管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。
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長谷敏司氏の『円環少女』の第4巻。
長谷敏司『円環少女(サークリットガール)4 よるべなき鉄槌』
「『神に近き者』グレンによる激戦以後、状況は悪化を見せる。公館も刻印魔導師の欠損が、活動を不十分なものにさせていた。そんな中、『九位』たちの関与に対しての情報を持った証人が、鴉木メイゼルの故郷である円環大系世界からやってくる。公館はこれを保護し、それを専任係官・武原仁にまかせる。しかし、証人アラクネは公館を逃れその生死すらも不明となってしまう。その頃、メイゼルは倉本きずなやクラスメートの寒川紀子らとともに、仁の部屋に漂う不思議な光を追って地下施設へと入っていくが・・・」
角川書店-----------スニーカー文庫------------2006年-------552円-------イラスト/深遊
サドっ娘小学生メイゼルと魔術師殺しのへたれ男・仁が言葉責めでたまらんことになる、ロジック系魔法戦小説。
相変わらずクセの強い読み辛い文体で、状況が飲み込み辛いのですが、それも慣れてくると非常に面白いです。
今回の巻はグレンが地球人全員を相手に宣戦布告した戦いの後、刻印魔術師たちの不穏な動きに加え、戦いの中で怪しい動きを見せた『九位』などの高位魔術師の関与、さらにワイズマン警備調査会社の王子護や神聖騎士団の増援がやってきたりして、三つどもえ四つどもえみたいなこんがらがった状況に転がり落ちていきます。しかも、あのエレオノールが解き放たれ、再び仁・メイゼルと戦うことになるのですよ。
長谷敏司『円環少女(サークリットガール)4 よるべなき鉄槌』
「『神に近き者』グレンによる激戦以後、状況は悪化を見せる。公館も刻印魔導師の欠損が、活動を不十分なものにさせていた。そんな中、『九位』たちの関与に対しての情報を持った証人が、鴉木メイゼルの故郷である円環大系世界からやってくる。公館はこれを保護し、それを専任係官・武原仁にまかせる。しかし、証人アラクネは公館を逃れその生死すらも不明となってしまう。その頃、メイゼルは倉本きずなやクラスメートの寒川紀子らとともに、仁の部屋に漂う不思議な光を追って地下施設へと入っていくが・・・」
角川書店-----------スニーカー文庫------------2006年-------552円-------イラスト/深遊
サドっ娘小学生メイゼルと魔術師殺しのへたれ男・仁が言葉責めでたまらんことになる、ロジック系魔法戦小説。
相変わらずクセの強い読み辛い文体で、状況が飲み込み辛いのですが、それも慣れてくると非常に面白いです。
今回の巻はグレンが地球人全員を相手に宣戦布告した戦いの後、刻印魔術師たちの不穏な動きに加え、戦いの中で怪しい動きを見せた『九位』などの高位魔術師の関与、さらにワイズマン警備調査会社の王子護や神聖騎士団の増援がやってきたりして、三つどもえ四つどもえみたいなこんがらがった状況に転がり落ちていきます。しかも、あのエレオノールが解き放たれ、再び仁・メイゼルと戦うことになるのですよ。
「はしたない声を聞いてほしいなら、今日はかわいいすすり泣きであたしを楽しませるのよ」
どうやらマミヅクは、「メイ×寒」がたいへんツボのようです。この巻は、なんといってもメイゼルときずなと仁の甘ったるい見せかけ共同生活とか、寒川・いいんちょ・紀子が夏休みだというのにメイゼルに言葉責めされる、嬉し恥ずかしプレイといったものがあって、もう大変です。
その上、仁の過去部分がやっと少し明らかになります。仁の妹で「まほうつかい」の舞花がどういった人物だったのか、いかにして魔法使いとなったのか。そこらへんの悲しい話が語られます。
とりあえず、この巻だけで話は完結しないで、次に続きます。けっこうなペースで出てますね。次巻は来年のそれほど遅くならないうちに、とあるので楽しみです。
そういえば、この小説をアニメ化というのはなんとなく無理そうな気がしてきました。確かにいろいろなポイントは押えてて、非常に魅力的な作品ではありますが、アニメ化によるメリットとデメリットでは、デメリット、つまり作品性を失わせるものの方が多いような気がします。あえていうと『イリヤの空、UFOの夏』と同様の失敗をしてしまうのではないかと。
最近はライトノベルからアニメへのメディアミックスが流行ってますが、中にはアニメ化には向かない作品もあるように思えます。例えば『悪魔のミカタ』とか『バッカーノ』とか『レジンキャスト・ミルク』とか『ブギー・ポップ』とか、この『円環少女』とかですね。ビジュアル面やキャラクターや台詞のやりとり、といったものは非常に適してるかと思いますが、モノローグ部分や「説明・解説」といった作品の本質にかかわるところを表現しきれないと、スカスカした感じになってしまったり、物足りなかったり、まさに説明しきれない状況になってしまうのでは。もし実際にやるとなると、上手いアレンジ、アプローチが必要となるでしょう。できるなら、『円環少女』を含め自分の好きな上記の作品などは、素晴らしい人材に出会ってアニメ化してほしいものですね。
ちなみに、逆にアニメ化するに適したものとして『ランブルフィッシュ』なんかいいかと思うのですが、どうなんでしょ。確かに説明部分多いけど、なんとかなるんじゃないかと。
ちなみにP150の後ろから5行目の一番下。
「見慣れない地の人間でない」は「見慣れない土地の人間でない」の間違い(文字抜け)か?
「円環少女 1巻」「とらドラ! 3」「こどものじかん 1巻」「戦略拠点32098 楽園」
-----------------------------------------------------------------
今日もおなかパンパンです。なんでだろう。ホントずっとお腹が張ってます。
今日、夜中にやっと仕事が終わってヒイこらしながら帰宅途中に、おまわりが自転車で走ってる自分を止めて、何か話しかけてきやがりました。本当に不愉快極まりないですね。警官はみんな死ね。
今月は家賃とともに部屋の更新で酷い金額取られます。冬が辛そうだ。
-----------------------------------------------
関連サイト
角川スニーカー文庫
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?select=series&series=16
DE BREVITATE VITAE
http://www7.plala.or.jp/para_shift/
TEA TIME
http://www.k3.dion.ne.jp/%7Eteezeit/
この記事もどうぞ
ここは地獄なんかじゃない! 追いつめられた者たちの決意。長谷敏司『円環少女(サークリットガール)』第9巻 公館陥落
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/720/
それは喜びに「似ている」。長谷敏司『円環少女(サークリットガール) 第3巻・煉獄の虚神(下)』の読後感の良さ。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/790/
地獄に落ちたサドっ気魔法少女メイゼルと愛犬・仁の、切なく愛おしい魔法戦小説。『円環少女』第2巻・煉獄の虚神(上)
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/726/
どうやらマミヅクは、「メイ×寒」がたいへんツボのようです。この巻は、なんといってもメイゼルときずなと仁の甘ったるい見せかけ共同生活とか、寒川・いいんちょ・紀子が夏休みだというのにメイゼルに言葉責めされる、嬉し恥ずかしプレイといったものがあって、もう大変です。
その上、仁の過去部分がやっと少し明らかになります。仁の妹で「まほうつかい」の舞花がどういった人物だったのか、いかにして魔法使いとなったのか。そこらへんの悲しい話が語られます。
とりあえず、この巻だけで話は完結しないで、次に続きます。けっこうなペースで出てますね。次巻は来年のそれほど遅くならないうちに、とあるので楽しみです。
そういえば、この小説をアニメ化というのはなんとなく無理そうな気がしてきました。確かにいろいろなポイントは押えてて、非常に魅力的な作品ではありますが、アニメ化によるメリットとデメリットでは、デメリット、つまり作品性を失わせるものの方が多いような気がします。あえていうと『イリヤの空、UFOの夏』と同様の失敗をしてしまうのではないかと。
最近はライトノベルからアニメへのメディアミックスが流行ってますが、中にはアニメ化には向かない作品もあるように思えます。例えば『悪魔のミカタ』とか『バッカーノ』とか『レジンキャスト・ミルク』とか『ブギー・ポップ』とか、この『円環少女』とかですね。ビジュアル面やキャラクターや台詞のやりとり、といったものは非常に適してるかと思いますが、モノローグ部分や「説明・解説」といった作品の本質にかかわるところを表現しきれないと、スカスカした感じになってしまったり、物足りなかったり、まさに説明しきれない状況になってしまうのでは。もし実際にやるとなると、上手いアレンジ、アプローチが必要となるでしょう。できるなら、『円環少女』を含め自分の好きな上記の作品などは、素晴らしい人材に出会ってアニメ化してほしいものですね。
ちなみに、逆にアニメ化するに適したものとして『ランブルフィッシュ』なんかいいかと思うのですが、どうなんでしょ。確かに説明部分多いけど、なんとかなるんじゃないかと。
ちなみにP150の後ろから5行目の一番下。
「見慣れない地の人間でない」は「見慣れない土地の人間でない」の間違い(文字抜け)か?
「円環少女 1巻」「とらドラ! 3」「こどものじかん 1巻」「戦略拠点32098 楽園」
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今日もおなかパンパンです。なんでだろう。ホントずっとお腹が張ってます。
今日、夜中にやっと仕事が終わってヒイこらしながら帰宅途中に、おまわりが自転車で走ってる自分を止めて、何か話しかけてきやがりました。本当に不愉快極まりないですね。警官はみんな死ね。
今月は家賃とともに部屋の更新で酷い金額取られます。冬が辛そうだ。
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関連サイト
角川スニーカー文庫
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?select=series&series=16
DE BREVITATE VITAE
http://www7.plala.or.jp/para_shift/
TEA TIME
http://www.k3.dion.ne.jp/%7Eteezeit/
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ここは地獄なんかじゃない! 追いつめられた者たちの決意。長谷敏司『円環少女(サークリットガール)』第9巻 公館陥落
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/720/
それは喜びに「似ている」。長谷敏司『円環少女(サークリットガール) 第3巻・煉獄の虚神(下)』の読後感の良さ。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/790/
地獄に落ちたサドっ気魔法少女メイゼルと愛犬・仁の、切なく愛おしい魔法戦小説。『円環少女』第2巻・煉獄の虚神(上)
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昔から漫画大好きでライトノベルもよく読みました。現在も毎日、何かしら読みまくってます。部屋は六畳間に本棚四つな上に、床が見えないという酷い状態になるくらい漫画まみれでラノベづくしです。
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