原作が活きる。画風も活きる。賀東招二＆上田宏『フルメタル・パニックΣ（シグマ）』第１巻

この前とらのあなのポイントカードが4000ポイントを越えました。思ったよりも買ってない、というより、経済的事情から買えなかったといった方が正しいか。てか、買いたい本全部買ってたら部屋の維持どころじゃない話。
まあ、ともかくポイントで獲得できる品の中で、一番高いものでも貰えるだけ貯まったわけですが、ためしに何か貰ってみるか。今考えてるのは南崎いく氏のテレカとか。QUOカードなら放電映像氏のか。


今現在可及的速やかにやらなければならないのは、同人誌作成なんですが、なかなか進まないまま、漫画やラノベ読んだりしてます。
これもその中のひとつ。



賀東招二・原作。上田宏・作画『フルメタル・パニックΣ（シグマ）』第１巻
「傭兵組織ミスリルに所属する相良宗介は有能な軍事バカ。超科学の結晶ともいうべきウィスバードのひとり、かなめをガードするため、まったく不慣れな学園生活を送ることに。そんなある日、宗介の元に突然の解任命令。納得できない宗介は・・・！？」
富士見書房-----角川書店-----2006年----560円

暴走しまくる宗介と強烈なツッコミを入れるかなめの学園コメディ＆アクション。

賀東招二氏の大人気作品『フルメタル・パニック』のコミカライズ作品。漫画化はすでに３作目だったかな。
作画担当の上田宏氏が描いたのは『終わるデイ・バイ・デイ』の上下巻の部分。ちょうどアニメの『The Second Raid』のとこです。アニメに合わせての連載となってました。

とりあえず、今までの漫画化の中でも一番のできです。キャラクターの魅力が十二分に引き出されているのですが、その中でもかなめのプリプリした感じやいじらしい感じが凄く出てて、気に入りました。上田宏氏の絵もとてもマッチしてていいです。四季童子氏のキャラデザって、少し少女漫画的印象があったんですが、そこらへんを踏まえた上でしっかり上田宏氏の絵になってる感じ。
上田宏氏の漫画で『武神戯曲』というのがメディアワークスから出てますが、これは何度か買おうと思って結局やめてたので、この機会に読もうと思います。

ついでに。
Ｐ38の「妙な機会」は「妙な機械」の誤植？

原作の『フルメタルパニック』は、実はまだはじめのしか読んだこと無いです。続きも読みたいですが、結構出ちゃってるのでちょっとためらいます。ＳＦ＆コメディとしては面白いけど、軍事面は？
しかし、アニメの方はちゃんと見てます。『わりとヒマな戦隊長の一日』以外は見てます。どれも質が高くて面白いです。そういや、これ作ってるの『涼宮ハルヒの憂鬱』やってる京都アニメーションでしたね。ディティールの細かさとか演出とか拘る会社だな～。
アニメのセカンドレイドは姉妹を簡単に殺しすぎに感じましたが、どうやら原作もそうなってるみたいで、漫画もそうなってました。


そういや話変わりますが、放電映像氏といえば、MF文庫の神野ナオキ氏『あそびにいくヨ！』のイラスト描いてますが、これ読みたい・・・。


　　

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参照サイト
賀東招二公式
http://www.gatoh.com/
上田空間
http://uedaman.hp.infoseek.co.jp/
ワクセイガール（放電映像公式）
http://neonvision.blog29.fc2.com/
３人共用名刺
http://www.cosmos.ne.jp/~kim-nak/

この記事もどうぞ。
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