管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。
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久々に榎本ナリコ(野火ノビタ)氏の作品読んだ気がします。
榎本ナリコ『ホーム・ドラマ(HOME DRAMA)』
「34歳独身あまり会えない彼氏アリ。そんな女編集者の刈野みのるは、結婚とは縁のないものと思っていきていたが、ある日突然、彼女の前に息子を名乗る少年・早瀬ミノルがやってくる。それは彼女がまだ子供のころに産んだ子供だったのだが・・・」
創美社/集英社-----クイーンズコミックス。2003年----400円
『センチメントの季節』など、人の心の琴線に触れるような作品を作り続ける榎本ナリコ氏の中編。
この作家さんは自分の中では、R.D.レインの著作を教えてくれた人であり、心身の乖離を描かせたら天下一品のお人として高い地位を占めています。
この『ホームドラマ』に関しては、いつもの強烈な印象を残しませんでしたが、それでもやはり基本部分はしっかりこの人の作風でしたね。
榎本ナリコ『ホーム・ドラマ(HOME DRAMA)』
「34歳独身あまり会えない彼氏アリ。そんな女編集者の刈野みのるは、結婚とは縁のないものと思っていきていたが、ある日突然、彼女の前に息子を名乗る少年・早瀬ミノルがやってくる。それは彼女がまだ子供のころに産んだ子供だったのだが・・・」
創美社/集英社-----クイーンズコミックス。2003年----400円
『センチメントの季節』など、人の心の琴線に触れるような作品を作り続ける榎本ナリコ氏の中編。
この作家さんは自分の中では、R.D.レインの著作を教えてくれた人であり、心身の乖離を描かせたら天下一品のお人として高い地位を占めています。
この『ホームドラマ』に関しては、いつもの強烈な印象を残しませんでしたが、それでもやはり基本部分はしっかりこの人の作風でしたね。
「見知らぬ息子」がやってきて、自分のペースを崩されて戸惑う女性を、穏やかかつ優しく描いています。連載は集英社の『YOU』とのことで、確かにそれらしい女性誌向け作品でもあるか。
結構静かにそしてあっけなく終わりがやってきますが、その怯えと受け入れが残した結末には、期待値高めのフェイドアウト的な終わりが似合っていたかと思います。
他に三つ入っていた短編の中では、最後の『いつか王子様が』が、ひじょーに私的なツボでして、とても楽しめました。キャリアウーマン的存在となった乙女心を秘めた女性が、職場の中で一番人気の男性が女装しているところを見つけてしまい・・・みたいな。た、たまらんよう。
そういえば、この単行本、セクースシーンが少ないですね。赤裸裸というよりも、被虐的に描かれる(描くという行為が被虐的な)セクースや、客観視されたり見捨てられたりしたかのようなセクースをよく使う(しかも上手い)人ですが、これにはない。全体的に柔らかい印象がある単行本でした。
幽遊白書の同人誌、また読みたくなったな~。
「NOVEL MIHO YOSHIOKA」は吉岡美穂の写真集。なんでかこれに記事を書いてるのが榎本先生。
-----------------------------------------------
参照サイト
野火ノビタ研究所
http://www.lares.dti.ne.jp/~gonta/nobita/index.html
この記事もどうぞ。
猟犬とメイド! 私はどっちもいけますよ!(そんなこと聞いてない)『サンデーGX(ジェネックス)』2008年4月号
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/197/
自分の名前は自分のものじゃない、と言う少女。小野塚カホリ&原田梨花『こうして猫は愛をむさぼる。』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/511/
能の演目で語られる異種恋愛譚が現代に蘇る。江野和代『蜃気楼(きつねのもり) 江野和代ラブストーリーズ1』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/444/
結構静かにそしてあっけなく終わりがやってきますが、その怯えと受け入れが残した結末には、期待値高めのフェイドアウト的な終わりが似合っていたかと思います。
他に三つ入っていた短編の中では、最後の『いつか王子様が』が、ひじょーに私的なツボでして、とても楽しめました。キャリアウーマン的存在となった乙女心を秘めた女性が、職場の中で一番人気の男性が女装しているところを見つけてしまい・・・みたいな。た、たまらんよう。
そういえば、この単行本、セクースシーンが少ないですね。赤裸裸というよりも、被虐的に描かれる(描くという行為が被虐的な)セクースや、客観視されたり見捨てられたりしたかのようなセクースをよく使う(しかも上手い)人ですが、これにはない。全体的に柔らかい印象がある単行本でした。
幽遊白書の同人誌、また読みたくなったな~。
「NOVEL MIHO YOSHIOKA」は吉岡美穂の写真集。なんでかこれに記事を書いてるのが榎本先生。
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参照サイト
野火ノビタ研究所
http://www.lares.dti.ne.jp/~gonta/nobita/index.html
この記事もどうぞ。
猟犬とメイド! 私はどっちもいけますよ!(そんなこと聞いてない)『サンデーGX(ジェネックス)』2008年4月号
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/197/
自分の名前は自分のものじゃない、と言う少女。小野塚カホリ&原田梨花『こうして猫は愛をむさぼる。』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/511/
能の演目で語られる異種恋愛譚が現代に蘇る。江野和代『蜃気楼(きつねのもり) 江野和代ラブストーリーズ1』
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