本土にやってきた離島の少女がラクロス部に入部する。古日向いろは『Baggataway（バガタウェイ）』第１巻

古日向いろは『Baggataway（バガタウェイ）』第１巻
「離島に暮らしていた空木雫（うつぎしずく）は、高校から本土の筑紫学園高等部に通うことになった。青春を謳歌しようと張り切る雫だが、勧誘で見かけたラクロス部に入部することになる。ラクロスそのものを知らなかった雫だが、実家のラーメン屋で鍛えた身体能力で素晴らしい動きをすることになるのだが・・・」
マッグガーデン------ブレイドコミックス-------2009年------571円

たぶん初のラクロス漫画。連載は『月刊コミックブレイド』。
棒の先に網がついたものでボールを投げ合い、ゴールにシュートするというマイナースポーツ・ラクロス。カナダの国技でもあります。元はアメリカ先住民の狩りのための練習ゲームだったとか。
棒（クロス）でボールをぶん投げるため遠心力のせいで最速の格闘球技という結構荒っぽいもの（鼻骨を粉砕することもあるとか）。そんなスポーツを可愛い女の子たちがはじめるという漫画です。そういや、ラクロスというと女子のスポーツというイメージがあります。大学からはじめる人が多いそうですが、マイナースポーツなだけあって、高校でラクロス部そのものが少ないみたいですね。

この物語では、筑紫学園というところが、スポーツに力を入れている中高大の一貫校ということで、ラクロス部も河川敷に専用の練習場が。でも、部活そのものはやはりマイナーなためか、部員がゲームできる人数じゃないのですよね。試合では12人も必要なんですが、先輩は6人、新入部員は３名ということで足らず、今後新人を入部させる話という展開があります。競技人口が少ないので、現在は高校生の試合に中学生でも参加できるそうです。（日本では1980年代後半からマスコミの影響で爆発的に増えて、2006年の時点で全国に360チームあるとか）
こうして四極先輩をはじめとした有能な先輩たちと、雫たち個性的な新人たちがラクロスをやってくわけですが、ラクロスなんてルールすら解らないということで、はじめはルールの説明とかから入っていきます。だから知らなくても楽しめますよ。

この漫画の何がいいかっていうと、やはりポロシャツ・ミニスカにスパッツのユニフォームでしょうか！（これ重要
ああ、でも短パンとかジャージもあるので安心ですよ。（なにがだ

　　
『ふたりはプリキュア』でキュアブラック・美墨なぎさがラクロス部ですね。中学のラクロス部か。
あとラノベで『暴風ガールズファイト』（佐々原史緒）もラクロスの話。

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「ドラッグストア・ガール」はラクロスで町おこし、みたいな映画。
「少林少女」もやはりラクロスの映画。

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関連サイト
BLADE-ONLINE
http://www.mag-garden.co.jp/comic-blade/top.html
ラクロス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9
日本ラクロス協会
http://www.lacrosse.gr.jp/

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