管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。
リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
咲香里『スマッシュ!』第4巻
「インターハイの予選がはじまり、順調に勝ち進む東城第二。翔太は、この戦いの中で、自分が上手くなっていることを実感する。しかし、優飛(ゆうひ)との仲を快く思わない美華は、別れるように翔太に迫る。彼女の負担にならないように、と説得された翔太は、それを承諾するのだが・・・」
講談社--------週マガKC---------2007年----------400円
インターハイが始まり、練習よりも試合の場面が多くなった『スマッシュ!』ですが、もちろんながら恋愛部分もいい場面いっぱいで気が抜けません。優飛とのラブラブなところも、そして他のラブラブなところも。
優飛と翔太の仲には姉の美華コーチが介入し、別れさせることに。しかし、それでもやっぱり会っちゃう2人。翔太も考えてもやっぱり別れられないと思ったり。それに、優飛と逢えば彼女のあまりの可愛さにもう思わずキッスしたくもなるというもの。駄菓子菓子、あと1センチというところで邪魔が入ります。優飛とつき合う約束をしたという神尾です。よーし、優飛のファーストキッスは守られたzo!(ぉぃ。
彼は美華に言われて2人を探していたのですが、結局2人に逃げられてしまうことに。しかも、実は神尾が好きなのは美華のようで・・・
「つき合うことで誰か・・・悲しむ人がいるんだとしたら・・・やめた方がいいと思う」
この漫画における恋愛の状況は、起こってもいないことを不安がる姿勢が顕著ですね。そのため誰もが結果に対して尻込みしがち。そしてそれ故に、そのもどかしさの中で吐露される心情が非常に響いてきます。
この巻以前の段階ですでにがっちり相方は固まっていたので、ここを崩そうとする力が働くことで、キャラの心理面があぶり出され過去の影響が見えてきましたね。中でも美羽が凄かった。特に♯33の美羽の可愛さは異常。
しかし、この漫画のメインキャラの中で、鬼頭姉妹・亜南・美羽たちは、過去の克服・何かを乗り越えること、が必要なんですが、主人公たる翔太だけは、そういったものが(あんまり)無いんですよね。何せ、自分でも言ってるように、優飛の跡をただ必死に追っ掛けてきたような人ですから。ある地点に立って、同じものを見たい、そのものを共有したい、という感情が彼の原動力としてあるというのは、他のキャラたちと、なんというか、ベクトルが違うという感じ。これが、現在連載の段階でのあの中断を経て、どういう変化をもたらすのかは興味深いですね。結局あのことは、バドでの敗北そのもの、というわけでは無いのですから、心理的に戦って負けるのとは違うでしょうし、大本の部分を停止させられた状況は「克服」し慣れてない彼にとって、やりづらい問題なのでは。ベクトルそのものは変わらずに、別の意図が出るのか、それとも、ベクトルの方向そのものが変わるのか。どうなるんでしょうね~。
ちなみにこの巻から登場してきた塩田さんはマミヅクのお気に入りとなりましたから。
『週刊少年マガジン』2007年28号
(講談社。2007年。250円)
表紙・伊賀大晃&月山可也『エリアの騎士』
巻頭カラー・棚橋なもしろ『ハンマーセッション!』
巻中カラー・久米田康治『さよなら絶望先生』
これ、先週出た『週マガ』ですが、この号での『スマッシュ!』はインハイ本選前のインターバル。なんと、ビーチで海水浴ですよ!
うーむ、『ハンマー』のスク水先生、『花形』の着替え姉、『トッキュー!!』のひとつ屋根の下妄想、そして『ネギま!』のやはり海水浴(見開きページの見せ方が『スマッシュ』と似ててちょっと笑った。やっぱ見開き海水浴導入シーンはこうですよね!)と、この号全体のテンションの上げ方はなんか素晴らしいですね。
ところで、この号の『ネギま!』でちょっと思ったのは、いいんちょこと雪広あやかを含む魔法バレしてない人達の扱い。イギリス行きに付いてくみたいな流れになってますが、最終的にクラス全員に魔法バレはするんでしょうか。
赤松健『魔法先生 ネギま!』第18巻
講談社-----週マガKC----2007年-----400円
麻帆良祭が終了し第一部が終わり、夏休みに入ったことでイギリス行き編の第二部がはじったわけですが、自分はこの段階で、魔法バレしてない人達は話の核心部分からは排除されていき、キャラの整理になるのでは、と思っていました(第二部ではまた新キャラが大量に出てくるでしょうし)。
しかし、イギリスについて行くらしい。
そうとなると、魔法バレしてクラス一丸となって巻き込まれていくか、現在の「日常と非日常を行ったりきたり」する二重構造を学園外にまで持って行くことになる、のどちらかになると思うのですが、あるとしたら後者じゃないかと。全員に魔法バレしてネギにクラスみんなが協力するとなると、クラスのみんなは、ネギによって取り込まれてしまい、話の中において、キャラクターの重要度の差異が縮まり、人間関係が平坦になって緊張感が失われるのでは。ちょうど28号の話の中でハルナが言っているように、「ネギ君の過去や魔法のこと知ってるのはラッキーなアドバンテージ」なわけで、これは今までの18巻分に及ぶ長い物語の中で築かれたものですし、人間のより深い関係・強い好意は、相手についての情報量の多さによる、とすると、これを簡単に無にすることはないんじゃないかと思いました。また、それだからこそ、その差異を明確にするためにも、魔法バレしてないクラスの娘たちが、そのままの状態で一緒についていくことになるのでは。
「スマッシュ! 1」「スマッシュ! 9」 「やまとの羽根 1」「バドガール 1」
--------------------------------------------------------
面白い動画。
酷いののしりだ。けど、それがイイ。
あれ、これって前に紹介したっけかな。
これは凄い。しっかりハルヒでらきすたしてる。
----------------------------------------------------
関連サイト
咲香里
http://saki-jp.com/
日本バドミントン協会
http://www.u-netsurf.ne.jp/nichiba/
マガメガ(講談社)
http://www.shonenmagazine.com/works/airgear/
赤松健
http://www.ailove.net/main.html
http://www.ailove.net/imode.html
この記事もどうぞ。
強敵古賀大輔登場! さらに巨乳の先輩が翔太に!? 咲香里『スマッシュ!』第9巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/362/
瀬尾公治氏の新連載ラブストーリー「君のいる町」が開始。『週刊少年マガジン』2007年26号
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/284/
魔法世界中に散り散りにされてしまったネギパーティーは・・・。赤松健『魔法先生 ネギま!』第21巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/79/
翔太の才能が目覚めるも大きな怪我をしてしまい。咲香里『スマッシュ!』第5巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/488/
この漫画における恋愛の状況は、起こってもいないことを不安がる姿勢が顕著ですね。そのため誰もが結果に対して尻込みしがち。そしてそれ故に、そのもどかしさの中で吐露される心情が非常に響いてきます。
この巻以前の段階ですでにがっちり相方は固まっていたので、ここを崩そうとする力が働くことで、キャラの心理面があぶり出され過去の影響が見えてきましたね。中でも美羽が凄かった。特に♯33の美羽の可愛さは異常。
しかし、この漫画のメインキャラの中で、鬼頭姉妹・亜南・美羽たちは、過去の克服・何かを乗り越えること、が必要なんですが、主人公たる翔太だけは、そういったものが(あんまり)無いんですよね。何せ、自分でも言ってるように、優飛の跡をただ必死に追っ掛けてきたような人ですから。ある地点に立って、同じものを見たい、そのものを共有したい、という感情が彼の原動力としてあるというのは、他のキャラたちと、なんというか、ベクトルが違うという感じ。これが、現在連載の段階でのあの中断を経て、どういう変化をもたらすのかは興味深いですね。結局あのことは、バドでの敗北そのもの、というわけでは無いのですから、心理的に戦って負けるのとは違うでしょうし、大本の部分を停止させられた状況は「克服」し慣れてない彼にとって、やりづらい問題なのでは。ベクトルそのものは変わらずに、別の意図が出るのか、それとも、ベクトルの方向そのものが変わるのか。どうなるんでしょうね~。
ちなみにこの巻から登場してきた塩田さんはマミヅクのお気に入りとなりましたから。
『週刊少年マガジン』2007年28号
(講談社。2007年。250円)
表紙・伊賀大晃&月山可也『エリアの騎士』
巻頭カラー・棚橋なもしろ『ハンマーセッション!』
巻中カラー・久米田康治『さよなら絶望先生』
これ、先週出た『週マガ』ですが、この号での『スマッシュ!』はインハイ本選前のインターバル。なんと、ビーチで海水浴ですよ!
うーむ、『ハンマー』のスク水先生、『花形』の着替え姉、『トッキュー!!』のひとつ屋根の下妄想、そして『ネギま!』のやはり海水浴(見開きページの見せ方が『スマッシュ』と似ててちょっと笑った。やっぱ見開き海水浴導入シーンはこうですよね!)と、この号全体のテンションの上げ方はなんか素晴らしいですね。
ところで、この号の『ネギま!』でちょっと思ったのは、いいんちょこと雪広あやかを含む魔法バレしてない人達の扱い。イギリス行きに付いてくみたいな流れになってますが、最終的にクラス全員に魔法バレはするんでしょうか。
赤松健『魔法先生 ネギま!』第18巻
講談社-----週マガKC----2007年-----400円
麻帆良祭が終了し第一部が終わり、夏休みに入ったことでイギリス行き編の第二部がはじったわけですが、自分はこの段階で、魔法バレしてない人達は話の核心部分からは排除されていき、キャラの整理になるのでは、と思っていました(第二部ではまた新キャラが大量に出てくるでしょうし)。
しかし、イギリスについて行くらしい。
そうとなると、魔法バレしてクラス一丸となって巻き込まれていくか、現在の「日常と非日常を行ったりきたり」する二重構造を学園外にまで持って行くことになる、のどちらかになると思うのですが、あるとしたら後者じゃないかと。全員に魔法バレしてネギにクラスみんなが協力するとなると、クラスのみんなは、ネギによって取り込まれてしまい、話の中において、キャラクターの重要度の差異が縮まり、人間関係が平坦になって緊張感が失われるのでは。ちょうど28号の話の中でハルナが言っているように、「ネギ君の過去や魔法のこと知ってるのはラッキーなアドバンテージ」なわけで、これは今までの18巻分に及ぶ長い物語の中で築かれたものですし、人間のより深い関係・強い好意は、相手についての情報量の多さによる、とすると、これを簡単に無にすることはないんじゃないかと思いました。また、それだからこそ、その差異を明確にするためにも、魔法バレしてないクラスの娘たちが、そのままの状態で一緒についていくことになるのでは。
「スマッシュ! 1」「スマッシュ! 9」 「やまとの羽根 1」「バドガール 1」
--------------------------------------------------------
面白い動画。
酷いののしりだ。けど、それがイイ。
あれ、これって前に紹介したっけかな。
これは凄い。しっかりハルヒでらきすたしてる。
----------------------------------------------------
関連サイト
咲香里
http://saki-jp.com/
日本バドミントン協会
http://www.u-netsurf.ne.jp/nichiba/
マガメガ(講談社)
http://www.shonenmagazine.com/works/airgear/
赤松健
http://www.ailove.net/main.html
http://www.ailove.net/imode.html
この記事もどうぞ。
強敵古賀大輔登場! さらに巨乳の先輩が翔太に!? 咲香里『スマッシュ!』第9巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/362/
瀬尾公治氏の新連載ラブストーリー「君のいる町」が開始。『週刊少年マガジン』2007年26号
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/284/
魔法世界中に散り散りにされてしまったネギパーティーは・・・。赤松健『魔法先生 ネギま!』第21巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/79/
翔太の才能が目覚めるも大きな怪我をしてしまい。咲香里『スマッシュ!』第5巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/488/
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
ブログ内検索
カテゴリー
カウンター
Twitter / タイムライン
マミヅク@mamiduku
https://twitter.com/mamiduku
だいたい家からつぶやいています。
自分のつぶやきは少なめ、RTは多め。
最新コメント
[05/07 RobertDom]
[04/25 RobertDom]
[04/24 cnsl840]
[04/23 RobertDom]
[04/19 RobertDom]
アーカイブ
プロフィール
HN:
マミヅク
性別:
男性
自己紹介:
昔から漫画大好きでライトノベルもよく読みました。現在も毎日、何かしら読みまくってます。部屋は六畳間に本棚四つな上に、床が見えないという酷い状態になるくらい漫画まみれでラノベづくしです。
巡回サイト&相互リンク
私がいっつも見て回っているサイトさまにリンク貼らさせていただきました。問題ありましたらご連絡ください。
最新記事
(07/22)
(11/04)
(09/05)
(09/03)
(08/23)
最古記事
(01/01)
(01/30)
(02/01)
(03/01)
(03/02)
アクセス解析
最新トラックバック