ウルジャンSFはまとめが上手い。鈴木央『僕と君の間に』連載終了。ウルトラジャンプ2006年３月号

　　

鈴木央『僕と君の間に』全三巻
集英社----2006年

鈴木央（すずきなかば）氏の『僕と君の間に』が、『ウルトラジャンプ』2006年３月号で無事連載を終了しました。単行本３巻分と短いながらも話がよくまとまっていて、テーマも充分語り、出したネタも消化しきった感じがあって好感のもてる作品でした。
『沈黙の刻』『定光』『ストレガ』などと同様、ＳＦ作品がどれも良い終わり方をできる『ウルトラジャンプ』に、今度は『僕と君の間に』が追加されました。ダメそうなのは『アガルタ』だけ？　あ、弐瓶勉氏も微妙な終わり方するので、『ABARA』もかも。

『クロスロード』は先月号と今月号、メイ様が美味しいところを全部持ってってますね。ああ、メイ様、素敵～、とハートマーク飛びまくり。
あと、『クロスロード』の中に誤植がありました。
150ページ、右下のコマの解説者の台詞の中で、「棄権」のはずが「危険」となっていました。

ちょっと前に『蒼のサンクトゥス』の３巻と、『クロスロード』の３巻とか最新単行本が出てます。あと『皇国の守護者』は１-２巻とも重版されたそうです。

あ、ちなみに、明日は講談社の『シリウス』系の単行本が出ます。中でも、『魔法使いのたまごたち』１巻は買う予定。あれ？『テレパシー少女蘭』の２巻が出るかと勘違いしてました。どうりで・・・。

参照サイト
「ウルトラジャンプ」
http://ultra.shueisha.co.jp/
「鈴木央のだらだらブ」
http://blog.livedoor.jp/suzukinakaba/

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