名古屋を舞台にした四つの恋の物語。岡崎武士『カウンタック（COUNTACH）』

岡崎武士『カウンタック（COUNTACH）』
「カーペンタージーンズの流行った頃の名古屋。山城あやの高校に教育実習でやってきた遠藤真理子は、かつて近所に住んでいた憧れの女性だった。数年振りに再会したあやは、小学生の時の『結婚する』という約束をいまだ強く覚えていて・・・」
学研--------ノーラコミックスデラックス-------------1996年---------800円

岡崎武士氏の「レッツラグーン」を買ったら、これも読みたくなったので凄い久々に買って読み直す。ちょっと昔の名古屋を舞台にした、四つの恋の物語を描いたシリーズ「カウンタック」がメインです。後ろに短編の「高円寺主義」と「アクシデント」が入ります。「カウンタック」は1991年から不定期で「月刊コミックNORA」に掲載されたもの。

昔はそのドキドキとか爽快感のない恋の話がよくわかりませんでしたが、今読むと多少なりその内容が理解できてきました。子供たちの精神が大人過ぎて今の自分よりも大人だなぁとか思ったり（笑
まあ、やっぱり爽快感とかはないんですが。
強くひた向きにしっかりと恋してる女性というのはいいものですね。その結末が少し悲しいものであっても。

「高円寺主義」は「コミックコンプ」に掲載されたもの。たしか私はこれのもうちょい前から「コンプ」を買い始めてたんで連載を読んでるはず。その号を結構長い間取っておいたくらいです。岡崎武士氏がはじめて書いた現代ものだとか。若者感があるいい日常。
「アクシデント」も連載で読んで記憶に残る作品でしたね。ただ、私はこれって「ニュータイプ」系の漫画雑誌で読んだ覚えがあったんですが、「ウィングス」だそうです。記憶違いでしたか。主人公の少年のその思考法に何かしら感銘を受けました。

読んだのたぶん10年振りくらいです。やはり昔の絵はいい。特にこの話は恋愛ものだからなのか、現代ものだからなのか、女性たちのリアルな内面までが上手く表現されている感じがします。

ちなみに「カウンタック」は車の名前ですが、これは日本語読みで「クンタッシュ」が近いとのこと。ピエモンテ語の感嘆詞。美しい女性を見た時に言う言葉だそうです。なるほど！

あと、ちょっと思ったんですが、信玄の話で「今時社長になろうと言うなんて」どうこうは、親が社長とかじゃない裸一貫で言うならカッコいいですが、２世が言ってもwwwwって感じがある。

　　
「レッツ☆ラグーン（1）」「恋」「もうひとつの夏へ〈下〉」
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今日は帰り際、いらない残業やるハメになって、さらに本屋でバカップルのクソ捨て台詞で不愉快に。今でも不愉快なキモチでいっぱいです。
帰って「デイアフタートゥモロー」見てた。まあ、確かにある程度面白く見れたけど、あんなに売れるほどだったかな〜

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「偽りの月―ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン」「まんがタイムきらら 2010年 10月号」「機動戦士ガンダムUC 2 blu-ray」
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関連サイト
hAPOI'S ROOM（はぽい処。岡崎武士）
http://www.h3.dion.ne.jp/~hapoi/
学研ホールディングス
http://www.gakken.co.jp/

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