管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。
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弐瓶勉『BLAME!(ブラム!)』第10巻
「超構造体(メガストラクチャー)の中にある巨大な空洞にそびえる塔にたどり着いた霧亥(キリイ)は、塔の番人との戦闘に勝利し、さらに上部へと向かう。そのころ、統治局の代理構成体は珪素生物との戦闘に敗退し、シボを奪われてしまう。破壊された代理構成体は、サナカンの情報を流用した体で再びシボを守るために突き進むのだが・・・・」
講談社----------------アフタヌーンKC-----------2003年-----------600円
「シドニアの騎士」の弐瓶勉氏によるハードSF「BLAME!」をやっとのことで全部読みました。まあ、連載読んではいましたが、全然わかってなかったので、今回読めてよかった。
これ、あまり出まわってないので、単行本の後半を探すのに手間取りました。うーむ、やっぱり世間的にはあんま人気ないのかな。SFでしかもこんな難解で濃いからか?
ともかく、通しで読んでみて、やっと話がわかってきた、という感じでしょうか。「アフタヌーン」での連載読んでても、毎回毎回、情報が断片すぎたり、状況がぽんぽん変わるので、理解しきれてなかったです。
まあ、今回読んだことで、理解しきったとはとても言えませんが・・・・
「BLAME!」3巻 4巻 5巻------1999/2000年------------505円
「BLAME!」6巻 7巻 8巻---------2001/2002年----------505/600円
ただ、この霧亥とシボの果てしない旅と戦いは、とてつもないスケールで圧倒されますね。独特の描写も硬質で重厚なSF作品としての存在感をもたせ、その雰囲気を伝えてきます。ギーガーに近い感覚とでもいいますか。その特異な画風と、「ハイパースケール感」そのものだけでも面白い作品でした。
「BLAME!」9巻---------2002年----------514円
結局、最後の展開は、明確な結末や謎に対する回答を提示するでもなく、どう考えてもハッピーエンドなどとは次元の違うエンディングで、らしいといっちゃらしく、これはこれで良かったかと思います。
個人的にはもうちょっと霧亥とシボの関係を描いて欲しかったですが、ふたりとも最後の方はほぼ人間的ですらないですからね(笑
そして、この「BLAME!」のはるか昔の話、超構造体や珪素生物たちのはじまりについて語る作品が「NOiSE(ノイズ)」です。
弐瓶勉『NOiSE(ノイズ)』
講談社--------------アフタヌーンKC------------2001年---------505円
霧亥たちの時代の数十世紀前の話。女刑事の裾野結(すそのむすび)は、連続幼児誘拐を追う中で、とある「教団」の仕業だと知るのですが、同僚を殺され、超絶的な破壊力を持つ謎の剣を使い、孤立無援のまま戦うことになっていきます。
この作品が、弐瓶勉氏がアフタヌーンの四季賞に応募した話だそうです。六話あり、巻末には「BLAME!」の前に描かれた原型の読み切り「BLAME」も収録されています。発売は2001年なので、「BLAME!」連載中に出たんですね。
そして、驚愕の作品「ブラム学園」も読みました。
弐瓶勉『ブラム学園! アンドソーオン(AND SO ON) 弐瓶勉作品集』
講談社-----------アフタヌーンKC-------------2008年-----------933円
「BLAME!」の登場人物たちが、学園生活を送る様子を描く、ぶっとんだ作品。霧亥くんがシボをはじめとした女子たちのパンチラや裸などを見てしまい、痛烈な一撃を食らう、というラブコメものをあの絵とキャラとスケール感でやってしまうという、あまりにもいままでとのギャップがある内容で、正直、「えーっ?」っと思ってたので、当時は読んでなかったです。
でも、これ、今読むと凄い面白い。だいたい、「ブラム学園」ははじめの三話だけで、後半はハードでシュールな短篇集になってます。
「シドニアの騎士」がはじまった時は、何かと思いましたが、すでにあのノリはこの頃からやってたんですね。というか、これの最後に収録されている「戦翅甲蟲・天蛾」は、「シドニア」の原型作品だったのか。
「シドニアの騎士(6)」「BLAME!and so on―弐瓶勉画集」「BIOMEGA(バイオメガ) 1」「二四〇九階の彼女」
---------------------------------------------------------
「魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.1」「地球の長い午後」「ネクロノミコン 1」「ユンボル -JUMBOR- 3」
---------------------------------------------------------
関連サイト
アフタヌーン|TOP|講談社コミックプラス
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/13871
BLAME! ウィキペディアの記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/BLAME!
この記事もどうぞ。
ネット端末遺伝子を求めて探索者・霧亥が超構造体の上を目指すハードSF。弐瓶勉『BLAME!(ブラム!)』第1巻と2巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2630/
襲いかかる奇居子たちとの戦いの中であまりにもあっさりと失われていく・・・。弐瓶勉『シドニアの騎士』第2巻と3巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2501/
弐瓶勉の新連載とワダアルコの読み切り。『ウルトラジャンプ』2006年6月号
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/862/
海を見たい。そうして少年サドリは巨大な塔を下りはじめた・・・・。西村悠『二四〇九階の彼女』(一巻)
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/830/
ともかく、通しで読んでみて、やっと話がわかってきた、という感じでしょうか。「アフタヌーン」での連載読んでても、毎回毎回、情報が断片すぎたり、状況がぽんぽん変わるので、理解しきれてなかったです。
まあ、今回読んだことで、理解しきったとはとても言えませんが・・・・
「BLAME!」3巻 4巻 5巻------1999/2000年------------505円
「BLAME!」6巻 7巻 8巻---------2001/2002年----------505/600円
ただ、この霧亥とシボの果てしない旅と戦いは、とてつもないスケールで圧倒されますね。独特の描写も硬質で重厚なSF作品としての存在感をもたせ、その雰囲気を伝えてきます。ギーガーに近い感覚とでもいいますか。その特異な画風と、「ハイパースケール感」そのものだけでも面白い作品でした。
「BLAME!」9巻---------2002年----------514円
結局、最後の展開は、明確な結末や謎に対する回答を提示するでもなく、どう考えてもハッピーエンドなどとは次元の違うエンディングで、らしいといっちゃらしく、これはこれで良かったかと思います。
個人的にはもうちょっと霧亥とシボの関係を描いて欲しかったですが、ふたりとも最後の方はほぼ人間的ですらないですからね(笑
そして、この「BLAME!」のはるか昔の話、超構造体や珪素生物たちのはじまりについて語る作品が「NOiSE(ノイズ)」です。
弐瓶勉『NOiSE(ノイズ)』
講談社--------------アフタヌーンKC------------2001年---------505円
霧亥たちの時代の数十世紀前の話。女刑事の裾野結(すそのむすび)は、連続幼児誘拐を追う中で、とある「教団」の仕業だと知るのですが、同僚を殺され、超絶的な破壊力を持つ謎の剣を使い、孤立無援のまま戦うことになっていきます。
この作品が、弐瓶勉氏がアフタヌーンの四季賞に応募した話だそうです。六話あり、巻末には「BLAME!」の前に描かれた原型の読み切り「BLAME」も収録されています。発売は2001年なので、「BLAME!」連載中に出たんですね。
そして、驚愕の作品「ブラム学園」も読みました。
弐瓶勉『ブラム学園! アンドソーオン(AND SO ON) 弐瓶勉作品集』
講談社-----------アフタヌーンKC-------------2008年-----------933円
「BLAME!」の登場人物たちが、学園生活を送る様子を描く、ぶっとんだ作品。霧亥くんがシボをはじめとした女子たちのパンチラや裸などを見てしまい、痛烈な一撃を食らう、というラブコメものをあの絵とキャラとスケール感でやってしまうという、あまりにもいままでとのギャップがある内容で、正直、「えーっ?」っと思ってたので、当時は読んでなかったです。
でも、これ、今読むと凄い面白い。だいたい、「ブラム学園」ははじめの三話だけで、後半はハードでシュールな短篇集になってます。
「シドニアの騎士」がはじまった時は、何かと思いましたが、すでにあのノリはこの頃からやってたんですね。というか、これの最後に収録されている「戦翅甲蟲・天蛾」は、「シドニア」の原型作品だったのか。
「シドニアの騎士(6)」「BLAME!and so on―弐瓶勉画集」「BIOMEGA(バイオメガ) 1」「二四〇九階の彼女」
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「魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.1」「地球の長い午後」「ネクロノミコン 1」「ユンボル -JUMBOR- 3」
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関連サイト
アフタヌーン|TOP|講談社コミックプラス
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/13871
BLAME! ウィキペディアの記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/BLAME!
この記事もどうぞ。
ネット端末遺伝子を求めて探索者・霧亥が超構造体の上を目指すハードSF。弐瓶勉『BLAME!(ブラム!)』第1巻と2巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2630/
襲いかかる奇居子たちとの戦いの中であまりにもあっさりと失われていく・・・。弐瓶勉『シドニアの騎士』第2巻と3巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2501/
弐瓶勉の新連載とワダアルコの読み切り。『ウルトラジャンプ』2006年6月号
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海を見たい。そうして少年サドリは巨大な塔を下りはじめた・・・・。西村悠『二四〇九階の彼女』(一巻)
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