管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。
リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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新海誠『雲のむこう、約束の場所 -The place promised in our early days-』
「戦後、超大国ユニオンによって占領された北海道は蝦夷と名を変え、日本人は行き来できない場所となってしまった。そこには70年代から建設された巨大な塔がそびえ立ち、青森に住む中学生、藤沢浩紀と白川拓也に北の地への憧れを抱かせた。自衛隊のジェットエンジンを拾った二人は、いつか蝦夷へ行こうと自作の飛行機・ヴェラシーラを作り始める。しかし、二人が想っていた少女・佐由理が突如いなくなってしまってから、二人は別々の道を歩み始めるのだが・・・」
監督/新海誠-----音楽/天門------声優/吉岡秀隆、萩原聖人、南里侑香ほか--------配給/コミックス・ウェーブ-----2004年上映----91分
「ほしのこえ」の新海誠氏の作品で、「ほしのこえ」の次に作った作品。初の長編。
架空の日本の青森が舞台。北海道は「ユニオン」に占領され、アメリカと軍事的緊張の中にある設定。蝦夷には高さが尋常じゃない軌道エレベーターみたいな塔が建っていて、その目的が不明なため、緊張が高まっています。それはどうやら「平行世界」とこの世界を反転させる力があるようなのですが・・・
主人公の藤沢たちが自作飛行機を作っていたのは1996年の中学三年生の時。一旦やめた後、三年後に話が飛んで、アメリカ・日本とユニオンの戦争が開始される混乱に乗じて、ヴェラシーラを飛ばすことになります。
前半は学園もの的要素がありますが、後半はなんとなくガイナックス&サンライズ風味のSFという感じかな。もちろん、新海誠味が一番強烈ですが。
私は劇場には観に行かなかったですが、DVDで一度見てました。今回久々に見直した。なんでも監督自身、いまいちだったなー、ということを言ったらしいのですが、はじめ見た時は、私は全然いいじゃないか、と思ったものです。で、今回久々に見てみたら、なんとなく前のような盛り上がりがなかった。この監督は毎回主張していること、使うガジェットと演出が同じものだなー、と感じました。よくも悪くも新海誠作品です。
いい作品ですが、少し足りない。
あ、でも映像は凄いですよ。とにかく、美麗な映像が素晴らしい。廉価版が(2009年)6月18日に出ますが、BDで見たいものです。
そういえば、「アフタヌーン」で連載していた漫画版の方は、ぜんぜん連載再開しませんね。しないのか? 佐原ミズ氏は今、新潮社で描いてるし、何か問題が?
以下は作中に登場した本。
宮沢賢治『永訣の朝』。 角田光代『まどろむ夜のUFO』。大下さなえ(ほしおさなえ)『夢網』
湯元香樹実『ポプラの秋』。村上春樹『アフターダーク』。宮沢賢治『春と修羅』
パイロット版だと「アフターダーク」ではなく、「海辺のカフカ」だったそうです。
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関連サイト
雲のむこう、約束の場所 公式
http://www.kumonomukou.com/top.html
この記事もどうぞ。
遠く離れた二人の間に流れるもの・・・。佐原ミズ&新海誠『ほしのこえ The voices of a distant star』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/805/
ひとりで作ったアニメはまだまだある。閉鎖式SFアニメ。吉浦康裕『ペイルコクーン』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/439/
新海誠の新作アニメ『秒速5センチメートル』は3月3日公開予定らしい。観に行くつもり
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1040/
20090606
前半は学園もの的要素がありますが、後半はなんとなくガイナックス&サンライズ風味のSFという感じかな。もちろん、新海誠味が一番強烈ですが。
私は劇場には観に行かなかったですが、DVDで一度見てました。今回久々に見直した。なんでも監督自身、いまいちだったなー、ということを言ったらしいのですが、はじめ見た時は、私は全然いいじゃないか、と思ったものです。で、今回久々に見てみたら、なんとなく前のような盛り上がりがなかった。この監督は毎回主張していること、使うガジェットと演出が同じものだなー、と感じました。よくも悪くも新海誠作品です。
いい作品ですが、少し足りない。
あ、でも映像は凄いですよ。とにかく、美麗な映像が素晴らしい。廉価版が(2009年)6月18日に出ますが、BDで見たいものです。
そういえば、「アフタヌーン」で連載していた漫画版の方は、ぜんぜん連載再開しませんね。しないのか? 佐原ミズ氏は今、新潮社で描いてるし、何か問題が?
以下は作中に登場した本。
宮沢賢治『永訣の朝』。 角田光代『まどろむ夜のUFO』。大下さなえ(ほしおさなえ)『夢網』
湯元香樹実『ポプラの秋』。村上春樹『アフターダーク』。宮沢賢治『春と修羅』
パイロット版だと「アフターダーク」ではなく、「海辺のカフカ」だったそうです。
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関連サイト
雲のむこう、約束の場所 公式
http://www.kumonomukou.com/top.html
この記事もどうぞ。
遠く離れた二人の間に流れるもの・・・。佐原ミズ&新海誠『ほしのこえ The voices of a distant star』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/805/
ひとりで作ったアニメはまだまだある。閉鎖式SFアニメ。吉浦康裕『ペイルコクーン』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/439/
新海誠の新作アニメ『秒速5センチメートル』は3月3日公開予定らしい。観に行くつもり
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