姫様制度がある学園でのはねっかえり娘の苦闘。宮城とおこ『白桜の園 ホワイト・ガーデン』

『Cobalt』で2003年頃連載されていた『白桜の園　ホワイト・ガーデン』を読みました。
小説の雑誌で連載されてた漫画ということで、見る機会なかったですが、表紙に魅かれて買ってみました。



宮城とおこ『白桜の園　ホワイト・ガーデン』
「もともと女子高に通っていた綾小路白妙（しろたえ）は、人間関係をうまく築けず、叔父が理事をする嵯峨桜花学院に転校することになった。人との繋がりを疎ましいと感じていた白妙は、学院の奇妙な制度に戸惑う。彼女は『姫』と呼ばれ学院の象徴として活動しなければならなくなるのだが・・・・。」
集英社--------コバルトクイーンズコミックス-------2004年------400円

『ちょー』シリーズの挿し絵が印象的な宮城とおこ氏の作品。イラストレーターとしての印象の方が強かったので、結構漫画描いてたのは吃驚しました。

ネタ的には『マリみて』とかより、『ストロベリー・パニック』に似てます。
面白いんですが、意外にあっさり終わっちゃいます。
「姫」と呼ばれて学院の象徴として活動するはずなんですが、人嫌いの白妙は全部ぶっちします。それをなんとかやらせようと、周りが策略をめぐらしたり、そんな白妙に反感を持った人が彼女と対決しようとしたりします。
白妙に仕える奈々花や支倉、敵である人たちも含め、みんないい根性してます。だから、白妙自身かなりクセのある人格ですが、振り回されてしまったり、困らされてます。そうした所を楽しむのがいいかと。
続きがあるのかが気になります。（話としては描けるけど、描かない？）

『ストロベリー・パニック』を何回か見直してみましたが、一部画質が低い感じでした。でも話はいい。

ところで、『マリア様がみてる』のOVAはいつでるんだろ。

　　

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参照サイト
ストロベリー・パニック！アニメ公式
http://www.strawberrypanic.com/
マリア様がみてる　アニメ公式
http://www.gokigenyou.com/

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