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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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日曜の深夜。大音量で『となグラ』を観てることに少し照れを感じる今日この頃のマミヅクです。
漫画の方の『となグラ』は買うべきかどうか熟考中。

それはともかく。
最近行くことがめっきり減ったファミレスですが、チープながらも意外に好きです。けど、こんなファミレスは嫌だと言っておきたい。

高津カリノ『WORKING!!(ワーキング!!)』第1巻

高津カリノ『WORKING!!(ワーキング!!)』第1巻

「北海道にあるというファミリーレストラン『ワグナリア』。ある日新人として入ってきた高校生・小鳥遊宗太は、年上にしてはあまりにも可愛らしいバイトの先輩、種島ぽぷらと出会う。小さく可愛いものを偏愛する宗太にとっては運命の出会いであり、変人揃いのワグナリアにとっては新たな変人の投入なのであった・・・」
スクウェア・エニックス----2005年----476円

『ヤングガンガン』連載中の『working!!』はどこにでもあるようなファミレスとは一味違った人材が揃ったファミレス・ワグナリアが舞台のストーリー4コマ漫画です。
ロリ、もとい小さいものが好きな小鳥遊宗太をはじめ、小学生くらいにしか見えない脳みそ天然17歳の種島ぽぷら、店のものを喰う上に仕事をしない店長の白藤杏子、腰に刀を差したチーフの轟八千代、男性恐怖症で接客のできない伊波まひる、何事にも動じないキッチンの佐藤潤、行方不明の妻を探すマネージャーの音尾兵吾。
こうした個性的なメンバーが、なにはともあれファミレスの従業員として間違った個性を発揮しつつ突き進む、ほんわかファミレスラブコメ。

天然娘に入れあげる偏愛者、という構図は、言葉の表面だけから感じる意味合いからすると、いかにも危険な状況ですが、コメディ漫画になった段階で、話が成立するためにはなかなか実行に至らないという漫画的前提条件を踏まえて見ると、その状況そのものが大変効果的な装置と成り得るわけです。この『WORKING!!』もそうですし、あと『東京大学物語』とか『スクールランブル』、それに『ストロベリーシェイク sweet』もそうなりますね。でも、『WORKING!!』は他のみっつと比べるとちょっと毛色が違います。他のはなんというか天然娘がそんなこと考えてないのに、相手の方がいろいろ考えちゃって行動がちぐはぐになってしまったりするタイプか、行動を起こそうとするとタイミング良く(悪く?)何かが起こって行動が空振りに終わってしまったりするというタイプです。しかし、『WORKING!!』の小鳥遊宗太は、なんというか大好きだけど、それほど行動にしないというか、理性を保っているというか。たぶん、現在の段階では「好き」が即座に「告白する、彼女にする、SEXする」といった行動に結びついていないためなのだろうと思われますが、まさに作中に描かれているような愛玩動物に対するような愛情に類する「好き」なんでしょう。この状態の小鳥遊の言動が、「他意無く」描かれていてとても笑えます。
今後、この2人の結末はいかに。非常に楽しみです。

ところで、「小鳥遊」って「たかなし」と読むんですが、作中で「稀な名前」として出てくるこの名前が、この前たくさん読んだ『悪魔のミカタ』や、最新号の『アワーズ』で連載がはじまった『聖乙女学園血風録』でも出てきてるので、なんかそれほど稀だという感じがしない気がしてきました。
ちなみに「小鳥遊」で「たかなし」なのは、鷹がいないと小鳥も遊べる、という意味らしい。苗字検索によると、全国で7世帯あるとか。

  
「WORKING!! 5 初回限定特装版」「ファミレス戦士プリン」(ひのき一志)「ハニカム」桂明日香
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追記
アニメ化されました! これがまたメチャクチャ良い出来です。

  
「WORKING!! 1 完全生産限定版 DVD」「WORKING!! 2 完全生産限定版 DVD」「WORKING!! 7」
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参照サイト
うろんなページ(高津カリノ公式)
http://www.gahako.com/
TVアニメーション「WORKING!!」
http://www.wagnaria.com/

この記事もどうぞ。
伊波さんと小鳥遊くんの明日はどっちだ。高津カリノ『WORKING!!』第4巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/580/
伊波さんは小鳥遊くんにやられたけど、我々は伊波さんにやられたのだ! 高津カリノ『WORKING!! (ワーキング)』第3巻。あと2巻も
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1026/
カワイイ! 女装の小鳥遊くんが! 高津カリノ『WORKING!!』第5巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/230/

この記事へのコメント

「WORKING!」の赤帯が「KEEP OUT」のようなジャミングシステムに見えて何か隠しているのかと(違)
Posted by m at 2006年09月04日 23:15

>ジャミング
そんな! 『ちょこシス』じゃあるまいし!
てか、何期待してんですか!
Posted by 管理人マミヅク at 2006年09月05日 07:42

はじめまして、livedoorの検索からお邪魔しました。working!私も読んでおりますー^^;

>『WORKING!!』の小鳥遊宗太は、なんというか大好きだけど、それほど行動にしないというか、理性を保っているというか

ほんとそんな感じですよねー^^;小鳥遊に言わせると、ぽぷらちゃんは小さな虫と同類らしいですし・・(笑)。小さくてかわいいものなら何でも良いのかな^^;

最近、轟チーフが自然に見えてきてしまいました^^;帯刀なんですけどねー^^;

Posted by まつ at 2006年09月06日 21:17

>まつ さま
ようこそいらっしゃいませ〜。
『WORKING!!』いいですよね〜。自分は『ヤングガンガン』買うようになって知った作品ですが、一巻分は未読だったのです。
ああ、小鳥遊&ぽぷらちゃんは出会いからしてこんなだったのか・・・納得。とか思いました。
いや、そりゃ「ミジンコ並み」ですからね!

>轟チーフが自然に
そう、あのメンバーの中では「比較的」まともなんですよ。帯刀なんですけど!
Posted by 管理人マミヅク at 2006年09月07日


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