ボサボサ頭がむしろ可愛い女子高生探偵の名推理。木々津克久『名探偵マーニー』第１巻

木々津克久『名探偵マーニー』第１巻
「ロイド・インベスティゲーション（ロイド探偵事務所）のひとり娘・マーニーは、女子高生だったが父親の仕事の手伝いをしたり、ちょっとした金額で問題を解決するということをやっていた。そんなある日、高校の女子の先輩がやってきて、更衣室の盗撮動画がネットで流されている問題を相談される。その頃、マーニーの父は謎の多い誘拐事件を調査していて・・・」
秋田書店-----------チャンピオンコミックス--------------2012年-----------419円

「フランケン・ふらん」などの木々津克久氏の新作「名探偵マーニー」の第１巻です。
ボサボサ頭の女子高生が、探偵となってボリボリと頭をかきながら事件を解明していきます。

主人公のマーニー（本名・真音。まりおん）は、ぼさぼさの髪の毛をした女子高生。ボーっとしてるようでいて、頭脳は明晰。私立探偵の父親ロイドの仕事を手伝う傍ら、自分自身への探偵の仕事の依頼も受けています。日当五千円プラス経費という価格でやってくれるのですが、基本的には依頼人は学生がメインです。敬礼しながら言う「マーニーにおまかせ」という決めゼリフとともに仕事に取り掛かるのですが、彼女にかかればどんな奇妙な事件でも次々に解明されていくことになります。
この巻では、学校での盗撮事件、子供が必ず戻ってくる幼児誘拐、死んだ友人の遺したダイイングメッセージ、覚えのない自分の行動の謎、友人のための人探し、子供泥棒の謎、人気者に対する謎のイヤガラセ、いないはずの父親の影、政界の黒幕の文通相手の捜索、といった事件が起きています。

軽妙だけどちょっとシニカルでダークなノリに木々津氏らしさが。しかも、ヒロインがボサ髪の寸胴ボディで色気なさげに見えても、この作家さんが描くとなんか可愛いのが凄いな。あと、ぐり眼も敬礼ポーズも可愛い。

　　　
「アーサー・ピューティーは夜の魔女　1」「フランケン・ふらん 8」「少女探偵ナンシー・ドルー 戦線離脱」「生徒会探偵キリカ3 」
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ここ数日の睡眠時間がやばい。昨日も2時間くらいしか寝てない。ゼロスの記事書く時なんかガクンガクンきてたけど、今もヤバイです。

　　　
「ふたごっぱい」「かへたんていぶ　4」「ことり・かたり　2」「ガールズ&パンツァー (初回限定生産) 1 [Blu-ray]」
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関連サイト
秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/index2.html
ボサボサ頭の女子高生 名探偵マーニー1巻 「毎度一筋縄では済まないところが味わい」（アキバblog）
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51373765.html
女子高生探偵が事件を解決へと導く漫画「名探偵マーニー」（newAkiba.com）
http://www.new-akiba.com/archives/2012/12/post_28097.html

この記事もどうぞ。
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