高校生揉め事処理屋がロリっ娘連れて悪戦苦闘。山本ヤマト＆片山憲太郎『紅（kure-nai）』第１巻

山本ヤマト＆片山憲太郎『紅（kure-nai）』第１巻
「揉め事処理屋として働く少年・紅真九郎（くれないしんくろう）。ストーカーにつきまとわれる大学生の杉原麻里子からの依頼を受け、その護衛をすることになった真九郎は、彼女を自分の住む五月雨荘へと連れて行く。しかし、真九郎に迷惑をかけたくなくなった麻里子は自らそこを出て行ってしまい・・・」
集英社-------ジャンプコミックス----------2008年--------438円

アニメ化もしてる片山憲太郎原作のスーパーダッシュ文庫の『紅』をコミカライズした作品。小説の方でもイラスト担当している山本ヤマト氏が初漫画単行本ですよ。凄い！　最近、『鋼殻のレギオス』でもイラスト担当の深遊氏が実際に漫画も描いてるし、そういうの流行ってくのかな？
『紅』の原作もアニメの方も読んでないのですが、漫画は『ジャンプSQ』に掲載されたこともあって一応確認はしてました。やはり山本ヤマト氏の漫画ということなので、気にはなってましたが、通しで読むと良いですな〜

かつてテロで家族を失った揉め事処理屋の少年が、強くなるため格闘技を習い、頑健な肉体で傷つきながらも必至に「守る」ことにこだわって行く、という話。彼を取り巻く女性がたくさんいますが、ヒロインとして大財閥の令嬢・九鳳院紫（くほういんむらさき）という九歳の少女が過去の事件で関わっていて、いろいろ一緒に行動したりします。小説ではどうやらこの紫がメインヒロインぽいのですが、漫画版では真九郎の幼馴染みの情報屋・村上銀子がメインヒロインぽい雰囲気。眼鏡っ娘でつっけんどんだけど、カワイイ。
崩月（ほうづき）家という家に引き取られて修行した真九郎ですが、銃とかで撃たれても大丈夫だったりとか、なんか武術とかそういうレベルじゃねーよ。
崩月夕乃と崩月散鶴の姉妹とか、命の恩人で同じくもめ事処理屋の柔沢紅香とかもいいですが、五月雨荘に一緒に住むエロ大学生・武藤環や闇絵もいいですな。原作だともっと話に絡んでくるんだろうか？　てか原作では、紫と散鶴とで真九郎をとりあって、というロリコン展開が基本なのか？（違う

一応原作小説（よく考えればまだ四冊しか出てないな）もアニメもチェックしたいところ。でも、最近出た公式ファンブックは悪い意味で話題になってますね。ちょっとどうだろう。むしろ『電波的な彼女』の方が見たいかな。

　　

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関連サイト
紅（スーパーダッシュ文庫）
http://dash.shueisha.co.jp/-kurenai/
SOYBEAN（山本ヤマト公式）
http://soybean3.s60.xrea.com/
ジャンプSQ
http://jumpsq.shueisha.co.jp/
紅 kure-nai１巻発売　「これぞ原作ファン待望のファンブックですよ、醜Ａ社さん」（アキバblog）
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50668817.html

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