自分の名前は自分のものじゃない、と言う少女。小野塚カホリ＆原田梨花『こうして猫は愛をむさぼる。』

小野塚カホリ＆原田梨花『こうして猫は愛をむさぼる。』
「モデルの仕事をしている宝（たから）は、何に対してもしっかりとした興味が持てない高校生。モデルの仕事だって親の知人から薦められてやりはじめただけ。しかし、ある日、仕事帰りに母の運転する車に轢かれそうになって知り合った高校生の刀根新（とねあらた）に興味を持ち始め・・・」
祥伝社----2002年-----876円

小野塚カホリ氏が、同じく漫画家の原田梨花氏が原作を書いた話を描いた作品を集めたのが、この短編集。紹介文の「こうして猫は愛をむさぼる。」の他に、「きみの手を取り、海へ逃げよう」「バルバロイ」「アイス・キューブ」の三本が入っています。

どれも透明感のある作品で、思春期の少女たちの性と心の微妙な働きを描いています。まあ、小野塚カホリ作品はどれも素敵なんですが、今回は原作が付いているせいか、とても口当たりと後味のいいものばかりとなっています。『ロールスロイスラジオ』も読みましたが、こっちは少し酷い話が多かった。酷いってのは話が悪いというのではなく、辛い話が多いということで。小野塚カホリ作品はだいたいそういう話がいくつかは入っているものです。だから、この『こうして猫は愛をむさぼる。』は珍しいかも。
この中では、「きみの手を取り、海へ逃げよう」が一番好きかも。

そういや、最近は全然『IKKI』とかじゃ描かないのかな？

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『HELLSING（ヘルシング）』の新DVDの第４巻の発売が、延期だそうです。そういや、そろそろリップバーン中尉か。

【はみ出し禁止】車中淑女のたしなみ。（魁！清谷防衛経済研究所　）
私も是非見てみたい、とマミヅク大興奮。
そうか。大事なのは日頃の行いか。

少年陰陽師:美少年20人が妖怪とバトル、今秋ミュージカルに（まんたんweb）
また、ミュージカルか。最近は、ほんと舞台になる漫画作品が多いなぁ。

『別冊ハーレクイン』のハレ壷でイラストが載ってたひたき氏の絵は気になる。小説のイラストとかもやってる？

モモカン（北見サイクル本八幡支店）


　　
「美少年」「花」「花粉航海」
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関連サイト
原田梨花公式　梨園
http://www.k3.dion.ne.jp/~nashien/
CELLULOID PARADISE（小野塚カホリファンサイト）
http://www.iwafune.ne.jp/~ohirune/onozucca/main.htm

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