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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。なるべく毎日更新していきます。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロだとエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでもなんでも扱います。基本的にはなんでも読む、と思ってましたが、現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『コミックメガストアα』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『真激』『バスターコミック』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『コミックスピカ』『BIRZ』という、オタ傾向はあります。最近、ラノベはかなり少なめ、エロ漫画はかなり多め。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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宙出版の月刊誌『月刊ハーレクイン』といえば、アメリカの女性向けロマンス小説シリーズの漫画化をしているところですが、ここが意外とあなどれない。
ハーレクイン好きの漫画家さんも結構いることから、英洋子、真崎春望、星合操、原ちえこ、日高七緒、JET、黒田かすみ、などなど、ジャンルのマイナーさのわりに作家陣が異様に充実してます。それに藤原晶、浜口奈津子、小林博美、曜名、アリスンなどもいますね。

そんな中、最近注目なのは表紙イラストを飾ることも多い、夏よしみ氏です。

ドリームガール_夏よしみ

夏よしみ&トレイシー・シンクレア『ドリームガール』

「トップモデルのアンジェリクは、豪華なネックレスを贈られ困惑する。受け取るわけにはいかないと思った彼女は、贈り主の住むヨーロッパの小国スヴレーヌへと旅立つ。そこでネックレスを鑑定してもらったところ、突如警察に拘束されてしまう。なんと、そのネックレスは王室の重要な宝物であり、彼女にそれを贈ったのは皇太子アランだったのだ。年若いアランの後見人でもある叔父のトリスタンは、窮地にたったアンジェリクにある提案をする。自分の偽の恋人となって、スキャンダルの隠れみのとなってくれないか、と・・・」
宙出版----2002年---600円

ハーレクインといえば、女性の願望を全て叶えるような夢のようにロマンチックな話を作ることで知られていますが、やはり夏よしみ氏の描くこの漫画も、良くも悪くもハーレクインです。
主人公アンジェリクはトップモデル。モテて困ってしまうことになりますが、「やむにやまれぬ事情」から、しょうがなく恋人の偽装を手伝うことに。その相手はヨーロッパの王族のひとりで大金持ち。しかも若くてハンサムという好条件。はじめは困惑してたものの、相手と強制的にいっしょに行動しなくてはならない中、なんだか相手の魅力に気付きはじめちゃったりして、とうとう恋に落ちちゃいます。

最後は相手にちゃんとした恋人がいると誤解して一旦離れたものの、結局本当はそれはなんでもなくて、互いに好き合っていたことが分かり、ハッピーエンド。となります。
ハーレクインのパターン化はある意味くどいほどですが、この夏よしみ氏は、それをさらりとやってのける技量があるように見受けられます。それに絵も美麗だし、キャラクターたちがとても魅力的です。
現在、ハーレクインで描いている作家の中では夏よしみさんは特に目だっています。今後も注目の作家さんかと。
今、ちょうど夏よしみ氏の作品をいくつかあつめてるんですが、『再会は苦く、愛は・・・』は良かったです。『古城の恋は謎めいて』はハーレクインコミックスではよくあるのですが、話を詰め過ぎて展開が急でノレません。
夏よしみ氏の描くゴージャス美女はすごくゴージャス感があるんですが、なんでかいっつも当て馬役なんですよね。あわわ。あと、当て馬役の男性はかわいい年少者が多いような。そういう話が好きなのかも?

前にもハーレクインの「偏り」について書きましたが、最近また気になったことが。
ハーレクインコミックスを読んでいると、やけに「偽装結婚」ネタがあるんです。それと今回紹介した『ドリームガール』にもあった「偽の恋人」ネタ。
だいたいが、お金に困ってとか、何かの代償として、やりたくないけどどうしてもせざるを得ない、というパターン。相手は傲慢か強引な感じの男性で、若くてハンサムで金持ちで、はじめは反発してたんだけど、いつの間にやら急接近というヤツですよ、奥さん。
相手の男性も不承不承というパターンがやっぱり多いのですが、その男性の方も彼女の魅力にあっという間に捕まって、ついキスしちゃったり、いたしちゃったりしちゃいます。
この「嫌々ながら」という部分が興奮するのかもしれませんね(キャラクターたちも読者も)。後で好きになった時のギャップも凄いから、よりロマンス度・ラブラブ度が高まるという点もあるかと。
しかし、このパターン、ともかく何度も何度も使われるわけで、やってる方はともかくとして、読者の方は飽きないのかな、とか思ってしまいます。それでもやってるということは、もしかしたら「お約束」ということで定着した、ハーレクイン作品のひとつの技術・手法なのかもしれません。自分的にはこんなにどの作家もこのパターンをやってたら違和感を感じるんですが、もしかしたら、これは日本の漫画の学園モノの導入パターンに対して、(実際冷静に考えればオカシイ点がたくさんあるにもかかわらず)日本の読者があまり違和感を抱かないのと同様に、アメリカの読者はあまり気にしないことなのかもしれません。

こういったパターン化は他にもいくつもあるので、また徐々にネタにしたいかと思います。

ところで、夏よしみ氏は、昔マーガレットで漫画描いてたとか。調べてみると、1980年代の後半に『夜明けまで天使』『スパークリング・シンデレラ』『プライベート・ブルー』といった単行本を出してますね。実は意外と古い作家さんだった。チェックせねば。


  

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参照サイト
ハーレクイン公式
http://www.harlequin.co.jp/index.html
宙出版(月刊ハーレクイン)
http://www.ohzora.co.jp/magazine/harlequin/

この記事もどうぞ。
美しくあっても意味はない。伊藤悶『ただひとり、あなただけ』。あと、知原えす『熱砂を駆ける恋』も。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/385/
どっちも広告代理店の秘書の話。片方はドジっ娘。曜名『わたしが愛したボス』と『ボスは嘘つき!』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/568/

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