また新創刊雑誌。孫が送り出す少年誌はどうなるのか？ ソフトバンク『月刊少年ブラッド』

ギャー。指がー。
どうも、包丁がすべって指の皮が少しえぐり取られたマミヅクです。

ここ最近の新創刊ラッシュには驚きですが、今度はなんとソフトバンクが漫画月刊誌を出すことに！　流石、孫正義。孫権の末裔なだけはあるな！



『月刊少年ブラッド』0号

この創刊準備号を見る限り、「熱血冒険てんこもり」と謳っているように、分類としては少年誌のようですが、オタク寄りになりすぎないような作家たちの画風・作風です。連載作家は次の通り。

連載作家陣
川元利浩（カバーイラスト）・浅川圭司・麻生雄介・吾妻ナオミ・天乃タカ・いとういのぢ・榎本マキ・カザマアヤミ・歌那早苗・枢めち丸・神矢みのる・神吉・唐花見コウ・川原誠・神崎将臣・菅野博之・吉祥りら・こいでたく・シヒラ竜也・神堂あらし・高山瑞穂・竹林月・TOBI・七尾奈留・弐篠重太郎・長谷民雄・火尾薫・フカキショウコ・Fuzzy・真広雄海・ミサトモコ・八神健・山崎毅宜・ヤミーゴ・渡辺とおる

ううーん。知ってる作家さんが少ないなぁ。神崎将臣氏が復活するらしいのは嬉しいです。

いとういのぢ氏は漫画じゃなくイラストだけみたいです。Fuzzy氏はよくコミティアに出てたので同人誌も持ってますが、やはりイラストのみの参加のようです。あとは菅野博之氏と渡辺とおる氏くらいしかしらない。渡辺とおる氏はゲームの『Master of Epic』でキャラデザやってたお人。

なんというか、不思議なくらい「その作家がいるだけで雑誌の部数がのびる」というような作家がいません。神崎氏がそうだともいえなくないですが、むしろ彼のファンはコアかと。
楽しみなのは神崎氏と渡辺氏ですが、ほかの作家さんの中で紹介ページで見た限り自分好みの作家さんは、山崎毅宜氏・川原誠氏・弐篠重太郎氏くらい。山崎毅宜氏は去年の夏に『アフタヌーン』の四季賞で受賞してるそうです。弐篠重太郎氏はコミティア参加してるそうですが知らなかった。

この雑誌は、ソフトバンクなだけあって、雑誌・携帯・webの三つの方法で見ることが出来る雑誌だそうです。はじめからネット配信を前提にして作られているから、創刊号のネット上でのためし読みとか、いろいろ細々としたサービスがあったりします。そこらへんから読者を掴もうということかも。

月刊少年ブラッド公式
http://comicblood.jp

発売開始は2006年４月12日水曜日。一応自分も創刊号は買うには買いますが、知らない作家が多いだけあって、続けて買うかは微妙なところ。なんとなく、この雑誌は講談社の『少年シリウス』に似てる感じがします。あと『REX』とか。どちらも少年誌的な路線のなかでもよりオタク向けな漫画を揃えてるだけに、自分とは親和性が高いのですが、『ブラッド』は少し健全そうなので・・・。この雑誌の読者層の狙い目が、もしかしたら少し低く設定してあるのかもしれません。小学校高学年とか中学生とかに。『シリウス』や『REX』はおっきいお友達が買うことを前提に作ってる対象層が高校生以上に想定された雑誌（しかも女性読者も視野に入れてるかも）のような気がしますが、この『ブラッド』はそういったものではなさそう。少しだけオタク向け作家を入れてあるのは不思議ですが、どういった意図があるのか？

ついでに。
前に書いた記事で『ドラゴンエイジPure』を紹介しましたが、なんか秋葉原のK-BOOKSとかだとまだ雑誌が残ってます。あんまり売れなかった？

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関連サイト
月刊少年ブラッド公式
http://comicblood.jp

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