管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。
リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今年の初購入漫画単行本はこれ。
伊織の登場で語られる10年前、そしてさらに前の京の生い立ちとは。斎藤けん『花の名前』第3巻。
斎藤けん『花の名前』第3巻
「10年振りに京と慎の前に現れた美女・伊織。京は彼女について家を出てしまい、蝶子だけが残される。箱根で互いに近付いたと思った矢先の出来事にショックを受ける蝶子。伊織は慎の幼なじみで、『花名』を読んで海外から帰ってきたのだった。10年前の3人の関係が今ふたたび組み直されるかに見えたが・・・」
白泉社-------花とゆめコミックス-----2007年----390円
いや~、暗い、暗いよ、この巻は。前巻でせっかく京と蝶子の二人がまともになって来た所だったのに、暗さが最高潮に達しております。
「馬鹿ね。大切になんかするからよ。・・・救われる気なんてないくせに」
変態、もとい変人小説家・京の前に現れた昔の女・立松伊織。思わせぶりなわりにはそれほど蝶子に絡んでくるわけでも無かったのですが、回想の中で語られることになる彼らや京、そして蝶子たちの過去。中でも京の過去がなかなかダークな感じになってます。成り上がりの金持ちだった京の実家。そこに嫁いだ京の母親は、夫の暴力から逃れるために別れることに。母親の実家はそんな彼女に冷たい態度をとります。その窮状を救ってもらおうと父親の元に行った京は、兄から衝撃的な話を告げられます。
伊織の登場で語られる10年前、そしてさらに前の京の生い立ちとは。斎藤けん『花の名前』第3巻。
斎藤けん『花の名前』第3巻
「10年振りに京と慎の前に現れた美女・伊織。京は彼女について家を出てしまい、蝶子だけが残される。箱根で互いに近付いたと思った矢先の出来事にショックを受ける蝶子。伊織は慎の幼なじみで、『花名』を読んで海外から帰ってきたのだった。10年前の3人の関係が今ふたたび組み直されるかに見えたが・・・」
白泉社-------花とゆめコミックス-----2007年----390円
いや~、暗い、暗いよ、この巻は。前巻でせっかく京と蝶子の二人がまともになって来た所だったのに、暗さが最高潮に達しております。
「馬鹿ね。大切になんかするからよ。・・・救われる気なんてないくせに」
変態、もとい変人小説家・京の前に現れた昔の女・立松伊織。思わせぶりなわりにはそれほど蝶子に絡んでくるわけでも無かったのですが、回想の中で語られることになる彼らや京、そして蝶子たちの過去。中でも京の過去がなかなかダークな感じになってます。成り上がりの金持ちだった京の実家。そこに嫁いだ京の母親は、夫の暴力から逃れるために別れることに。母親の実家はそんな彼女に冷たい態度をとります。その窮状を救ってもらおうと父親の元に行った京は、兄から衝撃的な話を告げられます。
なにやら『LaLa』系らしからぬ展開ですが、なかなか読ませます。こーゆーのは語り方を間違うと読者的にはドン引きですが、とりあえず『彼氏彼女の事情』みたいに話がしらじらしくはないので安心。
今回、目立ったのは「蝶子の強さ」「京のヘタレ振り」そして「慎の変態振り」でしょうか。蝶子好きの方々にはたまらん巻でしたが、京好きの人たちにとってはどうなんだろ。蝶子は清楚で純粋ながら強さと色気を出しててたまりませんよ。慎はもう分かってたことですが、すっかり京LOVEっぷりを晒してまして、もう「小説のファンだからッ!」とかそういう言いわけが通用しないくらいの告白をしてます。途中で伊織に対する好意が見えたりもするんですが、京に対する愛があまりにインパクトあって、もはや、伊織はカモフラージュのため、としか思えません。それなのに、漫画の中では蝶子を励ましたりして、最大の敵に塩を送るようなことしてます・・・。赤裸々なのか素直になりきれてないのか、どっちなんだ!
しかし、やはり最近の白泉社系少女漫画の新人さんたちは実力ありますね~。少し前は売り方が安易な方向に流れた感もありましたが、編集部の新人発掘力は健在ですね。
「亡鬼桜奇譚」「月光スパイス」「花やしきの住人たち」
-----------------------------------------------
昨日久々に『酔拳』を観ましたが、やっぱりいいですね。話はめちゃくちゃだけど、それでいて違和感を感じさせないほど面白い。
-----------------------------------------------
参照サイト
白泉社
http://www.hakusensha.co.jp/top.shtml
この記事もどうぞ
愛しく優しい花のにおいに満ちた幸せ。斎藤けん『花の名前』第4巻(最終巻)
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/465/
斎藤けん氏の新作『With!(ウィズ)』の人格同居は、珍しい兄と妹の組み合わせ。斎藤けん『With!』第1巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/892/
読めば読むほど蝶子が可愛過ぎ。作家と少女の恋。斎藤けん『花の名前』第2巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/731/
今回、目立ったのは「蝶子の強さ」「京のヘタレ振り」そして「慎の変態振り」でしょうか。蝶子好きの方々にはたまらん巻でしたが、京好きの人たちにとってはどうなんだろ。蝶子は清楚で純粋ながら強さと色気を出しててたまりませんよ。慎はもう分かってたことですが、すっかり京LOVEっぷりを晒してまして、もう「小説のファンだからッ!」とかそういう言いわけが通用しないくらいの告白をしてます。途中で伊織に対する好意が見えたりもするんですが、京に対する愛があまりにインパクトあって、もはや、伊織はカモフラージュのため、としか思えません。それなのに、漫画の中では蝶子を励ましたりして、最大の敵に塩を送るようなことしてます・・・。赤裸々なのか素直になりきれてないのか、どっちなんだ!
しかし、やはり最近の白泉社系少女漫画の新人さんたちは実力ありますね~。少し前は売り方が安易な方向に流れた感もありましたが、編集部の新人発掘力は健在ですね。
「亡鬼桜奇譚」「月光スパイス」「花やしきの住人たち」
-----------------------------------------------
昨日久々に『酔拳』を観ましたが、やっぱりいいですね。話はめちゃくちゃだけど、それでいて違和感を感じさせないほど面白い。
-----------------------------------------------
参照サイト
白泉社
http://www.hakusensha.co.jp/top.shtml
この記事もどうぞ
愛しく優しい花のにおいに満ちた幸せ。斎藤けん『花の名前』第4巻(最終巻)
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/465/
斎藤けん氏の新作『With!(ウィズ)』の人格同居は、珍しい兄と妹の組み合わせ。斎藤けん『With!』第1巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/892/
読めば読むほど蝶子が可愛過ぎ。作家と少女の恋。斎藤けん『花の名前』第2巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/731/
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
ブログ内検索
カテゴリー
カウンター
Twitter / タイムライン
マミヅク@mamiduku
https://twitter.com/mamiduku
だいたい家からつぶやいています。
自分のつぶやきは少なめ、RTは多め。
最新コメント
[05/07 RobertDom]
[04/25 RobertDom]
[04/24 cnsl840]
[04/23 RobertDom]
[04/19 RobertDom]
アーカイブ
プロフィール
HN:
マミヅク
性別:
男性
自己紹介:
昔から漫画大好きでライトノベルもよく読みました。現在も毎日、何かしら読みまくってます。部屋は六畳間に本棚四つな上に、床が見えないという酷い状態になるくらい漫画まみれでラノベづくしです。
巡回サイト&相互リンク
私がいっつも見て回っているサイトさまにリンク貼らさせていただきました。問題ありましたらご連絡ください。
最新記事
(07/22)
(11/04)
(09/05)
(09/03)
(08/23)
最古記事
(01/01)
(01/30)
(02/01)
(03/01)
(03/02)
アクセス解析
最新トラックバック