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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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PumpkinScissorsパンプキンシザーズ第1巻_岩永亮太郎

岩永亮太郎『Pumpkin Scissors(パンプキンシザーズ)』第1巻

「永きにわたるフロスト共和国との戦いが終わり、帝国に平和が訪れてから3年後。戦禍の影響はいまだ消えず、多くの人々が苦しむ中、陸軍情報部第三課、別名『パンプキンシザーズ』に所属するアリス・マルヴィン少尉は、課のもつ『戦災復興』という目的のため、戦場に行ったことのない彼女は日々戦災と戦う意欲に燃えていた。そして、あるダムに巣食う、山賊と化した『灰色の狼』という戦車部隊を排除しようと、意気込んでいた。その時、麓の街で出会ったのは、戦場帰りの傷だらけの大男ランデル・オーランド伍長だったのだ。戦車部隊が化学兵器を使ったことで、ランデルは陸情三課と協力して戦うことになるのだが・・・」
講談社----------KCDX----------2004年---------524円

第1次世界大戦か第2次世界大戦が終わった後みたいな感じの架空の世界を舞台に、陸軍に所属していながら『戦災復興』という平和のための戦いをしている部隊・陸情三課、別名『パンプキンシザーズ』の活躍を描きます。西の「帝国」と東のフロスト共和国が戦ったのですが、この戦争の社会に与えた後遺症は凄まじく、三年たったのにまだ多くの失業者、野盗化した兵士、経済の停滞、社会格差、といった問題が、民衆を苦しめています。そんな圧倒的な問題に果敢にも挑むのが、陸軍情報部の中でも「お祭り部隊」として名目だけの存在と思われていた三課の面々で、特に名門貴族マルヴィン家の令嬢でありながら軍人となったアリスが、純真な熱意と空気を読まない元気さで頑張っていきます。
そんな三課に一人の男が加わることになります。持て余し気味の傷だらけの巨体とのぼーっとした性格の男ランデル・オーランド伍長は、ダムを根城にした山賊化した兵士たちを倒すのに協力したことがきっかけで、三課に入るのです。
しかし、いつもはまったく緊張感もないランデルですが、実は大きな秘密を抱えていました。彼はかつて帝国が秘かに組織した「インヴィジブルナイン」と呼ばれる非人道的実験的部隊のひとつ「901ATT」に所属していたのです。生身の人間が戦車を倒すために接近して大口径の銃を撃つという無茶極まりない戦い方を行う「命を無視された兵士(ゲシュペンスト・イェーガー)」の彼は、腰につけた青白い光のランタンを灯すことで恐るべき力を発揮してしまいます。
そんなランデルは、アリスと共に行動することで、徐々に三課の色に染まっていくのですが・・・
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一杯では終われません_梅吉

梅吉『一杯では終われません』

「切り絵で漫画を描く異色の漫画家・梅吉は、酒を求めて日本各地を巡りつつ、とにかく好きな酒を飲みまくる。日本全国酒造探訪エッセイ漫画!」
講談社------ワイドKC-----2008年-----590円

切り絵っていったら、一枚の紙を切り抜いて絵にするわけですが、それで漫画を描いてしまおう、と思った女性がいた。それがこの梅吉氏である。
しかも、デビュー作は普通にいい感じの漫画だったのに、なぜかこの『モーニング』に掲載された『一杯では終われません』は、酒呑みエッセイ漫画となっているのです。酔いどれ切り絵師の失礼極まるのんべえ紀行が今はじまる。
good!アフタヌーン第2号

『good!アフタヌーン』第3号(#03)

表紙・高橋ツトム「地雷震 diablo」
石川雅之「純潔のマリア」
藤島康介「パラダイスレジデンス」
ハグキ「くりーくん」
深山和香「ロケットスターター」
太田モアレ「鉄風」
ざら「ウチはおおきい」
釣巻和「水面座高校文化祭」
麻生みこと「路地恋花」
本田透&銅☆萬福「ヒレフシ」
吉田基巳「夏の前日」
野中英次「赤い空白い海」
香月日輪&みもり「地獄堂霊界通信」
板羽皆「3センチメンタル」
うみたまこ「いまドキッ♡」
木村紺「巨娘」
虎哉孝征「カラミティヘッド」
都筑和彦「やまとものがたり」
若宮弘明「蹴球少女」
平井清&篠崎司「このねこばなし」
千田有紀&カラスヤサトシ「喪男の社会学入門」
講談社------2009年-----680円
漫画版ほしのこえ_佐原ミズ

佐原ミズ&新海誠『ほしのこえ The voices of a distant star』

「中学時代に仲の良かった長峰ミカコとノボルの二人。しかし、いつまでも続くと思ったこの心地良い関係は、長峰が国連軍の異星人調査隊にトレーサーパイロットとして参加することで離ればなれとなってしまう。火星へ、そして木星へ、さらには遠く異星人タルシアンの痕跡を辿り離れていく長峰。二人の想いは距離の遠さのあまりに・・・」
講談社-----アフタヌーンKC-------2005年----648円

たった一人で作り上げたということで話題となった新海誠氏の自主制作アニメ『ほしのこえ』のコミカライズ作品。作画は繊細な線とにじみ出る内面描写が素晴らしい佐原ミズ氏。佐原ミズ氏は夢花李や佐原恵太、さっしーなどいくつかのペンネームで活躍中で、現在は新潮社で『私たちの幸せな時間』などを描いたりしてます。
原作の『ほしのこえ』は20分くらいの短い作品ですが、全体の筋を変えずに一部オリジナルな話を入れつつ一冊にまとめてあります。
空談師第1巻_篠房六郎

篠房六郎『空談師』第1巻

「高度に発達したネットゲーム内の遊戯空間『ボード』のひとつ、パラベラム。ここに有名な荒らしの『クダン』が現れていた。白のクランと黒のクランが抗争を繰返す中、黒のクランのメンバーは次々と殺されていく。ある指令を受けて活動するクダンを演じるヨエルは、抗争の最中、ひとりの少女・ウーフーと知り合う。彼女はなぜかヨエルにかかずり、彼の心をかき乱すのだが・・・」
講談社------アフタヌーンKC-----2002年------514円

篠房六郎氏が『ナツノクモ』を描く前にアフタヌーンで描いていた同様のゲーム世界内でのお話(ゲーム会社のリネンというのとか共通してます)。画力の高さと構成の緻密さ、話の上手さはすでにこの頃からです。
どうもブログタイトルとそぐわないくらいに最近はラノベ読んでないので、今年はちょっと増やせれば、と思っています。とりあえず、これなど。

DDD第1巻_奈須きのこ

奈須きのこ『DDD(ディー・ディー・ディー。Decoration Disorder Disconnection.)』第1巻

「感染者の肉体を変容させる奇病『A(アゴニスト)異常症』、別名悪魔憑き。その感染者とされ家族と左腕を失った石杖所在(いしづえありか)。森に住む手足の無い美貌の少年・迦遼海江(かりょうかいえ)の世話をする仕事で食いつなぐ情けない日々の所在だが、悪魔憑きとかかずりあうことになってしまい・・・」
講談社------講談社BOX------2007年-----1300円----イラスト/こやまひろかず

随分間があきましたが『空の境界』に続き発表された小説シリーズ第二作目。『ファウスト』に掲載された、もう二年も前の作品です。新設された講談社のラノベ的伝奇作品を集めた講談社BOXの第一弾だったはず。はじめ、この本をパラパラっと捲ってみて、文字がスカスカで買うのやめた憶えがあったのですが、実際読んでみると意外と分量がありました。三時間半くらい? まあ、最近の私は読むの異常に遅いので参考にはなりませんが。A6サイズでハードカバー入りという装丁。このシリーズのこの装丁はいまいちじゃないかと思うのですが、実際の評判はどうなんでしょうね。
精神のみならず肉体をも変形させてしまう奇病・アゴニスト異常症というものが蔓延する2000年代初頭の日本。片腕の青年・アリカ(他にも後遺症あり)と、四肢を失っている美貌の少年・カイエの2人が重要な人物となっていますが、メインに動くのはアリカ。カイエの方は狂言回し的役割で、部屋からさえ出ません。カイエは四肢が無いとはいっても、動かせる不思議な義肢を持っていて、これが縁となってアリカも彼と知り合います。どうも、強い感情に呼応して動かせる義肢で、たまにアリカに貸し出されることに。
理論少女第1巻_つじ要

つじ要『理論少女 (LOGICAL GIRL)』第1巻

「津隠市に転校して来た高校生・若野佑。この街では何事も互いに問題を出題して解き合い勝負を付ける『津隠問答』が行われていた。先輩にハメられてお金を巻き上げられてしまった若野だが、生徒会長の芝いつきが取り戻すため登場する。それは若野が朝に出会った変な少女だったのだ・・・」
講談社-----シリウスKC-----2008年------533円

『少年シリウス』で連載中の謎解き合戦漫画。作者はこれが初単行本となるつじ要氏。
少年・若野くんが転校して来た学校は(というか街が)変なところで、その場にあるものを使って作るクイズみたいな「津隠問答」というのを出しあって、勝負をつけるというのが当たり前になっている世界です。
これはクイズといっていいものなんですが、何事も「論理的」でなければならないわけです。だからその出題もその解も論理的に説明できなければならない。考えれば必ず解けるはずの問題を互いに解き合うわけです。けど、それはその出題に対して論理的に付け入る隙があるのなら、いくらでもつけるわけです。イカサマ有り(ただし論理的な!)。
もやしもん第7巻_石川雅之

石川雅之『もやしもん』第7巻 通常版

「直保(ただやす)やみんながフランスから帰還した樹ゼミ。秋の収穫を受けて発酵食品作りに本腰を入れ始め、米班と豆班に別れて大忙し。そんな中、沖縄からあの蛍にそっくりな金城優(かねしろゆう)がおじいとともにやってくる。さらに及川は発酵蔵の地下に続く階段が隠されていることを知り、謎解きにやっきになるのだが・・・」
講談社-----イブニングKC-----2008年-----533円

史上最大の菌漫画と名高い『もやしもん』の最新巻が発売されました。
フランスでの騒動が終わり、樹ゼミはやっとこさ本格的な研究の話に入ります。のっけから菌の話が続く続く。酒にお酢に醤油に味噌といったものの作り方やその歴史、さらには酒屋の話や酒税法やバイオ燃料の話にまで広く楽しく語り尽くします。
あまりにも良いので2度連続で読んでます。一度目はニヤニヤしながら! 二度目はもっとニヤニヤしながらです!!

謎の彼女X第4巻_植芝理一

植芝理一『謎の彼女X』第4巻

「ある日、凄い寝癖で登校してきた卜部。みかねた丘がそれを直して、いつも目を隠している前髪をいじって髪型を変えたことで、卜部が可愛いことがクラスのみんなに知られてしまう。盛り上がる男子たちをよそに、なんだか気分の悪い椿だったが・・・」
講談社----アフタヌーンKC-----2008年-----562円

よだれ舐めをはじめ、相変わらずの変な感覚で盛り上がる「謎の彼女X」の最新刊。21話から28話までが収録されています。
胸を触っていいと言われ触り逃げする話「謎の感覚」、逃げたことをあやまる話「謎の感応」、髪型を変えた卜部が注目され嫉妬する話「謎の『なんだかちょっと』」、写真と卜部似のアイドルの話「謎の偶像」、一緒に授業をサボって海に行く話「謎の一瞬」、卜部と丘が二人で海に行く話「謎のお土産」、椿明と陽子の姉弟が田舎で夏祭りに行く話「謎の暑中見舞い」、椿が中学の時に片思いしていた少女と再会する「謎のアバンチュール」。
どの話も卜部をはじめ女の子たちが可愛くて仕方ない話ばかり。
怪物王女第8巻_光永康則

光永康則『怪物王女 Princess Resurrection』第8巻

「トラックの事故のため怪我をしてしまったリリアーヌ姫。彼女のもとへ駆けつけようとしたリザと令裡(れいり)は、夜の街道で何かを轢いてしまう。しかし、車を降りると何もなく、ただ血痕があるのみだった。そんな二人を見咎めた警官たちは、二人を強引に逮捕し、警察署へと連れて行く。だが、そこは呪われ、吸血鬼たちに狙われる危険な建物で・・・」
講談社------シリウスKC------2008年----533円

『怪物王女』の第8巻が発売になりました。毎回楽しみの表紙の姫ですが、今回はショットガンにて武装しています。ショットガン両手持ちって・・・・
8巻に収録される話は、どこともわからない所にきてしまった姫が兎のような男からここは死後の世界だと言われる「往生王女」、呪われた警察署に連れてこられてしまう「夜勤王女」、王子のひとりから襲撃を受ける「遭遇王女」、呪術で屋敷に閉じ込められてしまう「箱入王女」、海水浴とシャーウッド姫による巨大砂漠蟲を求めるフィールドワークの「熱砂王女」の5本と、恒例の描き下ろしスピンオフ作品「地獄に道連れ!ケルベロッテちゃん♡」となっています。
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マミヅク
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自己紹介:
昔から漫画大好きでライトノベルもよく読みました。現在も毎日、何かしら読みまくってます。部屋は六畳間に本棚四つな上に、床が見えないという酷い状態になるくらい漫画まみれでラノベづくしです。
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