いまのところ鼓動は微弱。月刊少年ブラッド創刊２号の感想など

今日、夜の九時ころにまんだらけ池袋店の前を通ったら、あのBL的看板の前で記念撮影してる子連れの夫婦を見ました。

それはともかく。
孫正義氏が作った『月刊少年ブラッド』（ソフトバンククリエイティブ刊）ですが、創刊２号が出ました。今度も驚きの290円という低価格。前回よりかは50円値段があがりましたが、それでも他の同類の月刊誌と比べ格段に安いです。これならとりあえず試しに買ってもいいな、とは思います。



『月刊少年ブラッド』2006年６月号

『少年ブラッド』は何日か前に買ってあったのですがやっと感想などでも。
今号よりシヒラ竜也氏の霊能アクションSF『X-assault（イグザルト。エグリゴリの超常能力部隊じゃないぞ）』が連載開始。原作は宗原光流氏。特殊な銃で武装したチームが、エクストラと呼ばれる異形の化け物があの世からやってくるのを防ぐため活躍します。

連載は『シチ=フク』（渡辺とおる）、『拳鋼少女リク』（弐篠重太郎）、『源流武闘伝オリジン』（フカキショウコ）、といった前半掲載の漫画は面白いですね。他は読み切りの『白螺旋　ビャクラセン』（枢めち丸）がよかったです。期待できる作家さんだと思います。
この雑誌が何を目指しているのかよく分からないのですが、ファンタジーだけじゃなく『HOLA!!（オラ）』という絵の上手いフットサル漫画が載ってました。『デカ教師』ともども少しこの雑誌の芸風から外れてる感じがしたのですが、どうなんでしょう。
『まじょま』（神吉）というのがこの雑誌の中で一番えちい漫画ですが、サービスがこれだけでは少し少年誌として弱いかと。
巻頭カラーページにゲームの紹介がたくさん載ってるので、『ガンガン』的なものに近いのかも？

やはり前号のオマケのインパクトが雑誌の印象を上回ってしまっていたほどですから、今号では力不足感がいなめない。これを見ると、『REX』は姉妹誌があったことで恵まれていたのだ、と分かります。
逆に『ブラッド』はこれからどう軌道修正して発展するのかという点でも興味深い雑誌となりました。


　　

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参照サイト
少年ブラッド公式
http://web.comicblood.jp/index.html

この記事もどうぞ。
発展の余地は大きく期待が出来るかもしれない『月刊少年ブラッド』新創刊。創刊ラッシュのひとつ。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/843/
また新創刊雑誌。孫が送り出す少年誌はどうなるのか？　ソフトバンク『月刊少年ブラッド』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/729/


この記事へのコメント

先生！　「白螺旋　ビャクラセン」は連載です！
読みきりではあんまりですよー。と通りすがりのたわごと。
Posted by 通りすがーり at 2006年05月17日 21:58

＞白螺旋
そうです。『白螺旋』は連載作品でした。『押せ！押せ！スタンプ学園！！』と勘違いしたようです。
通りすがーりさん、ありがとうございます。
Posted by 管理人マミヅク