管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。
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鈴木健也『寒くなると肩を寄せて』
「大学の先輩・園田さんが虫を食べる女性だと知り、気になってしょうがない竹内は、ある時、ノートを見せたお礼に食事をごちそうになりに彼女の部屋へと行くのだが・・・」
エンターブレイン----------ビームコミックス-----------2011年----------620円
「蝋燭姫」の鈴木健也氏の短編集です。
収録作品は、「水槽の街」「虫の味がする」「ジゼルとエステル」「ロズリーヌ・フラウの肖像」「淑女はドレスに着替えない」「少女と言うより痴女だった」「友達だなんて思ってないんだ」「芹沢くんと工藤くん」の8本です。最後だけが描き下ろしで、他はみな「コミックビーム」掲載作品です。
「水槽の街」は、半ば水没した壁で囲われた都市で働く女性と、彼女に好意を抱いた青年の話。
「虫の味がする」は、虫を食べるという大学の先輩の家に呼ばれ、ごちそうされる話。
「ジゼルとエステル」は、結合双生児の女の子の分かちがたく、分け合いがたいそれぞれの想いを描く作品。
「ロズリーヌ・フラウの肖像」は、とある画家とそのパートナーの女性（サド）の話。
「淑女はドレスに着替えない」は、飲み屋で働くさえない女性と、彼女を好きなんだけど素直に言えない男の子の話。
「少女と言うより痴女だった」は、悪魔なんだけどそういうのが嫌で人間の世界でビラ配りなんかしつつアパートで暮らす女の子の百合的ドタバタ恋愛。
「友達だなんて思ってないんだ」は、ぱっとしない男の子と彼にちょっかいかけてくる不良っぽい男の子の微妙な関係を描く作品。
「芹沢くんと工藤くん」は、「友達だなんて思ってないんだ」の番外編の描き下ろし四コマ漫画。
「蝋燭姫」もギスギスして非常に面白い人間ドラマでしたが、こうした短編もまた、心の機微を上手く作品の中に表現した良作揃いでした。ちょっとギョっとする描写もあったりしますが、それもまた魅力のひとつ。この中では特に「淑女はドレスに着替えない」がお気に入り。展開的には読めるのですが、魅せる力がありますね〜。フォリーさんが二重の意味で素敵すぎ。「少女と言うより痴女だった」もあの格好であの台詞はねーだろ、というセンスが楽しかった。「虫の味がする」は、虫と先輩への想いの間での苦悩が恋愛話としてちゃんと機能してて上手いなー、と思ったし、恋愛ものとしても良かったです。
「蝋燭姫 1巻」「蝋燭姫 2巻」「柔らかい女」「地獄のアリス 1」
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T.M.R.西川貴教、震災チャリティライブ3月30日開催に意欲（ナタリー）
ヤシマ作戦！（ヱヴァンゲリヲン新劇場版破公式ブログ）
中国オタクの地震体験（「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む）
東京電力、計画停電を実施へ 実施地域は前日に発表…4月末まで続く見通し（痛いニュース）
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カダフィ派の東部進撃続く＝反政府勢力、劣勢立て直せず−リビア
ウイルス作成罪：創設を閣議決定…懲役、罰金科す
地震影響、「大恐竜展」開幕を１７日以降に延期
一緒に節電しましょう（TANA's BLOG）
水着ラウラ （まっちゃーじ！）
「木造迷宮 5」「真・三國無双6」「機神幻想ルーンマスカーフルカラー 1」「メグとセロン VI 第四上級学校な日」
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関連サイト
株式会社エンターブレイン
http://www.enterbrain.co.jp/index.html
この記事もどうぞ。
「Fellows!」に付いてきた小冊子が一冊にまとまった短編集。エンターブレイン『Awesome Fellows!（オーサム・フェローズ！）』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2396/
森薫の新連載「乙嫁語り」もあります。エンターブレインの新雑誌『フェローズ!（fellows!）』創刊！ 2008年10月号
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/639/
独特のセンスと空気感を持つ、賞をとった良作短編集。市川春子『虫と歌 市川春子作品集』。あとアフタヌーン2010年9月号では新作「25時のバカンス」が
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2113/
期待の新人作家の初単行本が二冊同時に発売。冨明仁『玲瓏館健在なりや』第１巻と短編集『柔らかい女』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2097/
マキは隣室の自殺した女革命家と間違われてしまい・・・。松本次郎『革命家の午後』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1225/
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