管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。
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またもロボットものの漫画でも。最近のネタ、高い比率で巨大ロボ付きですよ。
鬼頭莫宏『ぼくらの』第２巻
「ジアースと呼ばれるロボットに乗ることになった15人の少年少女たち。１人目の操縦者・和久に続き、２番目の小高も死んでしまう。その時、１回操縦するごとに操縦者が死亡するとコエムシからはじめて教えられる。三人目の操縦者・大一は、それを知りつつもなお、弟妹のために戦うことを望むのだった・・・・」
小学館------2005年-----562円
生まれも生い立ちも、考え方も生き方も違う子供たちが、自分自身の大事なものと命を賭けて戦う、消去法的ロボット漫画。戦いが進むごとに仲間が減り続けますが、ひとりひとりが自分なりの戦いの意味と目的を物語っていきます。３人目の大一くらいまでは普通の展開なんですが、４人目の摩子が自分の母親を肯定するために、自分も母親と同じ仕事・売春をしようとするのは、ちょっと展開に無理があるように思えました。
鬼頭莫宏『ぼくらの』第２巻
「ジアースと呼ばれるロボットに乗ることになった15人の少年少女たち。１人目の操縦者・和久に続き、２番目の小高も死んでしまう。その時、１回操縦するごとに操縦者が死亡するとコエムシからはじめて教えられる。三人目の操縦者・大一は、それを知りつつもなお、弟妹のために戦うことを望むのだった・・・・」
小学館------2005年-----562円
生まれも生い立ちも、考え方も生き方も違う子供たちが、自分自身の大事なものと命を賭けて戦う、消去法的ロボット漫画。戦いが進むごとに仲間が減り続けますが、ひとりひとりが自分なりの戦いの意味と目的を物語っていきます。３人目の大一くらいまでは普通の展開なんですが、４人目の摩子が自分の母親を肯定するために、自分も母親と同じ仕事・売春をしようとするのは、ちょっと展開に無理があるように思えました。
摩子の考えとそれゆえの行動、という点は良かったのですが、自分の好みとしては、もうちょっとさりげないというか、あっさりした展開が欲しかった。なんというか、少しコメディっぽく感じてしまったので。（作者の意図としては合致したでしょうが）
三人目の方の大一の話は彼の心理面がとても良かったですね。弟妹のために真面目に働き、弟妹のために真面目に戦って死ねる覚悟を決めてるけど、でも、自分のダメな父親と同様に自分自身を行方不明にしようとする態度の屈折が。
いたたた。キーボード打ちはまだちょい痛いのでここまで。『なるたる』についてもちょっと触れたかったけど、また今度。
「ぼくらの 1」「ぼくらの アニメDVD 8」「ぼくらの アニメDVD 1」
-----------------------------------------------
一昨日、仕事で怪我しちゃいましたよ。カッターで指をざっくり。あんま痛くないのでなんとかなるかと思ったら、血が止まらず傷口を広げてみると肉が見える。仕方なく病院にいって、三針です。
カッターを使う職場なので斬った人の話になると六針とか12針とかの話になって痛々しい自慢話が山ほど！ 一番やな話は、カッターに肉がついてたとかいう話。その人、バンドエイド貼ってそのまま仕事したというのですが、それもどうかと思います。てか、怪我自慢ってなんでみんなあんなに嬉しそうにするんでしょうね。
-----------------------------------------------
関連サイト
ぼくらのアニメ公式
http://bokurano.jp/
この記事もどうぞ。
映像化ゾクゾク。小学館『IKKI』2007年２月号。おまけＤＶＤ付きだったりする
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/716/
911後の世界の様相がうまく書かれてるSF。伊藤計劃（いとうけいかく）『虐殺器官』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/63/
巨大ロボットに乗り、死ぬ運命を背負う子供たちの、最期の想いは・・・。鬼頭莫宏『ぼくらの』全11巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2230/
コメント
大丈夫ですか？指は何をやるにしてもよく使う個所だから辛いですよね。早期回復を記念しております。無理して傷口が開いて血染めのキーボード…なんてことになりませんように。
それにしても、「子供が操る巨大ロボ」ってのは日本のお家芸なんでしょうか？やたらにいろんな作品で見かけるような気がします。これは純粋無垢な子供のみが巨大な力を操ることができるという日本古来の観念の反映であって…とか、インチキな文化論を展開できそうな。
起源はやっぱり鉄人２８号なのかな。
Posted by uraji at 2006年09月01日 14:48
＞指
今日、包帯とりかえてもらって一応キーボード打てるサック型のバンドエイドみたいなものにしてもらいました。出血もなかったみたいで、傷の状態は良好。来週には治りそうです。しかし、指が使えないとキーボードひとつ打てないですから生活も趣味もままならないですよ。気をつけないと・・・
＞巨大ロボと子供
ウィキペディアで「ロボットアニメ」という良い記事がありました。それによると、やはりはじまりは『鉄人28号』ですが、子供自身が乗り込むというものは『マジンガーＺ』がはじめだとか。ロボットがやられても直接的に子供（操縦者）が死亡しない『鉄人28号』はちょっと別物と意識されているかもしれませんね。
ここらへんのうさん臭いながらも面白い指摘は大塚英志氏あたりがすでに書いてそう。
Posted by 管理人 マミヅク at 2006年09月02日
三人目の方の大一の話は彼の心理面がとても良かったですね。弟妹のために真面目に働き、弟妹のために真面目に戦って死ねる覚悟を決めてるけど、でも、自分のダメな父親と同様に自分自身を行方不明にしようとする態度の屈折が。
いたたた。キーボード打ちはまだちょい痛いのでここまで。『なるたる』についてもちょっと触れたかったけど、また今度。
「ぼくらの 1」「ぼくらの アニメDVD 8」「ぼくらの アニメDVD 1」
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一昨日、仕事で怪我しちゃいましたよ。カッターで指をざっくり。あんま痛くないのでなんとかなるかと思ったら、血が止まらず傷口を広げてみると肉が見える。仕方なく病院にいって、三針です。
カッターを使う職場なので斬った人の話になると六針とか12針とかの話になって痛々しい自慢話が山ほど！ 一番やな話は、カッターに肉がついてたとかいう話。その人、バンドエイド貼ってそのまま仕事したというのですが、それもどうかと思います。てか、怪我自慢ってなんでみんなあんなに嬉しそうにするんでしょうね。
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関連サイト
ぼくらのアニメ公式
http://bokurano.jp/
この記事もどうぞ。
映像化ゾクゾク。小学館『IKKI』2007年２月号。おまけＤＶＤ付きだったりする
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/716/
911後の世界の様相がうまく書かれてるSF。伊藤計劃（いとうけいかく）『虐殺器官』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/63/
巨大ロボットに乗り、死ぬ運命を背負う子供たちの、最期の想いは・・・。鬼頭莫宏『ぼくらの』全11巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2230/
コメント
大丈夫ですか？指は何をやるにしてもよく使う個所だから辛いですよね。早期回復を記念しております。無理して傷口が開いて血染めのキーボード…なんてことになりませんように。
それにしても、「子供が操る巨大ロボ」ってのは日本のお家芸なんでしょうか？やたらにいろんな作品で見かけるような気がします。これは純粋無垢な子供のみが巨大な力を操ることができるという日本古来の観念の反映であって…とか、インチキな文化論を展開できそうな。
起源はやっぱり鉄人２８号なのかな。
Posted by uraji at 2006年09月01日 14:48
＞指
今日、包帯とりかえてもらって一応キーボード打てるサック型のバンドエイドみたいなものにしてもらいました。出血もなかったみたいで、傷の状態は良好。来週には治りそうです。しかし、指が使えないとキーボードひとつ打てないですから生活も趣味もままならないですよ。気をつけないと・・・
＞巨大ロボと子供
ウィキペディアで「ロボットアニメ」という良い記事がありました。それによると、やはりはじまりは『鉄人28号』ですが、子供自身が乗り込むというものは『マジンガーＺ』がはじめだとか。ロボットがやられても直接的に子供（操縦者）が死亡しない『鉄人28号』はちょっと別物と意識されているかもしれませんね。
ここらへんのうさん臭いながらも面白い指摘は大塚英志氏あたりがすでに書いてそう。
Posted by 管理人 マミヅク at 2006年09月02日
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