恋した男は仕事の同僚で憎いライバル！？ 藤原晶『恋がヘタでも生きてます Happy Vision』第１巻

藤原晶『恋がヘタでも生きてます　Happy Vision』第１巻
「ある総合商社の営業一課の茅ヶ崎美沙（ちがさきみさ）は、仕事はバリバリ働けるのに恋はちょっと苦手な25歳。そんな彼女が朝の公園で出会い恋した男は、同じ会社にN.Y.から呼ばれてやってきた雄島佳介という男だった。彼女がなるはずだった主任の席を奪われ、納得いかない美沙は・・・」
小学館-----プチコミックフラワーコミックスα------2008年------400円

藤原晶氏の最新単行本。仕事は出来るけど恋下手なアンバランスな美女が主人公のオフィスラブ。クズに酷い目に遭わされつつ、恋に一生懸命な女（バカ娘）が出来るイイ男と好きになったり嫌いになったりと、いつもの藤原晶的な良さの出た作品になってます。
今回は仕事がテーマというだけあって、そこらへんもしっかり描いていて、作品をより面白くしています。

主人公の美沙と、社長の息子でN.Y.帰りのポジティブ男・佳介の恋愛がメインですが、美沙の友達でルームメイトのお嬢様・千尋の話も平行して進んでいきます。千尋は世間知らずでお人好しで、婚約者に不倫されるのですが、あっさりまた騙されたりとか。美沙たちの同僚の橋本が千尋と絡んでくるみたいですが、どうなるのでしょうね。

　　
「社内恋愛必勝法」「眠れぬ夜はノックして 1」「ダイヤモンドライフ　3」
『ダイヤモンドライフ』の時も思いましたが、この作家さんは、生き下手な人間を２パターン描くんですよね。駄目人間で本当に駄目なままな人と、駄目なところがあるけど気づいて奮起してまっとうに生きる人。作家の周りにこういう駄目な人間がいるのか、いい描き方するんですよね。駄目なとこは本当にイラついてムカつく感じで描くので、読んでるとイライラするのですが、本当に駄目な人間はちゃんと駄目になり、がんばった人間だけがちゃんと救われるように描くところは非常に大好きです。

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ペルソナ本（かえるゆうじんひこう）
カスカベアキラ氏は最近『テイルズ』の漫画出しましたよね。

「C74新刊情報「あの娘僕が○○のニオイ嗅いだらどんな顔するだろう」（闇に蠢く）
そのままそのままーwwww

クラナド漫画（Not Quite Satisfactory）

甲斐谷忍「ワンナウツ」TVアニメ化決定
最近は「これがアニメ化？」と驚かされることばかりです。「グインサーガ」とかな。まあ、「ブラッディマンデイ」とか「スミレ16歳」や「シバトラ」のドラマ化よかいいですが。

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関連サイト
プチコミック
http://www.petitcomic.com/magazine/thismonth.html

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