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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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どうもー。最近、買い物に失敗してばかりいるマミヅクです。
一昨日など99円ショップで安物のジンジャーエールを買ったのですが、えらく薬臭いもので後味が悪いもの。しかも、オシッコすると尿道口が痛い感じがします。
いや、自分が尿道結石になってるという可能性もありますが。
(なんか最低な書き込みだな)

いや、実は昨日の23時くらいからウチのブログのある記事にアクセスする人が大量に来てまして、せっかくなので何かインパクトのあること書かないと、とか思って書いてみたら、こんなことになりました。ごめんなさい。

でも、この記事の序文はともかく紹介する漫画はほんとに凄いですよ。篠房六郎氏の『ナツノクモ』です。
先日『ナツノクモ』第6巻が出たのでそのことでも。読んでゾクゾクしましたよ。

ナツノクモ第6巻_篠房六郎

篠房六郎『ナツノクモ』第6巻

「動物園を焼き払いにタランテラのフィールドに集結したボグウィッシュとフィンドール。しかし、クランクの策略が成功して両集団は仲間割れを起こして自滅する。これで動物園に手を出してくるプレイヤーが減るかに思われたが、注目度はより上がることに。そんな中、動物園内部での事態は静かに進展していく。疑似家族を続けるガウルとクロエはエンジン男・トルクを間に挟んで緊迫し、あの発端となった事件のことが少しずつ語られる中、やがて関係そのものが破綻していくのだが・・・」
小学館-----IKKIコミックス。2006年----560円

おー。この自分内での盛り上がりをどう語ろうか!

それくらいこの巻の話は面白かったです。今までの出来事が、伏線によって繋がれているのが徐々に見えてきました。キャラクターたちの言動がどんどん繋がってきたりして、話がよく練られていると思いました。
動物園を仕切ってるし、かなりマトモかと思われたクロエの内面がどれほど病んでいるのかの一端が見えてきて、ゾクッとさせられます。あの、「赤ん坊の泣き声」のことが出てきた時なんかとくに! クロエってずっと重要人物でありながら、あまり話の中心にかかわってこなかったのですが、この6巻はクロエとガウルの二人の感情や考えの咬み合わなさがじっくりと語られてます。
そうした二人に何もできないトルク。そして自分の行動に苦しみながらもクランクとつるんで何かしはじめるイタカ。挑発的行動をより強めるミツキ。盗賊団なども巻き込んで、どんどん事態が進展してきそうな予感がします。

これホントに面白い漫画ですね。話の構成や伏線の組み込み方がとても上手いです。少しずつ明らかになる謎の見せ方、とくにこの巻での話の結合の仕方には関心します。
なんというか、とてもじゃないけど、あの『家政婦が黙殺』を描いた人とは思えない・・・・・・・・・・というわけでもないか。やっぱり同じ作者か。ギャグのセンスが~。
今回は卑猥じみたセリフや、サイコガンとか出てたりして笑わしてもらいました。この6巻の表の主役はガウル(白)とクロエ(黒)でしたが、メリノーちゃんが極上の暴走・空回り系ツンデレっぷりを披露する裏の(真)主人公ではなかったかと。

これ読んだ後に知り合いと「この漫画に出てくるゲームが本当に出ないかな~」とか言い合ってました。出たら自分も初ネトゲーしてもいいです。知り合いは「この漫画内でのゲームは、ゲームそのものとしては酷くオーソドックスだ」とか言ってましたが、自分的にはそれでもそのまま作ってほしいですね。「リアル部分も組み込むなら、よほど上手くやらない限り不可能」とも知り合いはいいますが、シナリオの一部がタランテラのフィールドに関係するだけで、リアル部分は排除していいのではとか思います。あのエンジン男とかイタカとかクロエとかガウルとかそしてメリノーちゃんとかがキャラクターとして出てくれればいい。

篠房六郎氏のサイトがちょうど一年ほど更新してませんね。どうなるんだろ。

ところで、RPGゲーム内部での活躍が漫画で描かれるというもので思い出したのですが、来留間慎一先生の『魔じん伝(じん、は神の下に人と書く造字)』を思い出しました。あれの3巻と4巻は、コンシューマーのRPGゲーム内に入ってしまって、その内部で戦うという話でしたね。双子の剣士がすっごい格好良いのですよ。自分的に漫画で魔法が面白い表現をされている良質のものの中に、この『魔神伝』が入っていたことを忘れてました。
来留間慎一先生は、ちょっと前までは「秋恭摩」というペンネームでいろいろ描いてましたが、現在は描いてるんでしょうかね。ちょっと聞いた話では、特撮もののデザインとかもしてるそうなので、忙しいのか?
久々に『魔神伝』が読みたくなってきました。あとアニメも観たくなってきた(OVAで出てたのです)。

  

参照サイト
篠房六郎日記
http://cgi.din.or.jp/~simofusa/cgi-bin/jinny/

この記事もどうぞ。
人の嫌がることをして築かれる幸せな関係に未来はあるのか? 篠房六郎『百舌谷さん逆上する』第2巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/832/
最強装備のツンデレっ娘が大暴れとか聞いて期待した人を、たちの悪いラブコメへと突き落とす良作。篠房六郎『百舌谷さん逆上する』第1巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/357/
誰もが誰かを救いたがっているのに。篠房六郎『ナツノクモ spinning web』第8巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/104/


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