外国人生徒たちの鋭い質問が面白い。蛇蔵・海野凪子『日本人の知らない日本語 なるほど〜×爆笑！の日本語再発見コミックエッセイ』

「先生　『冷める』と『冷える』の違いはなんですか？」



蛇蔵＆海野凪子『日本人の知らない日本語　なるほど〜×爆笑！の日本語再発見コミックエッセイ』
「日本にある日本語学校で外国人たちに日本語を教える女教師・海野凪子。彼女のもとにはたくさんの個性的な生徒たちがいて、彼らの日本語のレベルは片言からペラペラまで。国際色豊かな教室は、今日も素朴で楽しい、けど日本人としては困ってしまうような質問があがるのだが・・・」
メディアファクトリー----------2009年-------880円

日本語を学ぶ外国人はたくさんいますが、そうした人たちを教えている海野凪子氏が、日本語学校での体験談を、蛇蔵氏と組んでエッセイ漫画にして出しました。そうしたら、これが大ヒット。結構話題にあがったりなんかもして、相当売れているようです。私もあんまり漫画読まない友達と話してた時、相手がこれを知ってて吃驚しました。

各章のタイトルは、「外国人の素朴な疑問は超難問」「そんな日本語使いません」「間違いな敬語」「トコロかわれば」「知られざる仮名の過去」「世界の漢字」「そうだったんだ！日本語」「日本のルール」「日本語学校にて」「日本いいクニ」。
海野凪子氏は、日本語で外国人に教える、という方法の授業をしているそうです。だから、生徒たちはすでに簡単な日本語は喋れる段階からはじまっているわけですね。そんな彼らは、中国・韓国・台湾・ベトナム・アメリカ・フランス・スウェーデン・ロシア・アラブ首長国連邦、などなど本当にいろいろな国からやってきていて、そんな人たちが、一様に日本語で喋る姿というのがなんか不思議な感じですね〜
そして、この生徒たちが、海野先生に日本語について（そして日本について）、質問をいろいろしてくるわけですが、その質問が、非常に突拍子もなかったり的外れだったりで、凄く笑えます。さらに、日本人でさえ「？」となってしまうような奥深い質問まで飛び出ます。ここらへんを読んでると、こちらも唸ってしまうような、まさに「日本人の知らない日本語」というモノになっています。
目から鱗の日本語のお話で、楽しく読むことが出来ました。

続刊が出るようですが、来年のはやいうちだそうです。

　　
「新しい国語表記ハンドブック」「ダーリンの頭ン中 英語と語学」「トルコで私も考えた 21世紀編」
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面接官「あなたをうちで雇用するとして、どんなメリットが有りますか？」　私「・・・」 （まにあっくすZ）

『怪獣バスターズ』で仲間と協力してウルトラ怪獣を倒せ！（電撃オンライン）

キノベス2009、第1位に川上未映子氏の『ヘブン』（講談社）

　　
「ヘブン」「猫を抱いて象と泳ぐ」「星守る犬」
三位に村上たかし氏の「星守る犬」が入ってますね。読もうかな。

【個室ビデオ放火】小川被告、死刑判決に目潤ませ

ひたぎ抱き枕　C７７　３日目　シ３６-a 会場限定４７個のみ販売（Cior）

わっかがドーナツ（蛇足亭）

電磁砲　黒子（Cheat）

羽の人を描いてみたよ（キングリボルバー）

　　
「シュガーダーク 埋められた闇と少女」「無限のフロンティアEXCEED」「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」
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関連サイト
株式会社メディアファクトリー
http://www.mediafactory.co.jp/
未確認蛇行物体（蛇蔵）
http://hebizou.blog56.fc2.com/
まめじゃない日本語教師がまじめに日本語を考える（海野凪子）
http://uminonagiko.blog73.fc2.com/
webコミックエッセイ劇場
http://www.comic-essay.com/index.html

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