ショックを受ける昴はさらに母親によって・・・。曽田正人『MOON（ムーン） 昴 Solitude standing』第３巻 駆け抜ける椿姫（マルグリット）

曽田正人『MOON（ムーン）　昴（スバル）　ソリチュード・スタンディング（Solitude standing）』第３巻駆け抜ける椿姫（マルグリット）
「子供の頃に病床の和馬の前で踊った映像がTVで流されショックを受ける昴。さらに何も理解していない母親によって追い打ちをかけられ、控え室を逃げ出してしまう。舞台は中止するしかないのか？　そんな時、追いついたパートナーのニコ・アスマーは・・・・」
小学館------ビッグコミックス---------2009年----514円

黒木メイサ主演で実写映画が上映中の『昴』の第二部「MOON」の３巻目が発売されました。
よりによって日本公演の前日に、見られたくなかった昴にとっての原体験ともいうべき子供のころの「初めての踊り」、死に瀕した和馬の前で踊ったあの踊りがテレビで公開されてしまったわけですが、ショックを受ける昴は会場の屋上に行って、もう呆然しているというか絶望しているというか、相当にマイナスな気持ちに囚われてしまいます。
そもそも、あのダメ親がこの期に及んですら和馬メインでペラペラ喋り出したりしたのが追い打ちでして、そりゃもう逃げ出したくもなるというもの。

そんな昴のもとにやってきた盲目のダンサー、ニコ・アスマーは、慰めたりなんかしないで、彼女に「こんなとこ逃げちまおう」って言い放ちます。もう死んでもいいやくらいまで行ってた昴もこれで引き止めることができたわけですが、昴はこのままでは終わらせません。ニコの挑発もありましたが、やってやる的な勢いで公演に出ることを決意します。
そして始まった公演で、昴とニコの二人は「椿姫」を踊ることになるのですが、この舞台がまた凄い！　マジで体の内部がぶるぶる来ちゃうくらいに震えました。もう半泣きですよ。
この漫画、ほんとにどこまで行っちゃうんでしょうか。最高です。

それにしても、真奈がニコと昴の絆を見せつけられて嫉妬するところなんか超萌えました（笑
よーしよし、今更ですが、真奈の立ち位置が解ってきましたよ！？（笑

あと、石波専務かっこいいなぁ・・・。しっかりと大事なことを言う言う。もう惚れそうです。こーゆー「わかってる大人」が１人でも居るか居ないかってのは、才能が延びる時にこそ凄い重要ですよね〜。

　　

しかし、ちょっと失敗したのは、この単行本読み始める時、部屋にBGMかかってたことですかね。読む時に煩いとよくないですよ、この漫画。特にダンスのところでは！　部屋で静かに読むのがいいです。
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リニューアル号から買う予定。

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１３代目「リハウスガール」がデビュー　新ＣＭに登場へ
「１４歳の川口春奈さんを起用」。おお、可愛いなー。

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もちろん僕は長谷川研究員派（室戸岬ネバーランド）
私も長谷川派です。あれは反則ものですから。

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「Do Da Dancin’!」ってヴェネチア国際編はまだ一冊も読んでない。どうやってそこに行くことになたのかも憶えてないから、たぶんそのちょっと前あたりから読まないとなー。
山岸凉子先生の超可哀想なバレエ漫画「テレプシコーラ」。一部は全部読んだけど、二部はまだ。二部はまとまってから読もう。なんかこれは勢いよく読んだほうがいい。
「ニジンスキー寓話」
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関連サイト
曽田正人公式ホームページ
http://www.sodamasahito.jp/
ビッグコミックスピリッツ～SPINET
http://spi-net.jp/
昴　スバル　映画公式
http://wwws.warnerbros.co.jp/subaru/

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