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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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いやいや、昨日のマイメロも良かったですね。(挨拶)
それはともかく。入江亜季氏の作品の紹介でも。

コダマの谷_入江亜季

入江亜季『コダマの谷 王立大学騒乱劇』

「平民出のニール・ライダーは名家の子息が通う王立大学に通っていたが、優秀でありながら本気になれないでいた。そんな彼に対抗心を燃やす名門アーナスタース家のユリウス。その妹のウーナはライダーに興味を持ち、男に変装して入学してしまう。しかも、その頃ちょうどこの国の王子が行方不明騒ぎを起こしていて・・・」
エンターブレイン--------ビームコミックス------2006年---640円

ライダーと王子のやりとりも面白いですが、なによりもウーナが最高です。この、強制的に結婚させられそうになって抗うも、求めたものがはじめの相手、というネタは、やっぱり王道ながらの良さがありますね。ライダーの最後がああなったのは少し以外ですが、女の子には頑張ってほしいです。いや、もちろん王子の相手させられるユリウスにも頑張ってほしいですが。

『群青学舎』の入江亜季氏の初期作品です。『フクちゃん旅また旅』は『ぱふ』に連載されたものですが、『コダマの谷』ははじめ同人誌で出されたものです。なんか、この流れ、やっぱり『エマ』の森薫氏を彷彿させます。同人誌でオリジナル書いてる人を起用する時に、同時にその同人誌で描いた作品を単行本化するというのは、森薫氏だけじゃなく、『レンズのむこう』の日坂水柯(ひさか・みか)氏や、海底温泉のシギサワカヤ氏の展開とも通じる感じです。すでにコミティアがオリジナルを描ける同人作家の刈り取り場と化していますが、今後もその動きは続くでしょうね。そういえば、今回行われたコミティアでは、ライトノベルの編集部が作品を見てくれるというコーナーがあったようですね。漫画じゃなくライトノベルにまでこうした新人発掘の動きがあるのは、ラノベ原作のアニメ化などのメディアミックスが流行っている状況であれば、もはや必然であったのかも。
でも、こうした動きが悪いわけじゃなく、同人作家のレベルが上がったということと、そうした同人時代の作品に対する編集側の前向きな姿勢が、より手段として確立されてきた、ということなのかもしれません。

あ、そういやシギサワカヤ氏の『箱船の行方』の記事書いてないや。かなないと。

ちょと気付きましたが、「ビームコミックス」ってスペルが「BEAM COMIX」になってますね。

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「群青学舎」「コミックビーム」「ミツバチのキス」
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参照サイト
あり胡同(入江亜季公式)
http://www1.plala.or.jp/ali/
空間コミックビーム
http://www.kanshin.jp/comic-beam/

この記事もどうぞ。
入江亜季の新作「乱と灰色の世界」が新連載! 他、充実の作品群。『fellows!(フェローズ!)』2008年12月号(vol.2)
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/744/
歌姫になりすます少年カインが歌うわけは? あき『UTAHIME 歌姫(うたひめ)』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/563/
鮮烈なるデビュー! その物語たちがそれぞれ違う輝きをはなつ・・・。入江亜季『群青学舎』第1巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/420/

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