女アリスだった。アリスはルームメイトとしてフリーダを迎えに来ていたのだが・・・。」
角川書店。スニーカー文庫。2002年。514円

今年読み直したラノベは少なかったですが、その中でとにかく再認識・再読解が出来てより楽しめたのがこれ。

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●漫画雑誌

今年は、雑誌の新創刊が非常に目立った年でした。すでに消え去ってしまったものもありますが、これは素晴らしい、という雑誌になりつつものもあります。


『ドラゴンエイジPure』創刊第1号
富士見書房---2006年

萌え。その一言で説明できる雑誌。なんというか、「悪乗り」で作ったかのような偏向ぶりで、むしろ潔い。2007年の春から隔月刊化するとのことで、今後の発展にも期待がもてます。

『月刊コミック リュウ』vol.1 2006年11月号
徳間書店-----480円

中とじだけど月刊誌というので、なんか昔の『アフタヌーン』や『アワーズ』、『イブニング』などを思い出します。とにかく作家の陣営が凄い。これだけ揃えられるということだけでも注目に値。今後さらにいろいろやってくれるでしょう。

『週刊少年ジャンプ』2007年1号
(集英社。特別定価240円。)
巻頭カラー&新連載・『ラルΩグラド BLUE DRAGON 』小畑健&鷹野常雄

『ラルグラド』『to Loveる』『エムゼロ』と、エロ路線が強化された『週刊少年ジャンプ』。この方針が、攻めなのか生き残りのため「時代に流され」ただけなのか、は今後の展開を見たいです。

あと、『レックス』が素晴らしく成長した雑誌になりました。『シリウス』もそうですが、連載作品が充実してきて質は高いので、頑張ってほしいです。

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●アニメ

今年のアニメについては、まずこれが出てこないと。



『涼宮ハルヒの憂鬱』
(谷川流。角川書店。スニーカー文庫。2003年。514円)
「『ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい』と入学した時の挨拶をした女子高生・涼宮ハルヒは、何を思ったのかいきなり学校非公認組織SOS団を結成し、不思議なもの探しに奔走する。それに巻き込まれたキョンは、迷惑きわまりない学園生活を送ることになるのだが・・・。」

いわずと知れた今年のアニメ界を制覇した作品。自分もめがっさ嵌まりました。
しかし、今年のアニメはそれだけじゃないほど高品質かつ多数の作品がありました。

『エウレカセブン』は最後の部分だけ今年にやりましたから、実質去年の作品ともいえますが、ある程度やったし、何より一番感動した回が今年やったので一応。アネモネ、幸せになって良かった~。

『時をかける少女』
(監督・細田守。原作・筒井康隆。脚本・奥寺佐渡子。キャラデザ・貞本義行。製作・角川書店。制作・マッドハウス。2006年)
「ひょんなことからタイムリープ(時間を跳躍する力)することができるようになった女子高生・紺野真琴。はじめは戸惑っていたものの、この便利な力を活用して学園生活をおおいに満喫するようになる。しかし、彼女が行うタイムリープの影響が思わぬところに現れてきて・・・」

そして劇場版ではこれが一番。アニメ映画の物語としてはその完成度の高さでここ数年なかったものかと。

そして現在放映中の『反逆のルルーシュ』がこれからドドドっと盛り上がってくることでしょう。
あと、今年になってからやった『おねがいマイメロディ』を見始めました。これは面白いですよ。見てなかったのは失敗。


総評というより、面白かったの一覧、という感じの記事になりました。

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昔から漫画大好きでライトノベルもよく読みました。現在も毎日、何かしら読みまくってます。部屋は六畳間に本棚四つな上に、床が見えないという酷い状態になるくらい漫画まみれでラノベづくしです。
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