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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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プリンセス・プリンセス第5巻_つだみきよ

つだみきよ『プリンセス・プリンセス(Princess Princess)』第5巻

「金持ちの転校生・御鷹・C・統威が生徒会選挙に立候補したことで、坂本秋良当確と思われた選挙は学校を二分した戦いとなる。御鷹の高圧的な態度に腹を立てる亨と裕史郎は、秋良を応援するため姫の力まで使いはじめる。しかし当の秋良は相手の御鷹に好感すら抱いていた。そんな彼の姿を見て御鷹は戸惑うのだが・・・」
新書館------ウィングスコミックス-----2006年------530円

連載終って随分たって、今更になってしまいましたが、『プリンセス・プリンセス』を全部読み終わりました。なんか自分でも思っていたより時間かけてしまいましたね。実はアニメやってたころに単行本を3巻まで読んだ段階で、残りの単行本もすでに買っていたつもりだったので、その残りの巻がどこにあるのかが分からず、いつか見つかるだろうということで放置だったのですが、結局無いということが判明して買いました。なんだったんだ・・・。

このお話も5巻で一応の終わりということになります。『姫』の仕事は一年生の仕事なんで、二年生になることで終わり、という形です。最後のラストステージをキチっとしあげて有終の美を飾った、と見て良いのかな。4巻5巻は、文化祭編(番外編的部分含め)、生徒会選挙編、裕史郎帰郷編、ラストステージ編という感じです。

裕史郎の実家に亨と一緒に行く話をやってメイン二人の残りの方のわだかまりの決着をつけてあります。エンディングは意外とサラリと終ってますが、これからもこの姫という制度と関わっていくよ〜、という引きがあって期待を持たせます。
話全体としては、BLになるわけでもなく(というか極力その一線を越えないようにしてありましたね)、基本は学園コメディでしたね。だからかかなり読み易く、キャラクターも面白かったし、なかなか楽しめたかと思います。ちょっと勿体なかったのは、女装することが姫の仕事なんですから姫たちの見せ場をもっとあげてもよかったかと。画面構成とかキャラのみせ方も迫力不足だった部分もあり、印象が意外と弱いです。各姫ごとに、バストアップの見開きとか、三段ぶち抜きぐらいでやってほしかったかも。

あと、ついでに。
4巻の文化祭編後半で、とうとう『革命の日』の恵ちゃんが実琴の恋人として登場〜! でも姉さんの麻琴の方が目立ってました。どうやら作者が意識的に主役を喰わないよう目立たないようにしてたみたいですね。いや、いっそのこと喰わしてしまえばよかったような気も。普通にスルーだったので、ちょっと勿体なかったような。

で、この5巻で亨・裕史郎・実琴の三人の姫が卒業してしまい、次の姫が選ばれることになるのですが、それの話がちょっとだけ続きます。

プリンセス・プリンセス+プラス_つだみきよ

つだみきよ『プリンセス・プリンセス+(プラス)』

「新たに姫に選ばれた一年生の二人・和泉巴と松岡桐矢。真面目で貧乏な家庭の桐矢は、おっとりタイプの金持ちである巴が苦手で、その厚かましいまでな積極さが許せず仲違いしてしまう。ともに姫をやっていかなければならない二人の関係を憂えた元・姫の三人は、彼らを仲直りさせようとするのだが・・・」
新書館-----ウィングスコミックス-------2007年--------530円

巴と桐矢。この正反対の素質をもった二人が姫として選ばれるのですが、桐矢が巴に対してコンプレックスを抱き、ぎこちなくなってしまいます。巴の方はどうやら桐矢のことを一目惚れらしく、それゆえの積極性だったようです。その行動はどんどん裏目に出てしまい・・・という展開。元姫の三人(特に亨と裕史郎)はこれをどうにかしようと関わってきたりします。
心理面の描写とイチャイチャをメインにして描かれています。最後はラブラブに!ですよ! 友達? いやー、そうじゃないだろー(笑
あ、でも最後の手をつないでるシーンなんか、姫の仕事で女装してるから、BLとかじゃなく、百合に見えマス(おい

  

『プリンセス・プリンセス』はアニメ化してて、それなりによい作品だったかと思いますが、恐ろしいことに実写ドラマ化もしてるわけです。最近のテレビの漫画原作ドラマのひとつの大きな波の初期の段階のものだったかと思いますが、よくこれをドラマ化しようと思ったものです。最近は結構荒唐無稽に近いような話の漫画が原作のドラマが多いですが、少女漫画の比率が高くなってるような気もしますね。私としてはアニメ化こそしてほしいのですが。

  

ところで、蔵王大志としての同人誌として今年の夏コミにハルヒ本を出すみたいですね。「蔵王個人誌「アルゴリズム」(ハルヒ本/古泉×キョン/R-18)」とのこと。
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芥川賞に中国人の楊逸さん=直木賞は井上荒野さん

  

大公開中の『うさぎ』はどこまで変身し続けるのか!? (ダンカンの真空管TV)
中村うさぎには普通に小説書き続けてほしかったなぁ・・・

  

『オンナノコになりたい』は売れてるみたいです。
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関連サイト
子蔵屋(影木栄貴&蔵王大志(つだみきよ)の公式)
http://www.kozouya.com/
プリンセス・プリンセスアニメ公式
http://www.pri-pri.jp/
wings
http://www.shinshokan.co.jp/comic/w/w_index.html

この記事もどうぞ。
男子校で「姫」!? 女装して癒してあげよう。つだみきよ『プリンセス・プリンセス』シリーズ
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/21/
カワイイ! 女装の小鳥遊くんが! 高津カリノ『WORKING!!』第5巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/230/
双子の姉の身代わりでメイド喫茶でバイトする男の子。つげ雨夜『ご主人様に気をつけて』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/134/
サドの女装美少年に気に入られたレズっ娘の悲運。遠藤海成『まりあほりっく』第1巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/100/
今号の『ゆびさきミルクティー』は寸止めだけど最高。『ヤングアニマル』2006年23号。あと『ゆびミル』7巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/292/

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