葉月×沢木×ゴス娘の三角関係に？ 石川雅之『もやしもん』第４巻限定版は菌フィギュア付き。けど通常版買いました。

ちょっと前までは納豆をたくさん食べてましたが、最近はさっぱり。今はさんまに嵌まってます。ご飯２杯は食べるくらい食が進みます。大根おろしを大量に使う食べ方が好きです。一食あたり大根一本の３分の１くらい使います。
問題はさんまを食べると台所が臭くなることか。中華鍋で焼いてるんですが、中華鍋も使った後はなんか生臭い。焼いてる時に焦げ付きも酷いし、身崩れもしまくるので、今度魚焼き器でも買おうかな。

それはともかく。
『もやしもん』の単行本の４巻が出ました。



石川雅之『もやしもん』第４巻　通常版
「某農大で学ぶ沢木保直は、菌を見ることができる特殊な能力を持っていた。しかし、日吉酒店のゴス娘にキスされたのがきっかけで、菌が見えなくなってしまう。先輩の長谷川遥はそのことを知ると彼を責め立てるが、沢木は何も言い返せず・・・」
講談社。イブニングKC。2006年。533円

日本一の菌漫画。菌漫画が他にあるかどうかは知りませんが、イブニングの連載の中では一番人気だとか。アニメ化もしくはドラマ化もあり得るなぁ。

相変わらずまったりゆったり話が進みますが、話はわき道それまくり。主人公どころかわき役すら出てこずに、菌だけの回とかもあったりします。
菌と農学の話がまたもたっぷり読めますが、今回はさらに登場人物たちの人間関係がしっかり描かれていきます。
及川葉月の買い物につきあう沢木は、彼女の家まであげてもらったりしますが、イイ具合になったりとかはならず、さらに長谷川遥とのからみでもイイ具合にはやっぱりならない。抱きしめてもらったりさえしているというのに！
元UFO研究会の会長であった武藤葵を奪還しようと、UFO研の連中が暴挙に出て、樹教授を怒らせてしまうことに。しかし、自作の黒色火薬はやりすぎだ。
昔の家は厠のアンモニアと囲炉裏の灰で、縁の下にかってに硝石が出来たとか。江戸時代に加賀藩では、農家に硝石を集めさせていたそうです。そういえば、同じイブニングでやってる『せごどん』の中でも家のかわやの下にできる硝石を燃やす話がありましたね。

今回の巻ではとうとう、日吉酒店のゴス娘の正体が明かされることに。この巻でのもっとも大事なところ。なんと女装した親友・結城蛍だったのでした。ぎょぎょーん。実はばらされるまで全然気付かなかった。いままでの話の中から、そういう推測は出来たはずなのに。やられました。

しかし、川浜拓馬・美里薫のダメ先輩コンビは今回もいい味出してますね〜

今回の単行本は限定版もあります。単行本の内容もちょっと違って、限定版にはちょっとエッチなイラストが収録されてたりします。ただ、その単行本とフィギュア付きで1600円くらい、ということなのでやめときました。通常版の表紙は、タレ目美人の宏岡亜矢先輩。ミュシャのポスターっぽく仕上げてあります。しかし、この画像はカバーとったやつで、『もやしもん』とはわかりづらい。どうやらカバーつけたままが基本のタイプのようです。
最近、限定版とかが流行りですが、フィギュア付きとかが多いのでそれほど欲しいというほどのは無いですね。他の漫画でも、あんまり手出さないかも。

ところで、この漫画の舞台になってる「某農大」ってどこがモデルなんだろう。

---------------------------------------
関連サイト
石川雅之公式
http://homepage2.nifty.com/mmmasayuki/
日本醸造協会
http://www.jozo.or.jp/
講談社BOOK倶楽部
http://shop.kodansha.jp/bc/comics/
もやしもん非公認ファンサイト・もやしや繁盛記
http://kamosuzo.blog37.fc2.com/

こんな記事もどうぞ。
農大が収穫祭で盛り上がる中、遥さんがいなくなってしまい・・・。石川雅之『もやしもん』第５巻通常版。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/163/
みんな不器用だから、日仏どこでも意に添わないことばかり。石川雅之『もやしもん』第６巻　通常版
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/116/