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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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今回は珍しくSF小説でも。

ハイペリオン(上)_ダン・シモンズハイペリオン(下)_ダン・シモンズ

ダン・シモンズ『ハイペリオン(HYPERION)』上・下巻
「宇宙に人々が移り住み、地球が事故により消滅している28世紀の人類社会。その連邦政府を震撼させた事態が勃発する。宇宙放浪民アウスターの侵攻が、この世界の謎のひとつである辺境の惑星・ハイペリオンへと向かっていたのだった。そして、この危険が迫る中、恐るべき怪物シュライクの徘徊するこの星に、七名の巡礼が選ばれ送り込まれることになったのだが・・・」
早川書房------------ハヤカワ文庫-----翻訳/酒井昭伸-----2000年-----------各800円

1989年代に発表され、1994年に邦訳された超大作SF。著者はアメリカ人ダン・シモンズ。この文庫版は2000年に文庫化されたものです。
とにかく、とてつもない物語で、スケールの壮大さとか、テーマの深遠さとか、キャラクターの魅力や、物語の構成の妙技といったものが、ことごとく最上級のものです。ヒューゴー賞とローカス賞も受賞してます。

詳しくは説明しない方がいいですが、宇宙に広がる人類連邦に対して、アウスターという宇宙を放浪する人類と袂を分かった異人類の侵攻がはじまるのですが、そのアウスターの船団が目指す「ハイペリオン」という名前の惑星が、なにやら凄い秘密を秘めているわけです。
そこに送り込まれる七人の人間は、ここを聖地とする「シュライク教団」の巡礼として、謎の中心点である「時間の墓標」へと向かい、そしてその道中では、1人ずつ自分が何故ここに来たのかということを順々に語っていく、という形で物語は進んでいきます。
いやー、結構時間をかけて読みましたが、本当に凄い物語でした。これ、今まで読んでなかったのがもったいなかった、と思うくらいでしたよ。
しかも、自分がこれを読もうなんて思ったのは、よりによって『涼宮ハルヒの憂鬱』で長門有希が読んでいたから、という本当にどうしようもない理由からだという・・・・。でも、だからこそ言いたい! 「本当に『ユニーク』だった」と!!
(ちなみに今調べたら、アニメの第二話で長門が読んでたのは「ハイペリオンの没落」で、キョンに貸した本が「ハイペリオン」でした。どっちもハードカバー。原作小説でもそうなってます。)

実はこのお話は、これで終わりじゃないのです。このシリーズは四部作になってて、『ハイペリオン』は続編の『ハイペリオンの没落』に続いていきます。さらには「エンディミオン」、そして「エンディミオンの覚醒」へと続きます。文庫版だとどれも上下巻にわかれています。
さてそれではさっそく「ハイペリオンの没落」を買ってこないとな〜

  
「ハイペリオンの没落 (上)」「ハイペリオンの没落 (下)」「エンディミオン(上)」


  
「エンディミオン(下)」「エンディミオンの覚醒(上)」「エンディミオンの覚醒(下)」


  
「涼宮ハルヒの憂鬱 1 通常版 DVD」「詩人の手紙」「完訳 カンタベリー物語 上」
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ちなみに、一昨日の夜あたりにこのblogのカウンタが30万を超えました。来てくださったみなさん、ありがとうございます。ここに移転してきてから、だいたい1年半でこれですから、かつての状況を思えば凄いペースですよ。次は、目指せ100万ヒット! でしょうかね。頑張ります。

それと、あるサイトの方がウチをリンクしてくださったので、自分もリンクできるようにカラムにリンク(巡回サイト)を入れてみました。とりあえずニュース系・オタク情報系サイトからです。
今回、ここにリンクを貼られたサイトの方で、このリンクに何か問題ありましたらご連絡ください。


RPGに壮大な物語は必要か? 毎回人類滅亡の危機を救ったりするのもう飽きた(まにあっくすZ)
「ハイペリオン」の記事にこれはどうかと思うけど、まあ、確かにファンタジーRPGは毎回毎回だしな。だけど、それじゃなきゃ、どうしろと? あ、その答えが「モンハン」ってことか?

戦う司書:主演の朴ロ美「魂こめてぶつかる」 秋葉原でアニメ第1話試写(まんたんウェブ)
えー、これネットでも見れるのか!「10月5日からインターネットでもバンダイチャンネルほかで配信する予定」とのこと。よしよし。

JPO、中古図書販売研究委員会を立ち上げ(新文化)

念じればキャラが動く 脳波で操作するゲーム「MindSet」、10月発売(ITmedia)
そのうち『プラモ狂四郎』みたいなことになってくるのか!?(違う

  
「プラモ狂四郎 1」「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」「アマガミ 森島はるかTシャツ マットパープル サイズ:L」
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関連サイト
ハヤカワ・オンライン|早川書房のミステリ・SF・ノンフィクション
http://www.hayakawa-online.co.jp/
[ANIME] 「なに読んでるの? 長門さん」−第2話『涼宮ハルヒの憂鬱 I 』(第弐齋藤 土踏まず日記)
http://sto-2.que.jp/ndiary/2006/04/200604241.html
ハイペリオン (小説) ウィキペディアの記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3_%28%E5%B0%8F%E8%AA%AC%29

この記事もどうぞ。
変則実母萌えの不良少年と宇宙人のガチンコバトルなSF漫画。中平正彦『破壊魔定光』全12巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/633/
めがっさ良かった。『涼宮ハルヒの憂鬱』アニメ版で褒めるべきところ関心したところ。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/886/
バッハトマの勝利によって周囲も忙しくなってきました。永野護『ファイブスター物語(The Five Star Stories) XII』(第12巻)
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1246/
いきなりの第一話。傍若無人振りがアニメにも伝播か? アニメ版『涼宮ハルヒの憂鬱』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/826/


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