冬コミ新刊の中で良かったものを10冊選んでみました。TTT『ハルヒかわいい3』ほか

2009年初書き込みは、まあ、コミケの戦利品の話のつづきといきましょうか。



こんな感じで結構買ってしまったわけですが、こんなかからイイのを10冊紹介してみます。




TTT（ミハル）『ハルヒかわいい3』

まずは、ミハル氏の『涼宮ハルヒの憂鬱』本の３冊目。もう、読んでる間中、ニヤけちゃってしょうがありませんでした。ハルヒかわいいよハルヒ。ついでに、長門かわいいよ長門。
しかし、これで「ハルヒかわいい」は最後とのこと。もっとやって欲しかった。ちなみに今回は夜☆Fuckersのミツギ氏と一緒の『風香といっしょ』というよつばと本も出しています。
ミハル氏は現在エロ漫画雑誌とかにも描く事がありますが、なんかもっと一般誌で描いて欲しいですね。イチャイチャが凄いのも描けるし、今回一緒に出した『クリスマスはいっしょに』とかみたいなヒシヒシするようなのもいけるし、さらには酷くマニアックなプレイのH漫画も描けるし（！）、もっと活躍していい作家さんではないかと（というか私がファンだから活躍して欲しいというのもありますが）。うーん、今なら芳文社系か電撃系でウケそう。もしくはガンガン系かな？　意表をついて百合姫とか。

殆ど死んでいる（ほとん）『スゴクきれいに入った！！』

殆ど死んでる氏の『コードギアス　反逆のルルーシュR2』本。これと一緒に『スッゴーイ兄さんスゴイスゴイスゴーイ！！』というのも出しています。ネットに掲載したものをまとめた感じです（初出の作品もある？）。まず表紙から笑わせてくれます。
だいたいひとネタ１〜２ページのギャグをガンガンやってくんですが、ノリもオチも抜群で、このほとん時空に漂う空気感の微妙さが素敵すぎ。ひとネタごとに笑わせてもらいました。
『スッゴーイ兄さんスゴイスゴイスゴーイ！！』はロロネタが集まってますが、ロロ、なんてケナゲな子！　みたいな話が多かったです。




残像アパートメント（加藤アカツキ）『The Swinging Brompton』

加藤アカツキ氏が有名な自転車ブロンプトンを紹介するとともに、少女を組み合わせて60年代のファッションを魅せてくれます。確かに素敵なアイテムが多いですね〜。そしてブロンプトンも乗ってみたくなります。

そういや、サークル名忘れちゃいましたが、コミケ一日目に自転車を紹介するサークルさん来てましたね。あそこ前回売り切れで買いそこねたから行きたかった・・・。
（追記・サークル「拝御光房」（拝御礼）でした）




ちろるら（黒田にちる）『まるでゆめをみているみたい』

黒田にちる氏による『空の境界　未来福音』の同人誌。幹也と式のやりとりを描きます。とても雰囲気のある漫画で、まるで公式の漫画版かと思わせるほど。台詞もいいです。ちょっとだけHなシーンあります。
実はこの前『空の境界』の上巻だけは読みました。だから『未来福音』もまだなんですが、これはそういうの関係なく楽しめました。一応、アニメを見終わってから下巻読もうかと思っているので、『未来福音』はその後です。『未来福音』は買ってあるけどね。

それにしても、今回の冬コミは、もう少し『空の境界』の同人誌があるかと思ったのですが、ほとんど見ませんでした。やはり、同人誌にしにくかったのかもしれませんね。うーん、もっといろいろな同人誌が読みたい。




プロペラプロンプト（茉崎ミユキ）『あまいろながし』

オリジナル作品で、入院している少女と医者の話。医者の青年が少女の髪を梳くのが日課になっているのですが、その関係性・距離感をうまく表現しています。いい話でした。なんか、こんなに描ける人なのに商業誌では漫画描いてない（？）みたいですね。他の同人誌とか読みたくなってきました。

さてここまでは非エロ、パロ、創作系できましたが、エロもありますよ。



A-h-e製作委員会『A-H-E』

史上初の「アヘ顔」オンリーの同人誌。全部で18人の作家さんが、アヘ顔を晒す女性の痴態をイラストで描く合同本です。右ページに女性のプロフィール、左ページにアヘ顔イラストという形になっています。参加作家さんは、主催者の水龍敬（ありすの宝箱）、KEN（INSERT）、bbsacon（黄泉比良坂）、野晒惺（のざらし）、呉マサヒロ（etcycle）、朝凪（Fatalpulse）、へち（アーカイブ）、もつ（もつ料理）、東戸塚らいすた（スタジオみずよーかん）、きのこのっこ（キノコallstars）、まとう（眞嶋堂）、Da Hootch（Da Hootch）、さんぢぇるまん・猿（新日本ペプシ党）、6ro-（Finecraft69）、SINK（裏方本舗）、カラテカ・バリュー（鬼脚堂）、みたくるみ（くるみ並木）、α・アルフライラ（千夜茶房）と、アヘ顔には一家言ある強者たちばかり。てか、よくこんなメンバー揃えたな、とか思ったほどのメンバーですね。




DaHootch（新堂エル）『不幸騎士』

新堂エル氏のFFTのアグリアス本。アグリアスが地下のモンスター生産ファームで、モンスターたちに凌辱され孕まされレベルの高いモンスターを出産させられてしまうという話。清廉な女騎士が堕ちてしまう姿が過激にエロいです。前の『A-H-E』にも参加していますね。




METAL（詩乃譜＆山咲まさと）『艶女物語』第一章　美人芸能プロ女社長篇

作画担当の詩乃譜氏は、電脳山咲組関連の作家さんらしいのですが、詳細は不明。しかし、その画力の高さは素晴らしい。絵のタイプは、十六夜清心氏の系統に、上手く言えないけど、すこし平岡竜一的な劇画気味の線と、今風のシャープな線を混ぜた感じかな？　女性のボリュームのある肉体のエロさが凄いのと、キャラクターの表情もドキっとするような印象があって魅力的。春から雑誌でも描くことになっているそうなので、そちらも楽しみですね。
この作家さん、どっかで見たことあるなーと思ってたら、私がずっとPixivでチェックしてた作家さんでした。Pixivに載ってるイラストもいいの揃ってますよ〜




ハイパーピンチ（clover）『嬲々（naburi naburi）』
（タイトルの漢字は本来の「男女男」じゃなく、「女男女」になってます）

clover氏によるやり過ぎ気味の嗜虐被虐の関係を描くオリジナル作品『嬲（naburi）』の続編。サディズムとマゾヒズムの関係についてのエロ漫画は数あれど、実は意外と生温いのが多いのですが、これはヤる方もヤられる方もそのスタンスがハンパないです。ハードだからといって、けっしてグロだというわけではなく、エロさも精神性さえも兼ね備えています。確かにエグい手法がありますが、そういった行為には必然性があり、それが物語の中でキャラクターたちを活かしています。冒頭から男の子がペニバンつけた女の子たちに逆輪姦されるシーンなんで吃驚するかもしれませんが、前の話を読んでいなくても読み解けるし、是非最後まで読んでみて欲しい一冊ですね。




沙悟荘（瀬浦沙悟）『リス輪　完全版』

瀬浦沙悟氏によるクイーンズブレイドのリスティ本。地下闘技場でエキドナに負けたリスティが敗者として嬲られる話。強気な義賊が弱いとこ攻められて感じたくないのに感じちゃって堕ちます。表紙見ればわかりますが、堕ちて快楽を感じている姿のエロいことエロいこと。さらに嫌々でも感じてしまうことに抗えない屈辱感の中で涙する顔がほんとに上手い。柔らか巨乳の豊満ボディのイヤらしさも見事。文句無しの一冊です。

といった感じですが、どうでしょうか。特に私がプッシュしたい印象的だった作品ばかりを集めてみました。実はとりあえず読み終わった分の中から選んでみましたが、まだたくさん未読本が残ってます。先に会場で買ったものは読み終わりましたが、昨日今日と同人ショップで買った分はまだ半分くらいあります。残りはこの年始の同人新刊ラッシュが終わったらかな？

　　

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いい漫画結構あるのでこの機会にでも。特に『Under the Rose』（船戸明里）がオススメ。

キャラグッズランキング：年間１位は「シャアザク」スーツケース　「ヤマト」ヘルメットも人気
赤いケース。目立つなぁ。

境港市の妖怪ロードに過去最多の１７２万人（スポニチ）

鈴木京香が“息子”加瀬亮＆岡田将生にしみじみ。伊坂幸太郎「重力ピエロ」完成

百鬼夜行絵巻の謎　[著]小松和彦


　　

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関連サイト
TTT
http://www18.ocn.ne.jp/~ttt98/
殆ど死んでいる
http://www.almostdeadbydawn.com/
残像アパートメント
http://www.k3.dion.ne.jp/~zanzo/
プロペラプロンプト
http://pppp.dojin.com/
ありすの宝箱
http://www.mizuryu.jp/
Ekenebt Gakkerues　（Da Hootch）
http://elehome.comicgenesis.com/
電脳山咲組
http://www.yama3.sakura.ne.jp/
ハイパーピンチ
http://www.geocities.jp/hi_per_pinch/
悟浄閣
http://www.fx.sakura.ne.jp/~ser/
とめどなく、雑記（拝御光房）
http://ogamio.cocolog-nifty.com/weblog01/
アヘ顔オンリー同人誌 「A-H-E」（アキバblog）
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50786860.html
クイーンブレイド同人誌　リスティが「アヘ声あげてヨがる」お話（アキバblog）
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50787242.html

この記事もどうぞ。
コミックマーケット75は三日目だけ参加。今回の戦利品はこんな感じ。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/768/
コミケ初日。けど今日は会場に行けません。しょうがないので書店売り同人誌で我慢しよう（やっぱり買うのか
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/767/
定説を覆す巨乳のキョン子！　ヤスイリオスケ『K.Y.オーエヌは彼女なのか?』。他、同人誌３つ紹介。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/303/