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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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和月伸宏『武装錬金』第1巻

和月伸宏『武装錬金』第1巻

「深夜の廃工場で化け物に襲われ、心臓を串刺しにされる夢を見た武藤カズキ。しかしそれは夢ではなかった。次の日、高校に登校したカズキを、人を喰らう化け物ホムンクルスへと姿を変えた先生が襲う。妹が飲み込まれ自らも危機に陥った時、彼の手の中には錬金術で生み出された武器・武装錬金が現れる。カズキは彼を救った少女・津村斗貴子と共にホムンクルスを倒すことになるのだが・・・」
集英社-----2004年----390円

10月からアニメがはじまる『武装錬金』。連載の方はまったく読んでいませんでしたが、和月氏がそういう漫画をやってるというのは話では知ってました。変な漫画で、連載が打ち切られたというのに、他の雑誌で最終回をやったり、連載が終わったのにフィギュアは出るはドラマCDは出るは、果てはとうとうアニメ化まで。ジャンプ漫画としては少々珍しい経緯があったこの漫画、一部ではかなり人気があったようです。話題になってたから気にはなっていました。しかし、自分はそれでもまだ読んではいなかったのですが、ここ最近、とあるサイトを見ててどんな漫画なのかえらく気になったので、ともかくアニメ放映がはじまる前に読んでみようと思って買ってみたんです。
いや、もう! そしたら、もうっ! すっごい面白いんですよ。
その後は残りの巻をどんどん揃えて一気に読んでしまいました。

錬金術によって生み出されたホムンクルスと武装錬金。死んだ肉体に核鉄を埋め込まれ武装錬金の力を手に入れたカズキは、大事な人々を救うため、斗貴子さんと一緒にホムンクルスを倒していきます。次々に現れるホムンクルスや武装錬金の保持者。奇抜で強力な力を持つ敵を、自らを強くし、工夫しながら戦っていきます。はじめは銀成学園高校と銀成市、その後横浜など関東周辺を巡って、最後の決戦となります。一本気な主人公カズキ、強くあろうとするけどカワイイ面も持ってたりする斗貴子、カズキのライバルでパピヨンこと蝶野攻爵、人間だが敵となる早坂兄妹、カズキと斗貴子を導くキャプテン・ブラボー、超常選民同盟とそれを率いる蝶野爆爵、錬金戦団を憎む裏切りの錬金の戦士ヴィクター、斗貴子の後輩・中村剛太。こういった魅力的なキャラクターたちが、大活躍してくれるわけですがそれぞれが結構重い過去を持ってたりして、心理面に厚みを与えてくれるのは『るろうに剣心』と同様。
典型的なバトル漫画なんですが、とても話を盛り上げてくれるし、キャラは素敵だし、テンポも台詞もギャグもいい。やはり和月伸宏氏は非常に高いレベルの力を持っていると思います。
これだけ面白いのになんで打ち切りになったんでしょうね。ギャグがダメだったとか? 和月氏の漫画は、やはり多少ギャグのセンスが古い(もしくはズレてる)といわざる得ない点がいくつかあって、そこらへんが今どきの子にはダメだったとか? 1巻の巻末で、ギャグをより入れてみる、と書いてありましたが、確かに意識して入れてあるらしいギャグが1巻ではかなり微妙なギャグだったりします。
ただし、それも二巻以降にはもうすっかり手慣れた感じになっていて、作品にしっくりハマってたように思えます。(ただ、自分なんかは古い世代の人間ですから、それを味わえるだけなのかもしれません。)
うーん、やっぱり違うかな。となると、エロはないけど、パピヨンの変態ぶりがいかなかったとか?
あと、もしかしてグロ画像シーンが結構あったのがいけなかった? ヒロイン・斗貴子さんも敵を残虐ともいえるような殺し方で殺すし。キメ台詞も「内蔵をブチ撒けろ!」だし。

で、一応理由らしきものが分からないかな~、と思って他の人の感想を読んでみたのですが、「漫画な。」さんの記事がとてもいい点をついているのではと思いました。

武装錬金 1/和月伸宏(漫画な。)
http://manga.way-nifty.com/readonly/2004/05/post_5.html

この記事の中で、主人公のカズキに弱点があるとおっしゃってるように、確かにカズキはキャラクターとしての熱さというか重みというものが、多少弱かったように思います。むしろその部分はヒロインの斗貴子さんが持っていたような。そこらへんが、シリーズ後半の能力の重ね着的追加や、終盤の決断の意外な軽さにも影響しているのではないでしょうか。
まだ、1回しか読んでないので、もう何回か読み直して、もう一度感想を書いてみたいと思います。

そういえば、アニメ版の津村斗貴子役は、柚木涼香氏だそうです。『うたわれるもの』のエルルゥ役や『舞HiME』の遥役の人ですね。

ついでに。
武装錬金占いをやってみました。

結果は↓

「マミヅクさんは鈴木震洋 です!

鈴木震洋君さんはシャープでちょっと利己的なエリート気質。意外とおっちょこちょいで可愛いらしい面も持っています。
しかし、体が少しでも映ったコマが全部で21しかなく、少し影が薄い面があるのかも・・・?
また殺人経験が(設定上は)あったりとなかなかにパンクロッカーのようです。しかしナイフじゃなくて鉛筆(HB)で人を刺す辺りにあなたの優しさが見え隠れしているように感じられます。
余談ですがどうやって鉛筆(HB)で人を殺したのか気になりますね。
そんな震洋君のラッキーアイテムは「鉛筆(2B)」キャラが濃くなります。
「自爆」をすると健康運アップ!

マミヅクさんの来世は、こけしです!」

蝶・サイテーだ~。ちょい役かよ! しかも、ホムンクルスでも錬金の戦士でもない上に、最後は見捨てられて錯乱かよ!
「大丈夫! 何を隠そう自分はショボちょい役の達人だぁあああぁ!」


  
「武装錬金∞」「武装錬金/Z(スラッシュゼータ)夢みた楽園」
-----------------------------------------------
参照サイト
武装錬金アニメ公式
http://www.busourenkin.com/
武装錬金占い
http://u-maker.com/74248.html
和月伸宏『武装錬金』にみる「ヒーローとはなにか」
http://www.ne.jp/asahi/otaphysica/on/column40.htm
漫画] 和月伸宏『武装錬金』が「週刊少年ジャンプ」来週号でとうとう打ち切りに…(最後通牒・こぼれ話)
http://d.hatena.ne.jp/oroshi/20050418/p1
武装錬金 1/和月伸宏(漫画な。)
http://manga.way-nifty.com/readonly/2004/05/post_5.html

この記事もどうぞ。
やはりアニメ化決定しましたね。ちょと不安なれど喜ばしきかな。『D.Gray man(ディーグレイマン)』第8巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/883/
尸魂界中心の楽しい番外編。久保帯人『BLEACH OFFICIAL BOOTLEG カラブリ+(ブリーチ カラブリプラス)』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/587/


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