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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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放浪息子第1巻_志村貴子

志村貴子『放浪息子(ほうろうむすこ)』第1巻

「二鳥修一(にとりしゅういち)は女の子に間違われることもある小学5年生の可愛い男の子。親の事情で転校し、新しい小学校で隣の席となった高槻さんは修二とは逆に男前の女の子。修二は女の子の好きになるような服とかが好きなのだが、実は高槻さんは男の子になりたいと思っていて・・・」
エンターブレイン。2003年。620円。印刷/共同印刷

若い身空でアンダーな道に目覚めそうな二人の少年少女を描く素敵な漫画です。
二鳥修一はなんだか女の子に憧れてるのか、女の子の服着たり、ヘアバンドしたりしますが、高槻さんは逆に学ラン着たりして男の子に憧れてる女の子。でも、これって、憧れっていうようなものではなく、この少年少女たちのじわじわと圧迫するような「違和感」というもの、というのがあるのでは。「自分」というものに対する違和感。「斯くありたい」≠「こうあるべきだ」というのがまだ幼いから明確に理解できてなかったんだけど、徐々に理解してきて、そして「そうはなれない」のだということが、ストレスとなっています。「自他」の境界の不安定さではなく、「自自」の境界の不安定さが、2人をどう変えていくのか、今後見ていきたいものです。
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前の巻の記事の時、最終巻だと言ってしまいましたが外伝にあたる第8巻が出ました。いい。凄くいい。すでに三回読み直しました。

エマ第8巻_森薫

森薫『エマ』第8巻(通常版)

「若き日のケリーとその夫ダグ。ロンドンは初の万国博覧会で賑わっていたが、彼らもそれに行ってみることになり・・・。」
エンターブレイン---------ビームコミックス----------2007年-------620円

エマとウィリアムの物語は終わりましたが、外伝である短編がまだ連載されています。その短編を集めたのがこの第8巻。
エマの雇い主であった未亡人ケリーの若い頃の話で『夢の水晶宮』は、夫のダグと彼女が万国博覧会デートをします。
『ブライトンの海』は、ウィリアムにふられてしまったエレノア・キャンベルが保養地で感じのいい青年アーネスト・リーヴと出会う話。100年前の海水浴場ですよ。服着たまんま泳いでます。しかも、腕出ただけでエレノアが恥じらってたりして、これがまた。
やっとですが『シリアナ』観ました。明日返却だし、今観ないと。
で、観た感想ですが、物足りないですね。4つの話が同時に展開してきますが、しっかりとは絡まないままで終わってしまいます。これ、元CIA職員の伝記が原作だそうですが、もうちょっと焦点をしぼって描いたほうがよかったかも。

それはともかく。
荊のお城でてんやわやのこれ。

いばらの王1巻_岩原裕二

岩原裕二『いばらの王』第1巻

「世界中で人間が石のようになって死んでしまう病気・メドゥーサが蔓延し、高校生カスミもそれに罹患する。カスミは、ある組織が行うコールドスリープによる延命措置を受ける抽選に選ばれたが、目が覚めると13世紀の城を改築した施設は荒廃し、巨大な荊のような木がはびこり、謎の巨大な生物たちが襲いかかる。カプセルに入っていた他のメドゥーサ患者とともに、この城を逃げ出そうとするのだが・・・」
エンターブレイン----ビームコミックス------2003年-----620円

久々に全巻通しで読んでみました。
実は前に読んだ後に、貸して読んでもらった人と話しあったら、どうやら自分が「読み間違い」をしてるっぽいことを言われたので、気になってました。いつか読み直そう、くらいで考えてたらずいぶん経ってしまいましたね。
いやいや、昨日のマイメロも良かったですね。(挨拶)
それはともかく。入江亜季氏の作品の紹介でも。

コダマの谷_入江亜季

入江亜季『コダマの谷 王立大学騒乱劇』

「平民出のニール・ライダーは名家の子息が通う王立大学に通っていたが、優秀でありながら本気になれないでいた。そんな彼に対抗心を燃やす名門アーナスタース家のユリウス。その妹のウーナはライダーに興味を持ち、男に変装して入学してしまう。しかも、その頃ちょうどこの国の王子が行方不明騒ぎを起こしていて・・・」
エンターブレイン--------ビームコミックス------2006年---640円

ライダーと王子のやりとりも面白いですが、なによりもウーナが最高です。この、強制的に結婚させられそうになって抗うも、求めたものがはじめの相手、というネタは、やっぱり王道ながらの良さがありますね。ライダーの最後がああなったのは少し以外ですが、女の子には頑張ってほしいです。いや、もちろん王子の相手させられるユリウスにも頑張ってほしいですが。
大山玲『THE FISHBONE(フィッシュボーン)』

大山玲『THE FISHBONE(フィッシュボーン)』

「不可思議な原初の森の中、川を流された女が拾われたのは、謎の人物ロメロ。だが、ロメロは現地民の石斧で頭をカチ割られ、女は奪われてしまう。恐竜に捧げられようとする女だが、そこに死んでなかったロメロが襲いかかり・・・」
エンターブレイン-----------BEAM COMIX-------2005年-------780円

「真夏の夜のユキオンナ」で鮮烈なデビューを飾った大山玲氏ですが、いろいろ彷徨ったあげくに、講談社で描いてた作品をエンターブレインから出してます。
『コミックビーム』で連載されていた岩原裕二氏の『いばらの王』を最終巻まで読了しました。『地球美沙希』みたいにはならなかったので安心。

岩原裕二『いばらの王』5巻

岩原裕二『いばらの王』5巻

「レベル4へと向う中、みんなとはぐれてしまうカスミ。しかし、カスミの前にアリスが現れ、ある場所へと案内する。そこでアリス本人と出会い、彼女から自分がどうすべきかを説かれる。そのころメデューサ病の力がメンバーに影響を与え始める。一人、メデューサではないマルコはゼウスの元へとたどり着いたのだが、圧倒的な力の前に倒されてしまう・・・。」
エンターブレイン-----ビームコミックス-------2004年-------各620円

いやー、期待以上の面白さ。登場人物がそれほど多くないのですが、そのせいかキャラごとの分担が分かりやすく、さらに主人公たちの掘り下げにも成功しているように思えました。カスミとその双子の姉妹であるシズクの謎、マルコとゼウスの関係とその決着、メデューサ病の謎とアリスの関係。そういったものが組み合わさって、良く仕込まれた物語を作っています。サスペンスというよりもSFといったほうがいいのか?
『コミックビーム』で連載されていた岩原裕二氏の『いばらの王』は連載も終わり最終巻も出たのですが、まだ途中までしか読んでなかったので残り全部買いました。で、とりあえず3巻と4巻は読みました。

いばらの王03_岩原裕二

岩原裕二『いばらの王』3巻

「廃虚となった古城の施設の中で逃げ惑うカスミたち。しかし、とうとう5人にまで生存者は減ってしまう。なんとかピーターを倒したものの、別れて行動していた二人から話を聞くと、この施設は完全に海上に孤立した状態になってしまっているという。絶望する人もいる中、マルコはまだ目的を果たそうと行動する。レベル4の中になにがあるのか・・・。」
エンターブレイン------ビームコミックス-----2004年----620円

いばらの王04_岩原裕二

岩原裕二『いばらの王』4巻


なんか、これだけだと話が良くわかんないかな。
一応、『いばらの王』自体のあらすじを作ってみました。
2006/03/10

『春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン』の扇智史氏が書いた連続殺人者と少年、そして不死の肉体を持つ女の恋愛小説『永遠のフローズンチョコレート』が発売されました。
ワダアルコ氏の表紙とカラー口絵が絶品で、これだけで買った人も多いのではないでしょうか。

扇智史『永遠のフローズンチョコレート』

扇智史『永遠のフローズンチョコレート』

「不死の少女と出会った、殺人者の少女とその恋人。奇妙な三角関係が織りなす変わらない日常のリアル-----。」(小説あらすじより抜粋。)
エンターブレイン-----ファミ通文庫----2006年----600円----イラスト/ワダアルコ

これの表紙はほんとに良いですね。
帯が付いた状態だとこんな感じ。
エマ第1巻_森薫

森薫『エマ』第1巻

「19世紀末のイギリス。家庭教師の先生の家で働くメイドのエマ。彼女と金持ちの青年・ウィリアムが出会った事ではじまる互いの立場で苦しむ恋の物語・・・」
エンターブレイン-------ビームコミックス------2002年----651円

森薫氏の傑作メイド漫画!・・・いや、メイド漫画ではあるけど、ヴィクトリア朝時代を描く恋愛漫画でもあります。まあ、メイドの比重は重いですが。
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