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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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しまった。今日「文化の日」は、「まんがの日」でもあるんだった。なんかもっと漫画の記事を載せないと
うーん、何にしようかなぁ・・・・文化的でまんがの日にふさわしい・・・
そうだ。これにしよう。

toLoveる第1巻_矢吹健太朗

矢吹健太朗&長谷見沙貴『toLoveる』第1巻

「結城リトはグラビア写真ひとつで狼狽えるような純朴な高校生だったが、ずっと好きだった西園寺春菜に告白しようと決意する。しかし、そんなリトの前に突如裸の女の子が現れる。彼女は自らをデビルーク星からやってきた宇宙人でララと名乗る。困惑するリトだが、そこにデビルーク星からの追手が来て、実は家出中だったララを連れ戻そうとする。それをつい助けてしまったリトだが、その恩を徒で返すかのように春菜に告白するのを邪魔し、あらぬ誤解ばかりが増えていくのだが・・・」
集英社------ジャンプコミックス-------2006年-----------390円

もうもうべたべた。ネタ的には100万回は繰り返されたかのようなラブコメ展開で、本命がいるのに別の人物に好かれて本命とはひっつかない、という「A→B→C」という(表面的には)一方通行構造の恋愛漫画。実際には「C=西園寺春菜」は「B=結城リト」に好意(もしくは興味)を持っている状態なのですが、そこらへんも含めて凄くありきたりの漫画です。でも、そういうことを踏まえた上でも、非常に面白い漫画です。

「ありがち=王道」というごく当たり前のことを、嫌みなく高いクオリティでこなし、成功させる。まさにジャンプ漫画の基本にして神髄。なんというか、ジャンプの力量を思い知らされるような漫画ですね。
こうした漫画の形は、自分がジャンプを読み始めた初期の段階、ちょうど『きまぐれオレンジロード』とか『ウイングマン』とかがやってた頃のものと、基本の部分はあんまり変わってないです。まあ、今風といっていい部分としては、更衣室と乳首と触手かな?(ぇー
あと、なんといっても、作画と脚本を別々にしているというところでしょうか。前作『BLACK CAT』で、かなり話題になった部分を補うためか、今回はアニメの脚本の仕事をしてた長谷見沙貴氏が脚本を書いています。マガジンなどでよく行われている、漫画家を作画に集中させるシステム(絵を描く操り人形にする方式ともいいますが)で、美麗な作画にストーリーのバランスを取らせるというのは、最近ホントに良くみるようになりました。ジャンプでは小畑健氏の『あやつり左近』や『ヒカルの碁』がそういうものの成功の先例を作った感じでしょうか。

そういや、「A→B→C」の構造は、普通は「女→男→女」か「男→女→男」という形で、ストーリーが進んでいくと、矢印のどこかが双方向になって収まるものでしたが、最近では「A→B→C→A」といった感じにループ構造を持った三画関係が成り立つことも多くなりましたね。

時間が無いので考察しないでおわり。



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参照サイト
少年ジャンプ公式
http://jump.shueisha.co.jp/home.html
まんが天国
http://manganohi.jp/

この記事もどうぞ。
見つけた!僕の変態嫁! TANA氏が表紙&新連載!「およめさまHONEY DAYS♥」。『コミックちょいエス!(ちょいS)』vol.13
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/680/
脇役女子キャラに焦点を当てた話が多め。矢吹健太朗&長谷見沙貴『toLoveる(とらぶる)』第9巻 気になる夜
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/311/


この記事へのコメント

これ、どうやら単行本にする時に、乳首部分を修正してるみたいですね。雑誌じゃ表現できなかったからといって、わざわざやるというのはなんか凄いな。矢吹氏ってそんな作家だったっけ?

そういや、『toLoveる』と同日に出た『エム×ゼロ』もとらのあなだと瞬殺で売り切れてましたが、そっちも買ってみようかな。

Posted by 管理人マミヅク at 2006年11月07日 0

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