炎の魔女に隠された秘密。統和機構さえ恐れる魔女戦争がはじまる。上遠野浩平『ヴァルプルギスの後悔』Fire.1（ブギーポップ・シリーズ）

久々にラノベ記事書けます。



上遠野浩平『ヴァルプルギスの後悔』Fire1.（ブギーポップ・シリーズ）
「正義の味方としてひとり統和機構に立ち向かう炎の魔女・霧間凪（きりまなぎ）は、ダイアモンズが崩壊した事件とそれに関わることを追う。その中で統和機構の合成人間・ドーバーマンに目をつけられ、港で攻撃されることになる。彼女は船の中で摑まえた犬を連れ、逃げることになるのだが・・・」
アスキー・メディアワークス-----電撃文庫-----2008年-----570円-----イラスト/緒方剛志

上遠野浩平の「ブギーポップは笑わない」の最新刊が登場。とうとう、炎の魔女・霧間凪がメインで、物語が大きな局面へと向かっていきますよ。
『ビートのディシプリン』の話の裏で霧間凪がどう動いていたのかとか、そっち側からの視点で見たバージョンになってます。そしてその中で、この物語の核心部分に触れる、ふたりの魔女、についての話がはじまっていきます。

織機綺に接触する幽霊みたいな存在・リキ・ティキ・タビ。そしてパールたちと接触を持ち、統和機構の合成人間を乗っ取り、この世界に干渉しはじめる魔女アルケスティス。彼女と対になる正反対の存在、凪にあった隠された秘密、本当の「炎の魔女」ヴァルプルギス。それがいったい何者で、どう影響するのか。まだまだ明らかになってないことだらけですが、この話の重要な部分が徐々に明らかになっていきそうな展開になりそうですよ。
これを読んだ限りだと、ヴァルプルギスはそのまま凪の力になるどころか、ブギーが言ったように、凪を世界の敵にしかねないです。これこそが彼女の力の源泉なのかもしれませんが、凪は凪で、やっぱりいつまでも正義の味方として、果敢に戦って欲しいものですね。

そう、今回の本は、なんというか、燃える展開と同時に、何故か萌えーな展開が多かったような気がします。凪のソフト百合とか、ライダースーツ脱いだりとかな！

あと、たぶん、この本でブギポシリーズは20冊目のはず。長いなー。

　　　
「ビートのディシプリン〈SIDE2〉」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「アカイロ/ロマンス　1」
『ビートのディシプリン』はいっつも『ビートのディプシリン』と間違えます。
今月の新刊の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』（伏見つかさ）がなんか人気みたいです。近場では現在全滅。お盆終わったから重版もかかるんじゃないかな？
『アカイロ/ロマンス』は購入済み。今度記事書きます。

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昨日、とらのあなの前にフィギュアが接着されたバイクを見ました。後部座席というか後ろの方に、女の子のフィギュアがピコンッと立った状態でひっつけられてました。これはいろいろ大胆な・・・

アキバ中古ゲーム市況：ドラクエ5がトップに　コミケ効果も雨で苦戦
コミケ効果ってこーゆーのまで及んでたのか。当て込んでたって言うくらいだから、いつも凄いんだろうなぁ。

応援してくださる皆さんへ「ありがとう!!」
犬村小六氏の『とある飛空士への追憶』の続編が書かれるかもという話。ちょっとどう続けるつもりなんだ〜

コミケおまけ本（偽MIDI泥の会）

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関連サイト
ブギーポップ公式
http://www.mediaworks.co.jp/d_original/boogiepop/index.php
ブギーポップは笑わない（アニメ公式）
http://www.vap.co.jp/boogie/
緒方剛志公式
http://homepage.mac.com/ogata_kouji/.public/index.html
ブギーポップの上遠野浩平が書き描く“炎の魔女”の物語。 ヴァルプルギスの後悔 Fire1.発売（せなか：オタロードblog）
http://www.senakablog.com/archives/2008/08/_fire1.html

この記事もどうぞ。
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