もんでんあきこの描くＨ漫画。『ワーキンガールＨ。』＆『秘密X秘密』。うまいですよ。

もんでんあきこ氏といえば、『竜の結晶』以来、大概は読んできましたが、最近方向性を広げて、Ｈな漫画をたくさん描いてくれてます。



もんでんあきこ『ワーキンガールＨ。』第１巻
集英社------ヴァージン・プレイボーイ・コミックス--------2004年-------590円





もんでんあきこ『ワーキンガールＨ。』第２巻
集英社------ヴァージン・プレイボーイ・コミックス--------2004年-------590円

もんでんあきこ『秘密×秘密』２巻
秋田書店----------miuコミックス------2005年-----857円

『ワーキンガールＨ』の方は、エロ雑誌として有名な『週刊プレイボーイ』で連載していたものらしい。最近の『プレイボーイ』といえば、『キン肉マン２世』とかの漫画連載が存在感を出してきましたが、もんでん氏も描いてたようです。現在、あの麻宮騎亜氏が『彼女のカレラ』という漫画を連載してるというし、なんか『プレイボーイ』も様変わりした感じです。


もんでんあきこ氏は、女性誌で描いてた時から結構セクースシーンとか入れてて、性に対してはオープンな感じでしたが、ここまで描けるとは思いませんでした。とても面白いですよ。普通に成年漫画雑誌で描けます。というか、漫画のネタがかなりオヤジ臭かったり、フェチ臭かったり、オタク妄想臭かったりして、その匂いでクラクラまいっちゃいますよ。
『ワーキンガールＨ』は一話完結でいろんな状況のＨを描いてますが、タイトル通り「職種モノ」とか言われるようなジャンルの話です。スチュワーデスあり、女教師あり、看護婦あり、エレベーターガールあり、OLありでよりどりみどりです。
『秘密×秘密』は女性漫画雑誌の『コミックMIU』や『よみきりMAX』というところで連載していたものを集めた本で、女性たちの性についての問題について取り上げた教育漫画的要素アリ（笑）のＨ漫画。でも、ちゃんと恋愛とかも組み込んでるあたり、さすがもんでん氏と思わせます。この漫画の最後で、Ｈについて描くの向いてた、と作者が書いてます。これ以降、仕事の幅が広がったとも。うーむ、確かにイヤイヤ描いてる感じがまったくしない、というか、こーゆーの描くの凄い好きそうだという感じが伝わってきます。
実は一巻の方は読んでません。

このもんでんあきこ氏は、ユーゴ紛争をネタにした漫画『ANGE』を描いてます。『コーラス』とかで連載してたのも格闘技ものだったし、少し異色の作家という印象があります。

　　

今は、「その男、タカ 1—加藤鷹」というのをやってます。

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関連サイト
愛と笑いと仕事三昧
http://akikomonden.com/

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篠房節炸裂の微妙にエロくないエロ漫画。篠房六郎『家政婦が黙殺　篠房六郎短編集』
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この記事へのコメント

ウチのブログはだいたい一日30〜40人の方が訪問してくれてるんですが（本体サイトの『漫画まみれラノベづくし』が一日20〜30人）、どういうわけか、この『ワーキンガールH。』の記事には、昨日だけで倍の70人くらいの人が訪問してくれました。単独記事では現在最高値。
18禁ネタは食いつきが良い？
Posted by 管理人マミヅク at 2006年05月01日 04:23