最強OLが道ばたで拾った男をペットとして一緒に暮らすことに。小川彌生『きみはペット』第１巻

小川彌生『きみはペット』第１巻
「巌谷澄麗（いわやすみれ）は身長学歴収入が全部高く、それを引け目に感じた彼氏と（浮気のせいで）別れたばかり。周囲が言うほど大丈夫じゃなかったが、帰宅途中で段ボール箱に入った青年を拾う。どうしようもない男だが、行く場所が無いと言う彼をスミレは、ペットとしてなら飼ってあげると言い放つ。そしてなんと青年の方もそれを承諾して、モモという犬の名前を付けられて、飼い主とペットの共同生活がはじまるのだった・・・」
講談社--------講談社コミックスKISS------2000年-----390円

現在『月刊少年シリウス』で『バロック』などを連載している小川彌生氏の作品で、ドラマにもなった『きみはペット』を読み始めています。（なんか、よく『ぼくはペット』と言い間違えるな・・）
行き場を無くした演劇青年・合田武志と、彼を道ばたで拾ったデキるOL（新聞社勤務）・スミレの恋人でもなく友達でもない不思議な関係を描く作品。

人気出るだけあって、凄く面白いです。サバサバした感じの態度を取るスミレですが、実は奥のとこにちゃんと女の子な部分があって、そこらへんの内面と、周囲から見られ思われている姿とのギャップが、幾度も彼女のイライラの原因となります。彼女の考えることの方が正しいし、ちゃんと真実を見抜いているのに、周囲の特に無能で強欲な女たちや自分勝手な男たちが、まるで彼女に圧倒されているかのような状況を示してしまったりします。しかし、それを彼女が何もかも上手く処理できるかというと、そうでもなかったり。つまり、スミレはなんというか不器用な女性なんですよね。こうしたストレスの中、彼女の心を癒すのは何もかも自然体で受け入れてくれる「ペット」のモモ（武志）だけ。すぐにスミレにはイケメン有望株の先輩・蓮實（はすみ）という彼氏が出来るのですが、彼との恋人関係には何かしら不自然さ、しっくり来ない関係が生じてしまいます。
この作品は、こんな面白い（三角？）関係を見て楽しむことが出来ますよ。単純な恋人というわけでもないこの微妙さ。イイです！



ドラマ版はスミレ役が小雪（！。ラストサムライのあの人か）、モモ役を松本潤が演じます。白妙ユリ役が鈴木紗理奈で、福島紫織役が酒井若菜というのは、なんとなく逆じゃないのか、とか思いますが。

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マクロスFより、シェリル・ノーム（クロイチゴ）
シェリルはエロいだけじゃなく、カッコイイという面も持つのが素敵。まあ、プライド高いけど。

委員長・包茎恥乳奴隷4（紺色ミルク色）
ふたけっと4は昨日だったのか。

転職・求人情報マガジン「ソレッテナンテビーイング」（44COCKIES）

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関連サイト
きみはペット
http://www.tbs.co.jp/kimipe/
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