変態たちに愛されてしまう少女の明日はどっちだ！ 桂明日香『そこはぼくらの問題ですから』

どうも。最近、頭髪の中からちぢれた毛を選び出して引き抜くのが流行ってるマミヅクです。(えー

それはともかく。
ちょっと記事書くの遅れてしまいましたが、『BLOOD+』のコミカライズとかしてる桂明日香氏の漫画をご紹介。



桂明日香『そこはぼくらの問題ですから』
「なぜか変態な人間に好かれてしまう女子高生・若杉ヤエコは、ある日道端に落ちているクマの人形を拾い美形の青年・六朗と知り合う。しかし、運命の出会いかと思われた彼と再会した時、公園のトイレに全裸で放置されていた時だったがために、興奮してガラス瓶を振り回し、六朗を傷つけてしまう。こうしてヤエコは、プログラマーなのに怪我をしてしまった彼の世話をするため、危険（？）な共同生活をすることになってしまうのだが・・・」
太田出版-----2006年---650円

惚れた男はロリコンでした。なんて話はよくあることですが、いままでさんざん変態さんたちに取り囲まれてきた少女にとっては話はそう簡単ではありません。クラスメイトの刃物マニア（レズ）にいろいろされて困ってた所を助けてもらったからといって、ましてや婦女暴行犯と間違えて傷つけてしまったからといって、そう簡単にほだされたりしませんよ。むしろ彼が変態であることを証明しようとして、逆に自分が変態的なことやってしまったり、この恋の道はなかなかに茨の道だったりするのです。

しかし、桂明日香氏といえば、自分的には『BLOOD+』や『螺子とランタン』より、『コゼットの肖像』（アニメにもなりました）のイメージが強いですね。独特の雰囲気の作品で陰気な漫画だったんですが、これはあれを描いたのと同じ人とは思えないくらいのギャグですよ。これ、『マンガ・エロティックス　f』で連載してたもの。これ、全然チェックしてない雑誌ですが、みんなこんな作品ばかりなの？
なかなか秀逸な変態まみれの恋愛コメディです。オススメ。

そういや、この前注目すべき漫画をいくつか挙げましたが、『少女ファイト』を忘れてた。『G戦場ヘヴンズドア』とかの日本橋ヨヲコ氏の作品（『イブニング』で連載）ですが、これが凄い燃えます。バレーボールものの漫画なんですが、私はすでにハートをガッチリつかまれましたよ。

「生き方が雑だな」

とか言われてみてぇ、とか。
掴みはばっちりなので、是非読んでみてください。


あと、『週刊少年マガジン』の『スレミ16歳』も忘れないように。一部では人気ですが、あの絵がダメという人もいるようなのっで。

　
「ハニカム」「花やしきの住人たち」
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参照サイト
桂明日香公式
http://www.lungpeng.com/asuka/
日本橋ヨヲコ
http://www.yowoko.com/
『少女ファイト』　日本橋ヨヲコ著　やべーーーまた熱すぎる（笑）（物語三昧）
http://ameblo.jp/petronius/entry-10017335677.html

この記事もどうぞ。
あやめと杜若の心の裏側を覆う暗い影は未だ晴れず。桂明日香『花やしきの住人たち』第３巻（最終巻）
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/819/