間違えるといけないから言っておくと、『コミック・ヴァルキリー』は隔月刊の「少年誌」です！ 創刊号購入。

「闘うヒロインオンリー漫画雑誌！」と謳う『コミック・ヴァルキリー』が創刊されました。新創刊ラッシュはまだまだ続くようです。
発売日にはどういうわけか、成年誌のコーナーに配置されていたりしました。一応、この前買った『ガンスリ』とか『はやて』とかと合わせて、闘う女の子についての記事にしようかと思ってたんですが、時間なくてまとめて書けなかったです。



『コミック・ヴァルキリー』vol.1（2006年８月号　創刊号）
KTC--キルタイムコミュニケーション----2006年----550円

キルタイムコミュニケーションは、マイクロマガジン社などを含む、マイクログループのひとつ。『二次元ドリームマガジン』とか出してるところです。この『コミック・ヴァルキリー』も『二次元ドリームマガジン』の増刊号ということになってるみたいです。
雑誌の内容は全作品、闘う女の子が主人公という、どえらい縛りを自らに架しているわけで、いろんなパターンの闘う女の子を見ることができます。いやはや、制限付きなのに、よくこんなにたくさん作家さん集めましたね。

連載陣は次の方々。
「インフィニティブレード」KEN、「BLANGEL」渡瀬行人、「夢幻戦士ヴァリス」ZOL、「御剣ハルカ危機一髪！」かぢばあたる、「マガツキ--鬼剣士塵抄」宇岐多冬梧、「夢幻少女ドリマーエンゼルズ」柴山薫、「エンドレスエデン」館尾冽、「星フル巫女」日下部ツカサ、「触手姫」黒葉、「進め怪人くらぶ」鈴木典孝、「タロットメイデンきさら」ろば一、「レッする！アイドル」武礼堂、「メガ・ミックス」女屋マサカズ、「GunnerQueen 復讐の女王陛下」R-Ex、「未来戦士プリティミラージュ」宮崎摩耶、「みこたま」草壁レイ、「FALLEN PRINCESS 落姫」かかし朝浩、「正義研究会セレナード」よこやまなおき、「サイレン・ソング」千樹りおん、「NEKOTAMA！」Przm Ster。
あと、巻末カラーイラスト企画「ヒロインズクライシス」に、Maruto!氏。
KEN氏の「インフィニティブレード」は、今回32ページ全部カラー。かばぢあたる氏の「御剣ハルカ危機一髪！」は選択分岐方式で展開するゲームブックみたいな漫画。ZOL氏ってたしか成年誌でいくつか作品描いてる人。他にも女屋マサカズ氏や、鈴木典孝氏といった上手い人がいます。
一番面白かったのは、表紙も描いてる宇岐多冬梧氏の「マガツキ」。鬼に取り憑かれ、禍憑鬼となった人々を狩る鬼士である桃冴（とうこ）の活躍を描くアクションファンタジー。
あと、館尾冽氏の「エンドレスエデン」とR-Ex氏の「ガンナー・クイーン」も、絵がいいし、話も続きが気になります。
ちなみに来号からは、みたくるみ氏の「ディスバニッシュ」と、梶山浩氏の漫画の連載がはじまります。

しかし、それにしてもパンチラとか脱衣とかが多い雑誌です。それでいてセックスそのものはしてないという微妙さ。
しかも、半分近くの漫画でヒロインたちの服が破かれるシーンがあるというのですよ。まあ、この雑誌のコンセプトから考えるとそうなるのは必然かもしれませんが。
そんなこんなで、普通の雑誌のコーナーではなく、18禁のコーナーに置かれている書店もありました。vol.2以降は、ちゃんと「少年誌」のコーナーに置いてもらえるのでしょうか～

闘う女の子の漫画雑誌（？）というと、『闘姫』というのがあるのですが、やっぱりこの会社の関連する雑誌でした。
昔、この雑誌のことを知らなかった時、友達２人はこれについて知っていて、ニヤニヤしながら通じ合っていたので、なにげに悔しかったのですが、後で内容知って、ちょっとワラタ。

　　

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参照サイト
マイクロマガジン社
http://www.microgroup.co.jp/mm/
キルタイムコミュニケーション
http://www.ktcom.jp/

この記事もどうぞ。
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