管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。
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石塚真一『岳(ガク)』第1巻
「北穂高岳で高齢の男性が遭難した。下山時間になっても降りてこないことに気づいた警察は、遭難救助のボランティアをしているアルピニスト・島崎三歩に救助を要請する。その頃、遭難した男性は、滑落によって骨折し、雪山の山腹で身動きが取れないでいたのだった・・・」
小学館----ビッグコミックス---2005年----524円
最近、登山ブームというか、山岳ブームというか、そういう感じがまたきたらしいです。漫画の方でも、山岳漫画、登山漫画が流行っている感じがします。その最も足るのがこれのヒットでしょうか。石塚真一氏の『岳(がく)』。日本アルプスで活躍する山岳救助員の話です。これは2008年のマンガ大賞の大賞受賞作品です。
長野県の山岳地で山岳遭難防止対策協会のボランティアをしている島崎三歩。彼は陽気で前向きであり、ほとんど天然にも思えるほどだが、世界中の山を渡り歩いた一流のアルピニストだった。山を愛し、人に誠実に生きる彼の生き様は、その救助にも表れているのだった・・・
そういうような流れで、毎回一話一救助という感じで語られるお話。基本的には三歩は長野県でボランティアやってるから、その周辺の山々、穂高岳や涸沢岳やらの北アルプスが舞台になっています。でも、三歩は世界中の山を登っているので、そうした過去の話とかもたくさん登場します。
この漫画は、山と関わり、山に感動し、山で命の危機にさらされる人間たちのドラマを通じ、どの山の素晴らしさを語るとともに、その山の凄さ・恐ろしさ、人間の無力なまでのちっぽけな姿を描いています。
もう、毎回毎回人の命が「そんな簡単に?」と思うほど死んでしまう。それも山で死ぬということは、通常の死に方じゃないということをまざまざと見せつけてくれます。いやー、ほんと山の男・山の女たちは凄いわ。かなり見直した。(しかし、作中に何度も出てくる遭難死者の親族の責任の押しつけはむかつきますね〜。何も知らないくせに、よくもそんなことが言えるなー、と。山の人たちはそういうのを何度か感じるような事があったんでしょうかね。そういや、昔、増水で川の中州に取り残されたキャンプ客が、助けてもらってから自衛隊だか消防だかの人に、「助けてくれなんて言ってない」って言ったとかいう話がありましたね。似たようなものかな)
確かにマンガ大賞に選ばれるだけはある、最高に面白い人間ドラマでした。なにより判り易く読み易く、間口が広くて手を付け易いのがいいのでしょうね(基本的には単発の話ばかりですし)。どこからでも面白いので、是非雑誌連載の途中からでもいいから読み始めてみて欲しい漫画です。オススメ。
石塚真一『岳(がく)』第7巻
現在、最新刊は第7巻まで出ています。この話は、主人公の三歩以外にも、昔馴染みの警察官・野田や、同じく県警救助隊の女性隊員・椎名久美、山仲間のザックといったレギュラーがいますが、七巻からはさらに県警救助隊の新人隊員・阿久津が登場。彼は山を歩くのは平気なのに、高いのが怖くて降下訓練とかが出来ないという問題のある青年。基本的には椎名との絡みが多い人ですが、これによって椎名と三歩の仲の進展の無さが際立ってきましたよ。どうなることやら。
『山靴を疾走れ!』は『嬢王』の紅林直(原作は生田正)。これはどっかで読むのやめちゃったなぁ。女性山岳救助隊員の話だったかな。『神々の山嶺(いただき)』(夢枕獏&谷口ジロー)は超がつく傑作でした。『イカロスの山』は今のところ4巻まで。イカロスは連載終わってるので早く全部読みたいですね。尾瀬あきら氏の『オンサイト』は二巻まで。
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10月2日放送予定の第1話を記念して、 「夜桜四重奏」の放送開始記念イベントが開催決定
女生徒31人レイプの小学校教師に死刑執行
本当の話なら当然死刑でしょ。親にとっては。
杉本彩 生涯ハンター宣言
『モンハン』の話かと思った。
Sheryl シェリルのトップ絵(project apricot)
シェリルは「歌姫」な時が一番いいよね。
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関連サイト
岳〜みんなの山〜(小学館特設ページ)
http://www.bigoriginal.shogakukan.co.jp/gaku/index.html
【ひと】「マンガ大賞2008」受賞 「岳」の作者・石塚真一さん
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/080406/gam0804061121000-n1.htm
ビッグコミックオリジナル
http://www.bigoriginal.shogakukan.co.jp/
穂高岳
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%82%E9%AB%98%E9%80%A3%E5%B3%B0
山と渓谷社
http://www.yamakei.co.jp/
この記事もどうぞ。
ヒマラヤ未踏峰に挑む二人の男の物語。塀内夏子『イカロスの山』第1巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/522/
昴が避けていた日本へ行くことに。曽田正人『昴(スバル)ソリチュード・スタンディング MOON(ムーン)』第2巻_はじめての故郷
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/562/
とうとうデスクに。そしてこの出会いは松方の新しい恋となるのか?。安野モヨコ『働きマン』第4巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/211/
みんな不器用だから、日仏どこでも意に添わないことばかり。石川雅之『もやしもん』第6巻 通常版
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/116/
確かにマンガ大賞に選ばれるだけはある、最高に面白い人間ドラマでした。なにより判り易く読み易く、間口が広くて手を付け易いのがいいのでしょうね(基本的には単発の話ばかりですし)。どこからでも面白いので、是非雑誌連載の途中からでもいいから読み始めてみて欲しい漫画です。オススメ。
石塚真一『岳(がく)』第7巻
現在、最新刊は第7巻まで出ています。この話は、主人公の三歩以外にも、昔馴染みの警察官・野田や、同じく県警救助隊の女性隊員・椎名久美、山仲間のザックといったレギュラーがいますが、七巻からはさらに県警救助隊の新人隊員・阿久津が登場。彼は山を歩くのは平気なのに、高いのが怖くて降下訓練とかが出来ないという問題のある青年。基本的には椎名との絡みが多い人ですが、これによって椎名と三歩の仲の進展の無さが際立ってきましたよ。どうなることやら。
『山靴を疾走れ!』は『嬢王』の紅林直(原作は生田正)。これはどっかで読むのやめちゃったなぁ。女性山岳救助隊員の話だったかな。『神々の山嶺(いただき)』(夢枕獏&谷口ジロー)は超がつく傑作でした。『イカロスの山』は今のところ4巻まで。イカロスは連載終わってるので早く全部読みたいですね。尾瀬あきら氏の『オンサイト』は二巻まで。
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岳〜みんなの山〜(小学館特設ページ)
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http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/080406/gam0804061121000-n1.htm
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穂高岳
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%82%E9%AB%98%E9%80%A3%E5%B3%B0
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