甘〜い恋を兄弟としよう！ 鮎川未緒『背徳は甘く蝕む』。これって、実はかなりイってます。

『ケダモノ』シリーズでもかなりＨな漫画を描いてた鮎川未緒氏ですが、今度の新作ではもっと凄いですよ。



鮎川未緒『背徳は甘く蝕む』
「グルメライターの杏奈はケーキ屋『ヴァント・トロワ』のオーナーパティシエ・伏見虎之介と知り合い彼が目当てでたびたび店を訪れていた。しかし、虎之介の双子の兄・龍之介は彼女を邪険に扱う上に歯医者という天敵でもあった。そんな龍之介にキスされたりして迫ってきたことで、彼女の心はかき乱されるのだが・・・」
小学館------プチフラワーコミックス------2006年-----390円

双子の兄弟に迫られて、両手に花な杏奈の幸せを描いてしまった作品。
いや、なんか凄いですよ。ナチュラルですよ。

帯にこんなことまで書いてある。







「愛があれば３Ｐもアリ！？」

・・・・・もしもし？

よもや、プチフラワーコミックスの帯でこんな文字を見る日が来るとは思わなかった。
新條まゆ氏やその系統の作家さんの作品や最近の『ないしょのつぼみ』とかもそうですが、小学館が提示する未来的な愛の形というのは、なんとも幅広いなぁ。

「ごめんなさい。私・・・トラくんもリュウくんも好きよ・・・！　選ぶなんてできないわ」
「よかったぁ♡　だったら三人でつき合えるじゃん♡」
（作中より抜粋）

で、状況に流されつつこのまま３人で、という感じなんですが、まったく悩むこと無し。もうちょいこの事態について考えるくらいはしましょうよ。
「愛のミルフィーユ」とか言われてるし。（ぉぃ）

いや、前にも記事にした通り、『ばっくれバークレーボーイ』の例がすでに10年以上前にあったわけですから、何をいまさら、ということなのかもしれませんが、こうもあからさまにやってくるとは思いませんでした。


そして、当然のことながら、この漫画にマミヅクは大喜びでございます。今後とも鮎川未緒氏の作品はもとより、こういった方向性の作品はジャンジャンとりあげていきたいと思います。

しかし、この鮎川未緒氏という人は当初からトバシ気味の感じがありましたが、ここまでやるとは。何者なのか？　当初から絵が上手かった感じなので、同人誌かアシスタントから作家に？　デビューは1995年の小学館の作品らしいけど、単行本は『ケダモノ』二冊と、この『背徳』だけの様子。漫画家歴は長いみたいですが、何かないのかな。
なんか、鮎川氏には是非とも『恋愛白書パステル』とか『aya』とか、あとできれば『S-aya』とかでも描いて欲しいですね。


ところで、ネットゲームとかやったことの無いマミヅクですが、恋愛シミュレーションみたいなことがゲーム内で出来るネットゲーム探してます。もしくは、ゲーム内でセクースできる恋愛ＲＰＧみたいなヤツ。ありませんかね。


関連サイト
プチコミック（小学館）
http://www.petitcomic.com/
ないしょのつぼみ 同性の女の子を好きになっちゃった場合･･･（大炎上）
http://blogs.yahoo.co.jp/beatarai/39537032.html

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