メイド漫画でありながら、まともなメイドは一人もいない。赤衣丸歩郎『仮面のメイドガイ』第４巻。あと、まともな男もひとりもいなかったりする

今日は雨で自転車のブレーキがきかず二度ほど死にかけたマミヅクです。片手怪我してるのに雨の中で傘さしてブレーキすり減ってる自転車に乗ってる時点で間違ってますが。

それはともかく。
日本三大メイド漫画のひとつ、『仮面のメイドガイ』の第４巻が発売されましたよ。

（注）日本三大メイド漫画・・・・この『仮面のメイドガイ』と、『エマ』そして『これが私の御主人様』の三つ。ではないかな、とか思ってます（読んでる範囲では）。



赤衣丸歩郎『仮面のメイドガイ』第４巻
「富士原なえかは大富士原財閥の総帥の孫として、18歳の誕生日にその全財産を引き継ぐことになっている。本人はそのことを知らないが、命を狙われかねない危険な立場にいるのだった。そんな彼女の元に派遣されたのが、メイドガイ・コガラシと、ドジっ娘メイド・フブキだった。今回は彼女の巨乳を巡って、乳ファンクラブのリーダー、エリザベスの兄ヘンドリック、そして浦島太郎（？）までもがその変態性のすべてをかけて挑んでくる。２人のメイドはなえかを守りきれるのだろうか・・・」
角川書店--------角川コミックスドラゴンJr.-------2006年---580円

10月からのラジオドラマも予定されている『仮面のメイドガイ』の第４巻は、巨乳重視のストーリー展開で、いつも通り笑いころげさせてくれます。

今回、新キャラのヘンドリックが登場。エリザベスの兄で、どうやら相当な巨乳狂いの変態の様子。乳の大きさによってどの程度の距離感で付き合うのかを決定するほどで、なえかのクラスに産休教師として赴任し、教育者として間違った偏りをみせます。彼もなえかの財産の継承のことを知っているらしく、さらに魅惑の魔眼を使う強敵だったりもします。彼がなえかの所属する剣道部の顧問になろうとするのを阻止したいが、剣道勝負なのに相手の眼が見れないというハンデで戦うはめに。
さらに、大富士原財閥の総帥でなえかの祖父にあたる全重郎の誕生日パーティーでは、会場内で誘拐されることにも。この時にもあのメイド忍者姉妹を配下とする強力な新キャラメイド、そして黒幕らしき人物までもが登場します。
なえかが継承するまでの期間も、あと２か月ちょいと迫って来て、話の方も新しい局面に入るようですよ。

しかし、今回はやけに巨乳が大きな部分をしめていましたね。そのわりには全体的に露出も少なめで、南国編があったにもかかわらずそれほどでした。それでいて、各話の内容は質が高くしっかりとしたものが多かったように思います。最後はパーティー編でフブキとコガラシの活躍を見れて、メイドらしさを十二分に（？）楽しめました。
あと、巻末におまけ漫画で東西ドジッ娘メイド対決十番勝負で、ツララとフブキの対決がみれますよ。


そういえば、『エマ』がやってた『コミックビーム』で『エマ』の外伝やってますね。単行本でまとめ読みなので待ち遠しい。
『ビーム』出してるエンターブレインって、富士見書房と同じく角川グループの一部ですが、元はアスキー系だったんですね。あんま気にしてなかったけど、今聞くとなんとなく納得。


　　

眼鏡とメイドの不文律

参照サイト
富士見書房
http://www.fujimishobo.co.jp/
スーパー画材開発日誌（赤衣丸歩郎=赤Marl公式）
http://www.din.or.jp/~kuramiga/

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メイド忍軍に攫われた祖父たちを救え！　赤衣丸歩郎『仮面のメイドガイ』第９巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/796/