「Fellows!」に付いてきた小冊子が一冊にまとまった短編集。エンターブレイン『Awesome Fellows!（オーサム・フェローズ！）』

『Awesome Fellows!（オーサム・フェローズ！）』
カラーイラストギャラリー
メイドフェローズ
入江亜季「奥さまの起こし方」
福島久美子「23世紀のメイドさん♥」
高田健一「メイドメイドメイド」
冨明仁「華聖楽館の日」
梅津ゆり「幽霊屋敷の陽気な使用人達」
森薫「モードリン・ベイカー」
ロボットフェローズ
福島聡「Who's Fool No.1?」
入江亜季「えるのお留守番」
犬童千絵「青とグランドワーカー」
宮田紘次「MY PET ROBOT」
百名哲「整備兵」
丸山薫「Their Master's Voice」
ミュージックフェローズ
佐々木一浩「恋はいつも」
入江亜季「家族合奏」
犬童千絵「Aガール♡Bボーイ」
長崎ライチ「ふうらい姉妹番外編　芸術の秋」
宮田紘次「ききみみ図鑑　リプライズ」
真田順子「初恋クラシック」
福島聡「こみゅにけーしょん♡ぶれいくだうん」
メガネフェローズ
森薫「見えるようになったこと」
しおやてるこ「たまりば　番外編　あのハナにしてメガネあり」
入江亜季「会長の眼鏡伝説」
高田健一「メガセラ」
高橋那津子「おふろっタタン♪」
新居美智代「School girls」
昆裕美子「隣の人」
チャイナフェローズ
丸山薫「ヴォストーク・ナイト・クラブ/流感の日」
入江亜季「水中国の娘」
睦月のぞみ「100年目のイケニエ」
高田健一「紅菫月下」
高田築「男やもめ・チャイナパンツ」
犬童千絵「宵待草」
百名哲「ひみつのチャイナ」
小暮さきこ「オフィス街の華」
吉田聡美「今宵　舞うは・・・」
新居美智代「パンダ売りのチャイナ」
吉田覚「チャイナホール・ロマンス」
梅津ゆり「幻々楼開店中」
高橋拡那「紅竜会のおしごと」
エンターブレイン-----------ビームコミックス-------------2011年------------740円

エンターブレインの隔月雑誌「Fellows!」にたまについてくる小冊子のシリーズを一冊にまとめて単行本にした本です。
収録されているのは、「メイドフェローズ」「ロボットフェローズ」「ミュージックフェローズ」「メガネフェローズ」「チャイナフェローズ」の五つです。まあ、小冊子は全部持ってるんだけど買っておいた。

「ヒナまつり」のもったいない超能力バトルが笑えます。『fellows!(フェローズ！)』2011年2月号（2011 FEBRUARY volume.15）

『fellows!(フェローズ！)』2011年2月号（2011　FEBRUARY volume.15）
カバーイラスト・碧風羽
カバーストーリー・長野香子「春の名前」
大武政夫「ヒナまつり」
高橋那津子「白獅子の子供たち」
紗久楽さわ「かぶき伊佐」
原鮎美「でこぼこガーリッシュ」
森薫「乙嫁語り（おとよめがたり）」
入江亜季「乱と灰色の世界」
福島聡「星屑ニーナ」
安住だいち「最愛の隣の悪夢」
佐野菜見「テイラーズ・ハウス」
長澤真「瑪瑙之竜」
睦月のぞみ「兎の角」
長崎ライチ「ふうらい姉妹」
笠井スイ「ジゼル・アランシリーズ」
高橋拡那「銀河六巡り」
雨隠ギド「恋煩いフリークス」
福島久美子「水晶石の森」
なかま亜咲「健全ロボ　ダイミダラー」
しおやてるこ「たまりば」
冨明仁「玲瓏舘健在なりや」
原鮎美「ビーチ・オン・ザ・ビーチ」
嵐田佐和子「シシソウソウ」
近藤聡乃「うさぎのヨシオ」
八十八良「ウワガキ」
碧風羽「マギー・シャンと春待ち夫人」
高田築「野ばら」
百名哲「演劇部５分前リターンズ」
吉田覚「桃色ファンキーラジオ」
薮内貴広「In Wonderland」
犬童千絵「三鬼本家の食卓」
尾崎友美「欲しい！！」
佐野絵里子「為朝二十八騎」
久慈光久「狼の口　ヴォルフスムント」
空木哲生「西岸の海戦」
まさひこ「グルタ島日記」
丸山薫「ストレニュアス・ライフ」
エンターブレイン--------2011年---------680円

碧風羽氏のカバーイラストは、えらい美人な雛祭りの五人囃子の小鼓さんですねー。スケスケだし入墨だし。
今回は902ページとなっています。

攻め寄せる中央諸国連合軍。世界の変革が戦いにも影響していく・・・。橙乃ままれ『まおゆう魔王勇者』第2巻 忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀

橙乃ままれ『まおゆう魔王勇者』第2巻　忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀
「農奴解放などの政策によって、中央諸国と対立してしまった南部の三か国同盟。冬の到来を前にして急遽、中央諸国軍が攻め寄せ、さらには白夜軍と魔族までもが侵攻してくる。魔王不在の中、勇者や諸侯、そして魔王の弟子たちはそれぞれの力を試されていくのだが・・・」
エンターブレイン------2011年--------1200円--------イラスト/toi8------対談/笹本祐一＆新城カズマ

ネット上の掲示板で書き続けられた奇妙な小説「まおゆう」の第２巻「忽鄰塔の陰謀」です。
1巻では、新しい世界の革新を目指すため、手を組んだ魔王と勇者。冬の国に地盤を得てとうとう不当な扱いを受ける南部三か国を巻き込んで、農奴解放までやってきました。しかし、これが魔族との戦いで利益を得る聖光教会と中央諸国の怒りを買い、とうとう戦いになってしまいます。

落ち着いた雰囲気で語られる静かな想いの短編集。志村貴子『ぼくは、おんなのこ』

志村貴子『ぼくは、おんなのこ』
「1999年、天変地異によって世界中の人間の性別が逆になってしまう。その異変が起きている時、二ヶ月間目を覚まさなかった少年・司（つかさ）は、そのことを義姉の京子によって知らされ、驚くとともに受け入れて日常を過ごしはじめるのだが・・・」
エンターブレイン-------ビームコミックス-------2004年------620円

そろそろアニメ放映もはじまる「放浪息子」やアニメ化もした「青い花」の作者、志村貴子氏の短編集。
収録作品は、「ぼくは、おんなのこ」「楽園に行こう」「少年の娘」「アケミのテーマ　テルオ編」「アケミのテーマ　ヨシオ編」「アケミのテーマ　ハルオ編」「花」「sweet16」です。

ネットで話題となった会話のみで語られる魔王と勇者の新しい物語。橙乃ままれ『まおゆう魔王勇者』第１巻 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る！」

橙乃ままれ『まおゆう魔王勇者』第１巻　「この我のものとなれ、勇者よ」「断る！」
「永き戦いを繰り広げる人間と魔族たち。そんな戦いの中、勇者はひとり魔界へ赴き、魔王の城へと討ち入るのだが、そこに現れた魔王はなんと経済を得意とする女の魔王だったのだ。魔王は勇者にこの戦いを終わらせるため、『この我のものになれ』と言うのだが・・・」
エンターブレイン------2010年--------1200円--------イラスト/toi8------解説/桝田省治

2009年にネット上で語られはじめたこの不思議な物語は、口コミで話題となって、あっという間に書籍化されることになりました。もとは「魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る！」」とか呼ばれてましたが、略して「まおゆう」となったみたいです。あ、でも書籍タイトルは「まおゆう魔王勇者」と、なぜか二度同じこと言ってるけど。著者の橙乃ままれ氏は2000年頃からネット上でいろいろ発表していたらしいですが、これが小説デビュー作となります。イラストは、toi8氏と水玉蛍之丞氏。

雨隠ギド「恋煩いフリークス」が新連載。橋本みつるの読み切りも掲載。『fellows!(フェローズ！)』2010年10月号（2010 OCTOBER volume.13）

『fellows!(フェローズ！)』2010年10月号（2010　OCTOBER volume.13）
カバーイラスト・碧風羽
カバーストーリー・菊池るち
雨隠ギド「恋煩いフリークス」
森薫「乙嫁語り（おとよめがたり）」
笠井スイ「ジゼル・アランシリーズ」
大武政夫「ヒナまつり」
なかま亜咲「健全ロボ　ダイミダラー」
高橋拡那「銀河六巡り」
長崎ライチ「ふうらい姉妹」
樫木祐人「柿塚君のお見舞い」
宮田紘次「真昼に深夜子」
冨明仁「玲瓏舘健在なりや」
紗久楽さわ「かぶき伊佐」
入江亜季「乱と灰色の世界」
鈴木智広「走馬灯映写室」
吉元ますめ「イモムシのおよめさん」
真田順子「ジョカトーレ」
長澤真「瑪瑙之竜」
薮内貴広「In Wonderland」
福島聡「星屑ニーナ」
八十八良「ウワガキ」
高橋那津子「白獅子の子供たち」
山名沢湖「給食室」
橋本みつる「叫びとささやき」
中川きれえ「ボーイミーツ内なるガール」
佐野絵里子「為朝二十八騎」
犬童千絵「三鬼本家の食卓」
福島久美子「水晶石の森」
百名哲「演劇部５分前」
しおやてるこ「たまりば」
近藤聡乃「うさぎのヨシオ」
鈴木健也「蝋燭姫」
高田築「野ばら」
睦月のぞみ「兎の角」
久慈光久「狼の口　ヴォルフスムント」
原鮎美「ビーチ・オン・ザ・ビーチ」
原鮎美「でこぼこガーリッシュ」
幹ユヤ「島なみパノラマ」
室井大資「ブラステッド」
吉田覚「岸本貞夫の終わりなき胸キュン地獄」
安住だいち「遺さらしもの」
新居美智代「グッドアフタヌーン・ティータイム」
まさひこ「グルタ島日記」
長野香子「ノラ猫の恋」
丸山薫「ストレニュアス・ライフ」
澤江啓太「全員プレゼントのお知らせ」
エンターブレイン--------2010年----各680円

今回は分冊にしないで一冊だったので1229ページの無茶苦茶なボリュームです。マジで分厚くて重たいです。
碧風羽氏のカバーイラストは、口絵でさらに別バージョンの絵があります。

魅力的なキャラクターやガジェットがいっぱい！ 人気ゲームの設定資料集『戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校 WORLD ARTWORKS』

『戦場のヴァルキュリア2　ガリア王立士官学校　WORLD ARTWORKS』
エンターブレイン--------ファミ通責任編集----------2010年-------3400円

３の発売も決定したSEGAの人気ゲーム「戦場のヴァルキュリア」の２つ目、「戦場のヴァルキュリア２　がリア王立士官学校」の設定資料画像集が発売になりました。まだ1しかやってないけど、買いました！
ほとんどがカラーページで各キャラや服飾、メカ、背景などのイラストが満載の一冊です。今度はちょっと減りましたが、それでも304ページ！　読み応えバッチリです！

天空すふぃあ、Bすけ、天澤明、渡会あずさ、柏餅よもぎ、他豪華メンバーで贈るアンソロジー。『マジキュー4コマ 劇場版 空の境界 the Garden of sinners』シリーズ1-3、New Border1-2

『マジキュー4コマ　劇場版　空の境界　the Garden of sinners』第２巻
天澤明、渡会あずさ、蔦内ニクハチ、Bすけ、延川祐子、櫻太助、雌鳥、楠見らんま、四季なのか、ミサキコズエ、伊達ちまき、みなづきふたご、SunTail、いちみやひろし、あづま笙子、涼槻じゅん、香呑馬子、ときのぶっと
エンターブレイン-----------マジキューコミックス-------2008年----------820円

『劇場版　空の境界』の世界を、豪華メンバーで執筆した四コマ漫画アンソロジーをまとめて読んでみました。
結構前に買ったんですが、読むのがなかなかできなかったんですが、連休なんでまとめて読みました。
４コマなんで、内容はもちろんギャグです。つっこみやすい作品なんでみんなやりたい放題ですよ。
２巻ではBすけ氏の「眼鏡式」が秀逸でした。

期待の新人作家の初単行本が二冊同時に発売。冨明仁『玲瓏館健在なりや』第１巻と短編集『柔らかい女』

冨明仁『玲瓏館健在なりや』第１巻
「大学生の白居玄太（しらいげんた）は父親の転勤のため玲瓏館という下宿にやってきた。そこは都内一等地にある豪華な洋館で美しい寮監・杜若容子（かきつばた）の方針で、学生たちに開かれていたのだった。個性的な学生が揃い、賑やかな様子の玲瓏館。しかし、入ったばかりの玄太はここがあと一年で取り壊しになることを知り・・・」
エンターブレイン-------BEAM COMIX----------2010年------750円

現在「Fellows!」で連載中の冨明仁氏の初単行本が発売になりました。連載作とともに、短編集も同時発売になっています。
「玲瓏館健在なりや」は、都内にあるいやに豪勢な学生たちの下宿・玲瓏館を舞台にした物語です。

画像を自在に操れる女がとある男のもとにやってきて・・・。岡崎二郎『大平面の小さな罪』

岡崎二郎『大平面の小さな罪』
「広告代理店で働くデザイナーの青年・宇田川は、ある日残業をひとりでしていると、自分の描いたカンプが突然別の画像にすり替わってしまい驚愕する。さらにその画像がそのまま起き上がり、ひとりの女が現れた。その女セーナは、平面管理委員会の行動局員00818で、自分たちは平面世界を取り仕切っているのだと言う。取り乱す宇田川だが、自分の仕事に嫌気が差した彼女は宇田川の家に居座り、金儲けのため宇田川と協力するようになる。画像を自在に操るセーナの能力により、宇田川が立ち上げたデザイン会社は大儲けすることに成功するのだが・・・」
エンターブレイン---------ビームコミックス-------2010年--------640円

「アフター0」や「国立博物館物語」の岡崎二郎氏が1994年から1996年に「ビッグコミック増刊号」で連載したSFミステリー「大平面の小さな罪」の新装版です。全１巻。
実は私は「アフタヌーン」は買ってたけど、「緑の黙示録」は読んでなかったという。でも、「good! アフタヌーン」の「まるまる動物記」は面白いですね。