管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。
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藤山海里『虚構の王』第1巻
「強大な権力を持つ明槻(あかつき)家の後継者にして、強烈な支配欲に取り憑かれた少年・明槻帆稀(あかつきほまれ)。彼は通っている白夜(しらよ)学園の中で隠然たる影響力を持って学園生活を送っていたが、転校生の生島優(いくしますぐる)と言い争いをする中、巨大な鏡の向こう側にある異空間『虚構の世界(ムンドゥス・ファーブラ)』へと来てしまう。帆稀は、この不可思議な法則に支配された世界と現実を行き来しながら、自らを支配しようとする者たちと戦うことになるのだが・・・」
メディアファクトリー---------MFコミックス----------2011年--------552円
「龍眼 -ドラゴンアイ-」の藤山海里氏が新たに描き始めた作品「虚構の王」です。ずっと記事書こうと思ってたけど、放置してました。異世界のルールに従って、超常的な力を使って戦うことになった悪人面眼鏡男子の物語。現在2巻まで出てます。連載は「月刊コミックジーン」。
前の「シリウス」でやってた「龍眼 -ドラゴンアイ-」は、何らかの理由から途中で連載が止まってしまいましたが、それから三年ぶりの新作です。
飛び抜けて巨大な権力を持つ家の長男としてエリート学校・白夜学園に通う明槻帆稀が、あるルールに支配された異世界「虚構の世界(ムンドゥス・ファーブラ)」に行き来するようになり、不思議な力を操って現れる化け物たちや、同じような力を持つ人間たちと戦うことになります。
帆稀は、何らかの理由から強い支配欲に取り憑かれていて、上っ面はいいけれど、眼鏡の奥の目付きは暗く、酷く悪そうな人相で人を支配し操ることを平然と行うような歪んだ少年。でも、このなにやら主人公らしからぬ邪悪っぷりがまた魅力となってまして、突如異常な状況に放り込まれてもなお冷静に抗おうとする強さにもなっています。
そして、帆稀はこの異世界の住人ヴィドと駆け引きをしながら利用しあい、その世界にいるという「神」を探し出さなければなりません。彼は本来この異世界で死んでいたはずですが、取引によって心臓・肺・眼をこの世界の存在と入れ替えて生き延びているため、この異世界を支配する「神」の呼び出しに応じて一定時間居ないといけないのですが、それをやめさせるためにも「神」に会う必要があるのです。
まだまだ謎だらけで、基本的なルールも全部明らかではないようですが、そうしている内にも戦いはやらなければなりません。
帆稀の他にも同様にこの異世界へと連れてこられ、異能を与えられた人間がいるのですが、だれもが同じ白夜学園の生徒らしく、2巻までにその中の数人と出会い、戦ったりすることになります。この世界では、「恐怖」と「欲望」が形となり、化け物を出したり、異能を定義したりするようで、心をコントロールすることが大事になります。帆稀はそうしたルールに則った力として、自分の身体を代償としたバカラ賭博が出来る、他の漫画とかでも見たこと無いような珍しい能力を使います。この能力による賭けに勝てば、自分の思うとおりに何かを支配して操ることができるようです。駆け引きとともに心のありようが重要になってくる特殊な能力ですが、この作品では随所にこうした駆け引きが出てきて物語をスリリングなものとしています。また帆稀を含む各キャラクターたちが、何かしら心の闇を抱えていて、それらが各人の行動に影響し、能力も決定することで、上手くキャラが活きてきています。どのキャラも一筋縄ではいかなさそうですよ。もちろん、主人公なのに悪人顔の帆稀が一番光ってます(笑
藤山海里『虚構の王』第2巻
メディアファクトリー---------MFコミックス----------2012年--------552円
2巻の表紙は箏の家元の娘で箏を具現化して戦う委員長キャラ・楜澤琴子(くるみさわことこ)。
仲間を作ったりして徐々に態勢を整えてきた帆稀ですが、2巻になると何かを策謀する敵対勢力も出てきて、話はより面白くなってきます。「龍眼 -ドラゴンアイ-」のときもそうでしたが、こうした駆け引きや含みのある話が上手い人ですね〜。
次の3巻ですが、2012年の秋に出る予定。凄く楽しみです!
「龍眼-ドラゴンアイ-(1)」「あかやあかしやあやかしの 1」「青の祓魔師 8」「七歳美郁と虚構の王」
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批判殺到「Kobo」…楽天「書籍数水増し?違う」「エラーは日本語特有の問題」「インストールでつまづくのは想定外」「誤解招くのでレビュー非表示に」
前から言ってるように、Koboは酷いですよ。でも、こういう性能以前の問題とかが噴出するとはwww
荒木飛呂彦先生がNHK高校講座に出演して相変わらずの若々しさを披露!ネットでも配信中!
ほんと凄い若いな! そして面白い。
コミケの壁際目指す「Aをねらえ!」&「CP!」1巻に特典(コミックナタリー)
いいなこれ。単行本買おう。
【MF文庫J創刊10周年記念 夏の学園祭】公式サイト
29日に秋葉で、ですね。
怪盗ルパン「新作」9月に出版 70年ぶり、早川書房
ファンに朗報。
Twitterが過去のツイートをすべて見られるよう作業中だとCEOが明らかに(GIGAZINE)
マジですか! これを待ってた。
なもり先生が「きゃにめ夏祭り2012 presents」の宣伝絵を描いてくれたぞ、なもり画のあずにゃん可愛すぎ!!
赤い彗星っぽい男のアパート生活描く「シャアの日常」始動
「放課後アトリエといろ 3」「「偽物語」 第四巻/つきひフェニックス(上)Blu-ray」「がくえんゆーとぴあ まなびストレート! Blu-ray BOX」「Aをねらえ! 1巻」
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関連サイト
月刊コミックジーン COMIC GENE OFFICIAL SITE
http://www.comic-gene.com/
藤山海里 (fujiyama_k) on Twitter
https://twitter.com/fujiyama_k/
FK BLOG(藤山海里)
http://fkairi.blog.shinobi.jp/
この記事もどうぞ。
イッサとマサムネの圧倒的実力が見えてきて・・・。藤山海里『龍眼 ドラゴン・アイ』第8巻と9巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1999/
公開訓練試合とは名ばかりの政治臭い戦いとなって・・・。藤山海里『龍眼 ドラゴン・アイ』第6巻と7巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1998/
人が化物・ドラクルとなってしまうDウィルスの脅威に立ち向かう破邪侍たちの活躍。藤山海里『龍眼 ドラゴン・アイ』第1巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1384/
サタンと人間の間に生まれた子供がエクソシストになろうと苦闘する・・・。加藤和恵『青の祓魔師(エクソシスト)』第1巻から7巻まで
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2815/
緩急の差が強い学園異能もの。藤原祐『レジンキャストミルク』第1巻。心理面が面白いです。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/881/
飛び抜けて巨大な権力を持つ家の長男としてエリート学校・白夜学園に通う明槻帆稀が、あるルールに支配された異世界「虚構の世界(ムンドゥス・ファーブラ)」に行き来するようになり、不思議な力を操って現れる化け物たちや、同じような力を持つ人間たちと戦うことになります。
帆稀は、何らかの理由から強い支配欲に取り憑かれていて、上っ面はいいけれど、眼鏡の奥の目付きは暗く、酷く悪そうな人相で人を支配し操ることを平然と行うような歪んだ少年。でも、このなにやら主人公らしからぬ邪悪っぷりがまた魅力となってまして、突如異常な状況に放り込まれてもなお冷静に抗おうとする強さにもなっています。
そして、帆稀はこの異世界の住人ヴィドと駆け引きをしながら利用しあい、その世界にいるという「神」を探し出さなければなりません。彼は本来この異世界で死んでいたはずですが、取引によって心臓・肺・眼をこの世界の存在と入れ替えて生き延びているため、この異世界を支配する「神」の呼び出しに応じて一定時間居ないといけないのですが、それをやめさせるためにも「神」に会う必要があるのです。
まだまだ謎だらけで、基本的なルールも全部明らかではないようですが、そうしている内にも戦いはやらなければなりません。
帆稀の他にも同様にこの異世界へと連れてこられ、異能を与えられた人間がいるのですが、だれもが同じ白夜学園の生徒らしく、2巻までにその中の数人と出会い、戦ったりすることになります。この世界では、「恐怖」と「欲望」が形となり、化け物を出したり、異能を定義したりするようで、心をコントロールすることが大事になります。帆稀はそうしたルールに則った力として、自分の身体を代償としたバカラ賭博が出来る、他の漫画とかでも見たこと無いような珍しい能力を使います。この能力による賭けに勝てば、自分の思うとおりに何かを支配して操ることができるようです。駆け引きとともに心のありようが重要になってくる特殊な能力ですが、この作品では随所にこうした駆け引きが出てきて物語をスリリングなものとしています。また帆稀を含む各キャラクターたちが、何かしら心の闇を抱えていて、それらが各人の行動に影響し、能力も決定することで、上手くキャラが活きてきています。どのキャラも一筋縄ではいかなさそうですよ。もちろん、主人公なのに悪人顔の帆稀が一番光ってます(笑
藤山海里『虚構の王』第2巻
メディアファクトリー---------MFコミックス----------2012年--------552円
2巻の表紙は箏の家元の娘で箏を具現化して戦う委員長キャラ・楜澤琴子(くるみさわことこ)。
仲間を作ったりして徐々に態勢を整えてきた帆稀ですが、2巻になると何かを策謀する敵対勢力も出てきて、話はより面白くなってきます。「龍眼 -ドラゴンアイ-」のときもそうでしたが、こうした駆け引きや含みのある話が上手い人ですね〜。
次の3巻ですが、2012年の秋に出る予定。凄く楽しみです!
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昔から漫画大好きでライトノベルもよく読みました。現在も毎日、何かしら読みまくってます。部屋は六畳間に本棚四つな上に、床が見えないという酷い状態になるくらい漫画まみれでラノベづくしです。
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