管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。
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犬村小六『とある飛空士への恋歌』
「革命によって身分も家族も失ったバレステロスの元皇子カール。今はカルエル・アルバスとして『空の果て』と呼ばれる前人未踏の場所を目指す冒険行の一員・飛空士の訓練生として、空飛ぶ島イスラに義妹アリエルとともに乗り込む。そして、政争によって不要とされた人々が追いやられたその島には、革命を率いた『風呼びの少女』ニナ・ヴィエントもいたのだった・・・」
小学館------ガガガ文庫------2009年----590円-----イラスト/森沢晴行
2008年最高のライトノベルとの呼び声も高かった『とある飛空士への追憶』から一年。なんとその同じ世界(時代は違う)でのお話が登場しました。
バレステロス皇国の皇子だったなまいきでわがままな九才の少年カール・ラ・イール。風の革命と呼ばれる民衆蜂起で父皇王と母は処刑されてしまいます。民衆の前で侮辱され、大事なあらゆるものが奪われた少年カールは、絶望の中、革命のシンボルだった「風呼びの少女」ニナ・ヴィエントを激しく憎むことになります。
そんな彼を引き取ったのは、ベラスカスという機械工たちの街の住民のひとり、豪放で優しい男ミハエル・アルバスでした。母は無いがけたたましくも優しい三姉妹とともに、その一家の家族として受け入れられたカールは、カルエルと名を変え、六年間そこで育ってゆくのです。
しかし、バレステロス共和国の革命政府が処刑と賄賂で腐敗し、ついには王政復古まで言われるまでになった時、カルエルの存在が急遽危険な存在となってきます。こうして彼の存在を快く思わない勢力によって、実質的な島流しとも言える、神話に言う、はるか洋上にあるという『空の果て』を目指す、かつてない大規模な冒険行に参加させられてしまいます。カルエルも、その冒険に父母の仇である少女ニナ・ヴィエントが参加するとあって、行くことを決意します。
この世界には浮遊する岩石・島はいくつかあるものの、普通はどれも流れて行ってしまいます。しかし、その内のひとつを摑まえることに成功したバレステロスでは、その東西9キロ、南北25キロという巨大な浮遊島イスラを、他のふたつの大国、斎ノ国・ベナレス帝国と共同で、12000人が暮らすひとつの居住区・要塞として改造し、『空の果て』を求めて、不動星エティカを指針に合わせ、旅立たせたのです。
まったく予想も付かない長い探索の旅は、小さな世界を囲ったまま、こうして始まることになります。
未だ皇子気分の抜けないヘタレのカルエルは、イスラにある飛空科の生徒として、これに参加しますが、元気いっぱいな義妹のアリエルも一緒に生徒になってついてきます。カルエルはイスラ到着初日に変な女の子で同級生だというクレア・クルスと知り合いますが、物語は、まだはじまったばかりで、今後が非常に楽しみです。特に、むちゃくちゃ可愛くてしょうがないアリエルが気になります。
ちなみにみんな疑問を書いてる「恋歌」が「れんか」なのか「こいうた」なのかですが、小学館のサイトを見る限り、「こいうた」が正解のようです。
「とある飛空士への追憶」「レヴィアタンの恋人」「Remember11〈上〉こころ編」
-----------------------------------------------
おっぱい。 (朝木blog)
090216 そんなことよりバレーやろうぜ(内村プロヂョレマ)
レシプロものライトノベルといったら『撃墜魔女ヒミカ』(荻野目悠樹)『蒼穹の女神』(すずきあきら)『アリソン』(時雨沢恵一)といったところでしょうか。
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関連サイト
小学館 ガガガ文庫
http://gagaga-lululu.jp/gagaga/
犬村小六(はてなキーワード)
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%A4%C2%BC%BE%AE%CF%BB
ALL GREEN(森沢晴行)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/morisawa/
恋と空戦の物語 ラノベ「とある飛空士への恋歌」発売(アキバblog)
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50808058.html
この記事もどうぞ。
身分低き青年が、次期皇妃を連れ、たった一機のプロペラ機で敵中突破! 犬村小六『とある飛空士への追憶』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/186/
最低の咒式士コンビが大陰謀へと巻き込まれる。浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る』第七回スニーカー大賞受賞作品
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/462/
吸血鬼の力を求める錬金術師の目的とは? 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録(インデックス)』第02巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/422/
しかし、バレステロス共和国の革命政府が処刑と賄賂で腐敗し、ついには王政復古まで言われるまでになった時、カルエルの存在が急遽危険な存在となってきます。こうして彼の存在を快く思わない勢力によって、実質的な島流しとも言える、神話に言う、はるか洋上にあるという『空の果て』を目指す、かつてない大規模な冒険行に参加させられてしまいます。カルエルも、その冒険に父母の仇である少女ニナ・ヴィエントが参加するとあって、行くことを決意します。
この世界には浮遊する岩石・島はいくつかあるものの、普通はどれも流れて行ってしまいます。しかし、その内のひとつを摑まえることに成功したバレステロスでは、その東西9キロ、南北25キロという巨大な浮遊島イスラを、他のふたつの大国、斎ノ国・ベナレス帝国と共同で、12000人が暮らすひとつの居住区・要塞として改造し、『空の果て』を求めて、不動星エティカを指針に合わせ、旅立たせたのです。
まったく予想も付かない長い探索の旅は、小さな世界を囲ったまま、こうして始まることになります。
未だ皇子気分の抜けないヘタレのカルエルは、イスラにある飛空科の生徒として、これに参加しますが、元気いっぱいな義妹のアリエルも一緒に生徒になってついてきます。カルエルはイスラ到着初日に変な女の子で同級生だというクレア・クルスと知り合いますが、物語は、まだはじまったばかりで、今後が非常に楽しみです。特に、むちゃくちゃ可愛くてしょうがないアリエルが気になります。
ちなみにみんな疑問を書いてる「恋歌」が「れんか」なのか「こいうた」なのかですが、小学館のサイトを見る限り、「こいうた」が正解のようです。
「とある飛空士への追憶」「レヴィアタンの恋人」「Remember11〈上〉こころ編」
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レシプロものライトノベルといったら『撃墜魔女ヒミカ』(荻野目悠樹)『蒼穹の女神』(すずきあきら)『アリソン』(時雨沢恵一)といったところでしょうか。
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