REDにて連載。熱くてシリアス。ロボット漫画。清水栄一＆下口智裕『鉄のラインバレル』第１巻

最近暑いですね～。寝汗かきまくりで枕のニオイが凄いことになってます。
そんなマミヅクですが（どんなだ）、こちらも熱くてクサくて、だけどカッコイイ漫画をご紹介いたしますよ。



清水栄一＆下口智裕『鉄（くろがね）のラインバレル　Linebarrels』第１巻
「2019年。３年前の事故で性格も能力も一変してしまった浩一。かつてイジメられっ子だった彼は、大事な誰かを守りたいという想いを抱いていた。そんな彼の目の前に、３年前の事故で見たマキナと呼ばれる巨大ロボット・ラインバレルが姿を現す。浩一はマキナを操れるファクターという存在だったのだ。彼とラインバレルを回収しようとする巨大企業JUDAの目的とは・・・」
秋田書店-------2005年----533円

『アワーズ』で『無敵番長バクライガ』を描いてるコンビの作品。これは『チャンピオンRED』での連載作品ですね。

『チャンピオンRED』、なにげに良い漫画多いのですが、これは今まで知らなかったです。この前教えてもらって知りました。
作画が下口氏、原作・メカが清水氏が主な担当らしい。
作画はバサバサしながらも真っ黒くならないで意外とスッキリした画面で見せてくれる絵なんですが、それでいて勢いがあるというか、しっかりとした存在感を感じさせてくれます。
強い力を手に入れも、少年・浩一の「弱者」としての叫びが出てきてしまう苦悩。焦点の定まらない怒り。たぶん、浩一が自分自身の力をどう使うべきか知らないことと、力そのものの使い方を知らないことが、彼をイライラさせてる。目的がしっかりと見えてない人間はぶざまだ。
これ読んで『新世紀エヴァンゲリオン』の影響を受けた作品だという感じがしました。浩一は、ひきこもるのではなく、暴力に走ったシンジ君という風なキャラ？　あと、

こうした方向性を見失った力についての表現が上手いなあ、とか思いましたが、さらに公式ＨＰで公開してる『仮面ライダー』の同人漫画らしきものが、また凄い。

『Ｈｙｂｒｉｄ Ｉｎｓｅｃｔｏｒ』

ショッカーたちが倒れ、仮面ライダーが不要となった時代。人間によって駆除されて行くライダーたちの戦いを描いていく作品。というか、話ははじまったばかりみたいですが、それだけでもかなり面白いです。凄く熱い！

いやー、そういや今日池袋近くで、手足にカッコイイ入れ墨した若い女の子が歩いてました。肩だけかと思ったら、太ももとかにもトライバルというか飾り罫みたいのが。


　

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参照サイト
ナデガタサーカス（清水栄一＆下口智裕公式）
http://www.h7.dion.ne.jp/~n_circus/index.html
秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/index2.html

この記事もどうぞ。
ぶっとんだ二人が手を組んだ！「どみなのド！」が新連載！『チャンピオンRED』2008年７月号
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/288/



コメント

「Hybrid Insector」面白いですよねー。
SPIRITS にも通じる熱さが好きです。
主人公の彼の今後の動向が楽しみですね。

#「ナデガタサーカス」はTop 絵も好きだったりします。
Posted by tii at 2006年08月08日 23:28

お久しぶりです。

＞ハイブリッドインセクター
そう、確かに『SPIRITS』並みに熱い！　村枝氏の『SPIRITS』が大好きなら、こっちも全然オッケーじゃないかと。
これ、ホントにやけに質が高いですが、同人誌とかになってんのかも？

Posted by ファクター管理人 at 2006年08月09日 0